トイレの失敗・食糞のお悩みについて
2025.10.23 BLOG
決まった場所でできない、排泄物を食べてしまう時の対策
ワンちゃんとの暮らしの中で、飼い主さまから多くいただくお悩みのひとつが、トイレの失敗です。
「決まった場所でしてくれない」
「トイレシートの近くまでは行くのに外してしまう」
「うんちを食べてしまうことがある」
このようなお悩みは、子犬だけでなく成犬でも起こることがあります。
叱ってしまいたくなる場面もありますが、まずは原因を知り、ワンちゃんに合った環境づくりをしてあげることが大切です。
トイレを失敗してしまう理由
トイレの失敗には、いくつかの原因があります。
たとえば、トイレの場所が分かりにくい、シートが汚れている、周囲が落ち着かない、トイレまでの距離が遠いなど、環境が合っていない場合があります。
また、子犬の場合はまだ排泄のタイミングを自分でコントロールするのが難しく、遊んでいる途中や寝起きに間に合わないこともあります。
シニア犬では、足腰の衰えや認知機能の変化によって、今までできていたトイレが急にうまくいかなくなることもあります。
まずは「叱らない」ことが大切です
トイレを失敗した時に強く叱ってしまうと、ワンちゃんは
「排泄すること自体が悪いこと」
と勘違いしてしまう場合があります。
その結果、隠れて排泄したり、排泄物を片づけようとして食べてしまうことにつながることもあります。
失敗した時は、できるだけ落ち着いて片づけ、成功した時にしっかり褒めてあげましょう。
トイレ成功のポイント
トイレの成功率を上げるには、まず排泄しやすいタイミングを知ることが大切です。
特に、寝起き・食後・遊んだ後・水を飲んだ後は、トイレに行きやすいタイミングです。
このタイミングでトイレに誘導し、成功したらすぐに褒めてあげましょう。
また、トイレの場所はできるだけ分かりやすく、落ち着ける場所に設置するのがおすすめです。
トイレシートが汚れていると嫌がるワンちゃんもいるため、こまめに交換して清潔に保つことも大切です。
食糞してしまう理由
食糞は、飼い主さまにとってとても心配になる行動です。
ただし、ワンちゃんにとっては必ずしも珍しい行動ではありません。
原因としては、退屈、ストレス、空腹、飼い主さまの反応を引きたい、排泄物を隠そうとしているなどが考えられます。
また、消化不良や食事内容が合っていない場合、便にフードの匂いが残り、興味を持ってしまうこともあります。
食糞対策でできること
一番大切なのは、食べる前にすぐ片づけることです。
食糞を見つけた時に大きな声を出すと、ワンちゃんにとっては「飼い主さんが反応してくれた」と感じてしまうことがあります。
そのため、できるだけ騒がず、静かに片づけましょう。
また、運動不足や退屈が原因になっている場合もあるため、散歩や遊びの時間を増やしてあげることも効果的です。
食事量やフードが合っているか不安な場合は、動物病院で相談してみるのも安心です。
こんな時は動物病院へ相談を
急にトイレの失敗が増えた場合や、下痢・血便・頻尿・元気がないなどの症状がある場合は、体調不良が関係している可能性もあります。
特に、今まで問題なくできていた子が突然失敗するようになった場合は、病気のサインが隠れていることもあります。
気になる変化がある時は、早めに動物病院へ相談しましょう。
トリミングサロンでも気づけることがあります
トリミングサロンでは、皮膚や被毛だけでなく、ワンちゃんの体調や様子の変化に気づくことがあります。
お尻まわりの汚れ、皮膚の赤み、下痢の跡、においの変化など、普段のお手入れの中で分かることもあります。
気になることがあれば、トリミングの際にお気軽にご相談ください。
まとめ
トイレの失敗や食糞は、飼い主さまにとって大きなお悩みですが、ワンちゃんがわざと困らせようとしているわけではありません。
環境、生活リズム、体調、ストレスなど、さまざまな理由が関係していることがあります。
叱るよりも、成功しやすい環境を整え、できた時にしっかり褒めてあげることが大切です。
ワンちゃんの性格や年齢に合わせて、焦らず少しずつ改善していきましょう。
