🐕 シニア犬の食事のお悩み解決ガイド!食べにくそう・吐き戻すなどへの対処法
2025.10.29 BLOG
こんにちは!ペットホテル&トリミングサロン ワンルーク一宮駅店です🌟
愛犬が年を重ねてシニア期に入ると、今まで普通にできていた食事にも変化が現れることがあります。「最近、ゴハンを食べにくそうにしている」「吐き戻すことが増えた」など、飼い主さんからそんなお悩みをよく伺います。
私たちワンルークでは、日々たくさんのシニア犬をお預かりする中で、食事に関する様々なご相談を受けてきました。今回は、シニア犬によくある食事のお悩みとその解決法について、私たちの経験も交えながら詳しくご紹介していきます💡
大切な家族であるワンちゃんが、いつまでも美味しく楽しく食事ができるよう、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!
🍽️ お悩み1:ゴハンを食べにくそうにしている
シニア犬になると、体幹を支える筋肉や、食べ物を飲み込むための筋肉が衰えてきます。そのため、今まで問題なく食べていたゴハンでも、食べにくさを感じるようになることがあるんです。
食器の高さと形状を見直しましょう
ワンルークでペットホテルをご利用いただく際、お預かりしているシニア犬の中には、食器の高さを調整するだけで驚くほど食べやすくなる子がいます✨
食器の高さは、愛犬の体高や首の角度に合わせて調整することが大切です。床に直置きの食器だと、首を下げすぎて食べ物が食道を通りにくくなってしまいます。一般的には、愛犬が立った状態で少し首を下げる程度の高さ、胸の高さくらいがちょうど良いとされています。
専用の食器台を使うのもいいですし、滑り止めのついた台や、本などで高さを調整することもできます。ただし、本などで代用する場合は、しっかり固定して倒れないように注意してくださいね。
犬種に合わせた食器選びも重要です
食器の形状も実はとても重要なポイントなんです。たとえば、フレンチブルドッグやパグなどの短頭種(鼻が短い犬種)の場合、顔の形状から深い食器だと食べにくいことがあります。
こういった犬種には、底が丸みを帯びていて口径の広い、浅めの食器がおすすめです。舌ですくいやすく、顔全体を食器に入れなくても食べやすい形状を選んであげましょう。
反対に、マズル(鼻先)が長い犬種の場合は、ある程度深さのある食器の方が食べやすいこともあります。愛犬の体型や犬種の特徴に合わせて、最適な食器を探してあげてください🎵
実際に、ワンルークにトリミングでいらっしゃるお客様の中にも、「食器を変えたら食べ残しがなくなった」というお声をいただくことがよくあります。食器選びひとつで、こんなに変わるんですね。
フードの形状を変えてみる工夫
食器を見直しても食べにくそうにしている場合は、フードそのものの形状を変えてみるのも効果的です。
ドライフードをお湯でふやかすと、柔らかくなって食べやすくなります。さらに、温めることで香りが立ち、食欲を刺激する効果も期待できます。お湯の温度は人肌程度のぬるま湯がおすすめです。熱すぎると栄養素が壊れてしまったり、やけどの原因になったりするので注意しましょう。
ウエットフードに切り替えるのも良い方法です。最初は、いつものドライフードに少しずつウエットフードを混ぜて、徐々に慣れさせていくとスムーズに移行できます。
また、ドライフードを細かく砕いたり、ミキサーでペースト状にしたりする方法もあります。飲み込む力が弱くなっている子には、特に効果的ですよ。
🍖 お悩み2:食への執着が増した
「さっき食べたばかりなのに、またゴハンを欲しがる」「ずっとキッチンの前で待っている」など、食への執着が強くなるシニア犬もいます。
これは、脳の老化によって満腹感を感じにくくなったり、認知機能の変化によって食べたことを忘れてしまったりすることが原因の場合があります。
ゴハン以外の楽しみを増やしてあげましょう
食事への執着が強くなっている場合、食事以外の楽しみを見つけてあげることが大切です。そうすることで、愛犬の気持ちが食事だけに集中しすぎないようにできます😊
