トリマー直伝ブラシの選び方|練馬・石神井公園で毛質別の正解を解説
2026.09.13 BLOG
ブラシを買っても毛玉が防げない飼い主さんへ|毛質別の選び方と、家で差が出る使い方
ブラシで毛玉が防げないのは、腕のせいではありません。😊
多くの場合、毛質に合っていないブラシを使っているだけなんです。
犬の毛は犬種によって性質がまったく違い、正解のブラシも変わります。
これは、練馬・石神井公園で愛犬のケアに悩むあなたにも、そのまま当てはまります。
「毎日ブラッシングしてるのに毛玉ができる」
「ブラシの種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」
正直なところ、そう感じている方はとても多いです。
この記事では、毛質別のブラシの選び方と、家で差が出る使い方を、トリマーの視点でわかりやすくお伝えします。
道具が合うと、毎日のケアが驚くほどラクになりますよ。🐾
【この記事のポイント】
- 🐾 毛玉が防げない原因の多くは「毛質に合わないブラシ」
- ⚠️ スリッカー・コーム・ピンブラシは役割が違う。使い分けが鍵
- 💡 力の入れ方と順番を変えるだけで、家でのケアに差が出ます
この記事の結論
一言でいうと、「ブラシは毛質で選び、役割で使い分ける」。
毛玉が防げない一番の原因は、毛質とブラシのミスマッチ。
巻き毛・直毛・ダブルコートで、選ぶべきブラシは変わります。
そして、スリッカーブラシ・コーム・ピンブラシは、それぞれ役割が違います。
正しい道具を、正しい順番と力加減で使えば、家でのケアはぐっとラクになります。
毛質別に見る、ブラシ選びの正解
ここでは、犬の毛質を3タイプに分けて、それぞれに合うブラシを説明します。
自分の子がどのタイプかを知ることが、選び方の第一歩です。
タイプ①:巻き毛(トイプードル・ビションなど)
巻き毛の子は、毛が絡まりやすく、毛玉ができやすい代表格です。
理由は、カールした毛が互いに引っかかりやすいから。
この毛質には、細い金属ピンが並んだ「スリッカーブラシ」が基本になります。
スリッカーで毛の根元からとかし、そのあと「コーム(くし)」で毛玉の取り残しをチェックするのが王道です。
よくあるのが、表面だけをなでてブラッシングした気になっているパターン。
巻き毛の毛玉は、皮膚に近い根元からできるので、表面だけでは防げません。
先日も、「毎日といていたのに脇の下に大きな毛玉が」という相談がありました。
見てみると、いつも背中だけをとかして、脇やお腹、耳の後ろが手つかずだったんです。
巻き毛は「絡まりやすい場所」を意識してとかすことが、何よりのコツです。
具体的に絡まりやすいのは、脇の下、内もも、耳の裏、首輪やハーネスが当たる部分。
ここは動きや摩擦で毛がこすれ合うので、どうしても毛玉ができやすいんです。
その子を仰向けやおすわりにして、隠れた部分まで手を入れてとかすと、毛玉予防の精度がぐっと上がります。
正直なところ、背中がきれいでも、脇に毛玉がある子はとても多いです。
「見える場所」だけでなく「触れる場所」全体をとかす意識を持ってみてください。
タイプ②:ダブルコート(柴犬・ポメラニアン・コーギーなど)
ダブルコートの子は、硬い上毛とやわらかい下毛の二重構造です。
換毛期には下毛がごっそり抜けるので、抜け毛対策が中心になります。
この毛質には、下毛をかき出せる「スリッカー」や「獣毛ブラシ」に加え、抜け毛を効率よく除去する専用ブラシが役立ちます。
ただし、下毛を取る道具は、使いすぎると必要な毛まで取ってしまうことがあります。
ケースによりますが、換毛期以外は週に数回程度にとどめるのが安心です。
ポメラニアンの飼い主さんから「抜け毛がすごくて掃除が大変」とよく相談されますが、道具と頻度を整えるだけで、抜け毛の飛散はかなり減らせます。
ダブルコートのケアで意外と大事なのが、「毛の流れに沿ってとかす」こと。
逆立てるようにとかすと、下毛が引っかかって犬が嫌がりやすくなります。
体の後ろから前へではなく、頭から尻尾に向かって、毛並みに沿ってやさしく。
そして、換毛期は無理に一度で全部取ろうとせず、数日に分けてケアするほうが皮膚にやさしいです。
短時間で切り上げて、こまめに続ける。
これがダブルコートの抜け毛と上手につきあうコツです。
判断基準:3つの毛質タイプで自分の子を見分ける
ここが一番大事なところです。
まず、自分の子がどのタイプかを知りましょう。
- 🌀 巻き毛タイプ:トイプードル・ビションなど。絡まりやすい→スリッカー+コーム
- 🧥 ダブルコートタイプ:柴犬・ポメ・コーギーなど。抜け毛が多い→スリッカー+抜け毛対策ブラシ
