【保存版!!】自宅でできる!猫のトリミングを安全に進めるための完全ガイド
2025.07.25 コラム

こんにちは!
ワンルーク守山区中新店です✨
猫のトリミングは、見た目を美しく保つだけでなく、猫自身の健康維持にも繋がる大切なケアです。
特に長毛種の猫や、自分で毛づくろいが十分にできなくなった高齢の猫にとっては、毛玉の防止や皮膚の健康を保つために欠かせません。
この記事では、自宅でトリミングを行う際の注意点から、プロにお願いする場合のサロン選びのポイントまで、分かりやすく解説します。
1. 自宅でトリミング:始める前の準備と心構え
自宅でのトリミングは、猫とのコミュニケーションを深める良い機会ですが、無理強いは禁物です。
猫がリラックスできる環境を整え、少しずつ慣らしていくことが成功の鍵です。
必要な道具
まずは、猫のトリミングに適した道具を揃えましょう。[6]
道具 | 目的と選び方のポイント |
ブラシ・コーム | 毛の種類に合ったものを選びましょう。長毛種には毛の絡まりをほぐすスリッカーブラシやコーム、短毛種にはラバーブラシが適しています。 |
バリカン | 全身のカットには刃幅の広いもの、足裏やお尻周りなどの細かい部分には刃幅の狭いものが便利です。音が小さく振動の少ない、ペット用のものを選びましょう。 |
ハサミ | バリカンが苦手な猫や、細かい部分の調整に使います。先端が丸く加工された、安全性の高いものを選びましょう。 |
爪切り | 猫専用の爪切りを用意しましょう。人間用のものは爪が割れる原因になるため避けてください。 |
おやつ | トリミング中に大人しくできたら褒めてあげたり、気をそらしたりするために使います。 |
始める前に
- 健康状態のチェック: トリミングは猫の体に負担をかけることもあるため、体調が良い時に行いましょう。
- ブラッシング: まずはブラッシングで毛のもつれをほぐし、毛玉があれば丁寧に取り除きます。
どうしてもほぐれない毛玉は、皮膚を傷つけないよう根元からハサミで切り取ります。 - 道具に慣れさせる: バリカンなどの道具を初めて見る猫は警戒します。
事前に匂いを嗅がせたり、音を聞かせたりして、少しずつ慣れさせましょう。
2. 部位別!トリミング中の注意点
実際にトリミングを始める際は、猫がリラックスしているタイミングを見計らい、短時間で済ませることを心がけましょう。
無理に押さえつけると、猫が暴れて怪我をする危険があります。
- 全身(バリカン): 皮膚に平行に刃をあて、毛の流れに沿って優しく動かします。
皮膚は非常に薄いため、シワが寄っている部分は軽く引っ張りながらかけると安全です。 - お腹・脇の下: 毛玉ができやすい部位ですが、皮膚を傷つけやすい場所でもあります。
無理にバリカンをあてず、毛先をカットする程度にしましょう。 - お尻周り: 排泄物で汚れやすい部分は、肛門を中心に放射線状にバリカンをかけると綺麗に仕上がります。
- 足裏: フローリングなどで滑らないよう、肉球にかかる毛をカットします。バリカンを使うと便利です。
- 顔周り・しっぽ: 非常にデリケートな部分なので、自宅でのカットは避けた方が安全です。
どうしても気になる場合は、ヒゲを切らないように細心の注意を払いましょう。 - 爪切り: 爪の内側には血管が通っているため、先端の透明な部分だけを少しずつ切りましょう。
一度に切ろうとせず、数回に分けて行うのがコツです。
3. トリミング後のケア
トリミングが終わったら、頑張った愛猫をたくさん褒めてあげましょう。
- 皮膚のチェックと保湿: カット後は皮膚の状態をよく観察し、赤みなどがないか確認します。
毛が短くなった皮膚は乾燥しやすいため、猫用の保湿剤でケアするのも良いでしょう。 - 清潔を保つ: カットした毛が残らないように、再度ブラッシングをしたり、
ウェットティッシュで体を拭いたりしてあげましょう。
4. プロにお願いする場合:サロン選びと注意点
自宅でのトリミングが難しい場合や、全身のカットをしたい場合は、プロのトリマーにお願いするのが安心です。
サロン選びのポイント
- 猫専門または猫に慣れているか: 犬と猫では扱い方が異なります。猫の扱いに慣れたスタッフがいるか、猫専用のスペースが確保されているかなどを確認しましょう。
- 通いやすさと料金: 定期的に通うことを考えると、自宅からの距離や料金も重要なポイントです。
ただし、安さだけで選ぶのではなく、サービス内容や口コミもしっかり確認しましょう。 - 動物病院提携のサロン: 持病がある猫や高齢の猫の場合、万が一の際にすぐ対応してもらえる動物病院提携のサロンが安心です。
料金の目安
シャンプーとカットで、数千円から1万円以上が目安ですが、猫の種類や毛の長さ、サロンによって大きく異なります。
麻酔について
暴れてしまう猫の場合、安全のために鎮静剤や麻酔を使用することがあります。
その際は、事前に血液検査などが必要になる場合があるため、獣医師とよく相談しましょう。
※麻酔は医療行為のため当店では行なっておりません
5. 毛玉を予防するために
日頃からのケアで、トリミングの手間を減らし、猫の負担を軽減することができます。
- こまめなブラッシング: 毎日のブラッシングで抜け毛を取り除き、毛玉ができるのを防ぎましょう。
- 毛玉ケアフード: 食物繊維が豊富なフードは、飲み込んでしまった毛の排出を助ける効果が期待できます。
愛猫の性格や毛質に合った方法で、無理なくトリミングを取り入れて、猫との快適な毎日を送りましょう。