ワンルークでお預かりしているシニア犬の中にも、遊びの時間を増やすことで落ち着きを取り戻す子がたくさんいます。シニア犬でも楽しめる遊びとしておすすめなのが、嗅覚を使った遊びです。
たとえば、おやつを隠して探させる宝探しゲームは、体力をあまり使わずに楽しめます。部屋のあちこちにおやつを隠して「探して!」と声をかけると、鼻をクンクン鳴らしながら一生懸命探す姿が見られますよ。これは本能的な狩猟行動を刺激するので、犬にとってとても満足感のある遊びなんです。
また、飼い主さんとのスキンシップやマッサージも、愛犬にとっては大切な時間です。優しく体を撫でたり、ブラッシングをしたりすることで、食事以外の喜びを感じてもらえます。
知育おもちゃで満足度アップ
知育おもちゃを活用するのもとても効果的な方法です。中におやつやフードを入れて、犬が工夫して取り出すタイプのおもちゃは、食事の時間を長くして満足感を高めてくれます。
もともと犬は、狩りをして獲物を得ていた動物です。苦労して得た食べ物には、それだけ価値があると感じる習性があります。知育おもちゃを使うことで、この本能的な満足感を引き出すことができるんですね。
転がすとおやつが出てくるボール型のおもちゃや、引き出しを開けるタイプのパズルおもちゃなど、様々な種類があります。愛犬の好みや能力に合わせて選んであげてください。最初は簡単なものから始めて、慣れてきたら少しずつ難易度を上げていくのがコツです。
ただし、あまり難しすぎるとストレスになってしまうので、愛犬が楽しめるレベルのものを選びましょう。成功体験を積み重ねることが、犬の自信にもつながります✨
🤢 お悩み3:吐き戻してしまう
シニア犬が食べたものを吐き戻してしまうのは、飼い主さんにとってとても心配なことですよね。
年齢とともに胃や腸などの消化機能が衰えてくると、食べたものをうまく消化できずに吐き戻してしまうことがあります。また、一気に食べることで胃に負担がかかり、吐き戻しやすくなることもあります。
食事回数を増やして1回の量を減らす
吐き戻しを防ぐために最も効果的なのが、1日の食事回数を増やして、1回あたりの量を減らすことです💡
たとえば、今まで朝晩の1日2回だった食事を、朝・昼・晩の1日3回に分けたり、さらに1日4回に分けたりします。大切なのは、1日の総量は変えずに、1回に与える量を減らすことです。
こうすることで、一度に胃に入る食べ物の量が少なくなり、消化の負担が軽くなります。空腹の時間が短くなるので、勢いよく食べることも減り、吐き戻しのリスクが下がります。
ワンルークのペットホテルでお預かりする際も、吐き戻しやすい子には食事回数を増やす対応をさせていただいています。実際に、これだけで吐き戻しが改善するケースがとても多いんですよ。
食後の休息時間を確保する
食事の直後に激しく動くと、吐き戻しやすくなります。食後は少なくとも30分から1時間は、ゆっくり休ませてあげましょう。
興奮しやすい性格の子の場合、食事の前にも少し落ち着かせる時間を作るといいですね。興奮した状態で食べると、勢いよく飲み込んでしまい、吐き戻しの原因になることがあります。
また、食事の時間を決めて規則正しく与えることで、犬の体内リズムが整い、消化機能も安定してきます。できるだけ毎日同じ時間に食事を与えるようにしましょう。
フードの見直しも検討を
消化しやすいシニア犬用のフードに切り替えるのも一つの方法です。シニア犬用のフードは、タンパク質や脂質の量が調整されていて、消化に配慮した設計になっています。
フードを変える際は、いきなり全部を新しいフードにするのではなく、今までのフードに少しずつ混ぜながら、1週間から10日くらいかけて徐々に切り替えていくことが大切です。急な変更は、かえって消化不良を起こす原因になってしまいます。
🥺 お悩み4:食が細くなった
シニア犬になって食が細くなることも、よくあるお悩みの一つです。
食欲が落ちる原因は様々ですが、まず注意したいのは病気の可能性です。歯の痛み、内臓の疾患、ホルモンバランスの乱れなど、何らかの病気が隠れている場合があります。急に食欲がなくなったり、食べる量が明らかに減ったりした場合は、早めに動物病院で診てもらいましょう。
運動で胃腸を活発にする
病気が原因でない場合、運動不足によって胃腸の働きが鈍くなっている可能性があります。体を動かすことで、胃腸も活発に動き出し、食欲が戻ることがあるんです🚶♀️
ワンルークでは、ペットホテルご利用中のシニア犬にも、その子の体力に合わせた運動を心がけています。激しい運動は必要ありません。室内をゆっくり歩いたり、短い時間の散歩だったりするだけでも十分効果があります。
特に、足を動かす運動は胃腸を刺激する効果が高いと言われています。無理のない範囲で、毎日少しずつでも体を動かす習慣をつけてあげましょう。
明るい声かけや、好きなおやつを使って、愛犬のやる気を引き出すのがポイントです。「お散歩行こうか!」と楽しそうに誘ってあげると、犬も嬉しくなって動く気持ちが出てきます😊
嗜好性の高いフードで体重をキープ
食が細くなると、体重が減ってしまうことが心配ですよね。体重の減少は、筋肉量の低下や免疫力の低下にもつながります。
そんなときは、香りが強くて嗜好性の高いウエットフードを試してみるのがおすすめです。ウエットフードは水分も多く含まれているので、水分補給にもなります。
また、いつものドライフードに、茹でた鶏肉や野菜をトッピングするのも効果的です。新しい風味が加わることで、食欲が刺激されることがあります。
大切なのは、愛犬が食べてくれるものを見つけることです。いくつか種類を試してみて、愛犬の好みを探してあげてください。ただし、急激なフードの変更は消化不良の原因になるので、少しずつ試すようにしましょう。
食事の温度を調整することも試してみる価値があります。人肌程度に温めると香りが立ち、食欲をそそることがあります。
🤔 お悩み5:選り好みをするようになった
「このフードは食べるけど、あのフードは食べない」「トッピングがないと食べない」など、選り好みをするようになることもシニア犬によくある変化です。
これは単なるワガママではないかもしれません。消化機能の衰えによって、タンパク質や脂質を分解しにくくなり、体が本能的に「これは食べたくない」と拒否している可能性があるんです。
トッピングで変化をつけて楽しませる
選り好みをする場合は、ベースとなるフードは変えずに、トッピングで変化をつけてあげるのがおすすめです🍽️
ワンルークにいらっしゃるお客様からも、「トッピングを変えるようになってから、また食べるようになった」というお声をよくいただきます。
トッピングとして使えるものはたくさんあります。茹でた鶏肉(ささみや胸肉)、茹でた野菜(かぼちゃ、さつまいも、にんじんなど)、納豆、ヨーグルト、カッテージチーズなどが人気です。
日替わりでトッピングを変えてあげると、毎日の食事が楽しみになります。月曜日は鶏肉、火曜日はかぼちゃ、水曜日はヨーグルト、といった感じで、パターンを作っておくと管理もしやすいですよ。
ただし、トッピングの量が多くなりすぎると、栄養バランスが崩れてしまいます。基本のフードをメインに、トッピングはあくまで風味づけ程度の少量にとどめましょう。全体の食事量の10%程度までが目安です。
フードの見直しも検討を
選り好みが続く場合は、今のフードが愛犬の体に合わなくなっている可能性もあります。シニア犬用の、より消化しやすいフードへの切り替えを検討してみてもいいでしょう。
最近は、シニア犬向けに様々なタイプのフードが販売されています。タンパク質の種類(鶏肉、魚、ラムなど)や、粒の大きさ、硬さなど、選択肢はたくさんあります。
サンプルを試してみたり、小さいサイズで購入したりして、愛犬が喜んで食べるフードを探してあげてください。ただし、何度もお伝えしていますが、フードの切り替えは必ず少しずつ、時間をかけて行うことが大切です。
🏥 食事の変化で気をつけたいこと
シニア犬の食事の変化には、様々な原因が隠れている可能性があります。ここでは、特に注意したいポイントをまとめてご紹介します。
病気のサインを見逃さない
食事に関する変化の中には、病気のサインが含まれていることがあります。以下のような症状が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。
- 突然食べなくなった
- 食べようとするが痛がる様子がある
- 吐き戻しが頻繁に続く
- 下痢や便秘が続いている
- 体重が急激に減少している
- 水を飲む量が極端に増えた、または減った
- 元気がなく、ぐったりしている
これらの症状は、歯の病気、消化器系の疾患、腎臓病、糖尿病など、様々な病気の可能性を示しています。
ワンルークでトリミングやペットホテルをご利用いただく際も、愛犬の様子に気になる点があれば、すぐに飼い主さんにお伝えするようにしています。早期発見が、治療の成功につながりますからね💡
水分補給も忘れずに
シニア犬は喉の渇きを感じにくくなることがあり、水分不足になりやすい傾向があります。特に、ドライフードだけを食べている場合は、意識的に水分補給をさせてあげることが大切です。
水飲み場を複数用意したり、食事にお湯を加えたり、ウエットフードを取り入れたりして、水分摂取量を確保しましょう。
水を飲む量が減っている場合は、水に少しだけ鶏肉の茹で汁を加えると、香りに誘われて飲んでくれることがあります。ただし、塩分は控えめにしてくださいね。
🌟 ワンルークからのアドバイス
私たちワンルーク一宮駅店では、日々多くのシニア犬をお預かりし、トリミングやペットホテルのサービスを提供しています。その中で学んだことを、少しシェアさせていただきますね😊
個体差を理解することが大切
シニア犬といっても、その状態は本当に様々です。同じ年齢でも、元気いっぱいの子もいれば、介護が必要な子もいます。犬種によっても、シニア期の特徴は異なります。
大切なのは、一般的な情報を参考にしながらも、自分の愛犬をよく観察して、その子に合った対応を見つけることです。今日ご紹介した方法も、すべての犬に当てはまるわけではありません。
愛犬の様子を見ながら、いろいろ試してみて、その子に最適な方法を見つけてあげてください。
楽しい食事時間を大切に
食事は、犬にとって一日の中でとても楽しみな時間です。シニア犬になっても、その楽しみは変わりません。
食べやすさや健康に配慮することはもちろん大切ですが、「食べる喜び」を感じられることも同じくらい重要です。無理に食べさせようとしたり、厳しく制限したりするのではなく、愛犬が楽しく食事できる環境を整えてあげましょう。
飼い主さんの笑顔も、愛犬にとっては最高のトッピングです。「美味しいね」「上手に食べたね」と声をかけながら、一緒に食事の時間を楽しんでください✨
定期的な健康チェックを
トリミングやペットホテルをご利用いただく際、私たちは愛犬の様子をしっかり観察させていただいています。普段と違う様子や、気になる点があれば、必ず飼い主さんにお伝えするようにしています。
定期的にプロの目でチェックを受けることも、愛犬の健康管理には有効です。ワンルーク一宮駅店では、トリミングの際に体の隅々まで確認させていただいています。皮膚の状態、被毛の状態、体型の変化など、日常生活では気づきにくい変化に気づくこともあります。
また、ペットホテルをご利用いただくことで、愛犬が他の環境でどのように食事をするのか、私たちスタッフの目線からお伝えすることもできます。「お家では食べないのに、ホテルでは完食しました」というケースもあり、そこから解決のヒントが見つかることもあるんですよ🎵
💕 最後に:愛犬との時間を大切に
シニア犬の食事の悩みについて、たくさんお話しさせていただきました。
年を重ねることで、食事に変化が出てくるのは自然なことです。でも、適切な工夫をすることで、シニア犬も快適に食事を楽しむことができます。
大切なのは、愛犬をよく観察し、その子に合った方法を見つけてあげること。そして、焦らず、根気強く付き合ってあげることです。
私たちワンルーク一宮駅店は、愛知県一宮市エリアで、ペットファーストのサービスをお手頃な価格でご提供しています。トリミングやペットホテルのご利用の際には、シニア犬の食事についてのお悩みも、お気軽にご相談ください😊
愛犬がいつまでも健康で、美味しく楽しく食事ができるよう、私たちスタッフ一同、全力でサポートさせていただきます!
皆様とワンちゃんのご来店を、心よりお待ちしております🐕💕
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