- ✨ 直毛・短毛タイプ:ダックス・チワワ(スムース)など。もつれにくい→ピンブラシ・獣毛ブラシで艶出し
迷ったら、トリミングのときにトリマーへ「うちの子に合うブラシは?」と聞くのが確実です。
当店でも、その子の毛を実際に見ながら、ぴったりの道具をご案内しています。
ちなみに、直毛・短毛タイプは「もつれにくいからケア不要」と思われがちですが、それは誤解です。
短毛の子も日々抜け毛があり、皮膚には汚れや古い毛がたまります。
獣毛ブラシやラバーブラシでやさしくとかすと、抜け毛を取りながら血行も促せて、毛づやが良くなります。
「うちは短毛だからブラシはいらない」と思っていた飼い主さんが、とかし始めてから毛の艶が変わったと驚かれることもあります。
毛質を問わず、その子に合った道具でのケアは、必ず意味があるんです。
道具選びで迷う時間が、これで一気に短くなります。
家で差が出る、ブラシの使い方
正しいブラシを選んだら、次は使い方です。
同じ道具でも、使い方で仕上がりとラクさが大きく変わります。
力加減は「皮膚を引っかかない」が基本
一番よくある失敗が、力の入れすぎです。
スリッカーの金属ピンは細いので、強く当てると皮膚を傷つけたり、赤み(ブラシ焼け)が出たりします。
正しくは、ブラシの重さを利用するくらいの軽い力で十分。
「毛をとかす」より「毛を持ち上げるように滑らせる」イメージです。
実は、力を抜いたほうが毛玉はよくほぐれます。
犬の皮膚トラブルは、アニコムの「家庭どうぶつ白書」でも保険請求の上位に入るテーマ。
やさしいブラッシングは、皮膚を守ることにもつながります。
順番は「毛先から根元へ」少しずつ
もう一つのコツが、とかす順番です。
いきなり根元からとかすと、毛玉に引っかかって犬が痛がります。
正しくは、毛先のほうから少しずつ、絡まりをほどきながら根元へ進めること。
毛玉があったら、片手で根元を押さえてから、毛先側をゆっくりほぐします。
こうすると皮膚が引っぱられず、犬も嫌がりにくくなります。
「痛くない」と分かると、ブラッシングを嫌がらなくなる子も多いんです。
もう一つ、順番でおすすめなのが「嫌がりにくい場所から始める」こと。
いきなり脇やお腹など敏感な部分に触ると、犬は身構えてしまいます。
まずは背中や肩など、なでられて気持ちいい場所からスタート。
リラックスしてきたら、少しずつ絡まりやすい部分へ移っていきます。
実は、ブラッシングは「毛を整える時間」であると同時に「スキンシップの時間」でもあります。
やさしく声をかけながら進めると、犬にとってうれしい時間に変わっていきますよ。😊
嫌がるケア・ほどけない毛玉は、無理せずお任せを
最後に大切なことを一つ。
どうしてもほどけない毛玉や、犬が嫌がって触らせてくれない部分は、無理にやらないでください。
固まった毛玉を家でハサミで切るのは、皮膚を切ってしまう事故のもとです。
こうしたケアこそ、プロにお任せいただくのが安心です。
当店では、皮膚を傷つけないよう安全に毛玉をほどき、必要に応じてカットで対応します。
「家で頑張りすぎず、難しいところは任せる」
この線引きができると、飼い主さんも犬も、毎日がずっとラクになりますよ。😊
目安としては、毛玉が指で軽くほぐせるうちは家でケア、固まって動かなくなったらプロへ。
そのくらいの気持ちでいると、無理なく続けられます。
トリミングのついでに「この毛玉、家でどうすればよかったですか」と聞いていただければ、その子に合ったやり方をお伝えします。
家でのケアとプロのケアは、対立するものではなく、二人三脚で愛犬の毛並みを守るものなんです。
よくある質問
Q1. 毎日ブラッシングしているのに毛玉ができます。なぜ?
毛質にブラシが合っていないか、根元まで届いていない可能性があります。
脇・お腹・耳の後ろなど、絡まりやすい場所を重点的にとかしてみてください。
Q2. スリッカーとコームはどちらを買えばいいですか?
巻き毛の子は両方あると安心です。
スリッカーでとかし、コームで取り残しを確認する流れが基本です。
Q3. ブラシを嫌がる子には、どうすればいいですか?
毛先から軽い力でとかし、短時間で切り上げるのがコツです。
終わったらほめて、いいことと結びつけてあげてください。
Q4. どのくらいの頻度でブラッシングすればいいですか?
巻き毛は毎日、ダブルコートは週数回が目安です。
換毛期は回数を増やすと抜け毛が減らせます。
Q5. 短毛の子にもブラッシングは必要ですか?
必要です。抜け毛を取り、血行を促す効果があります。
獣毛ブラシで艶出しをすると、毛づやが良くなります。
Q6. 固まった毛玉は自分で切っても大丈夫ですか?
皮膚を切る事故が多いので、おすすめしません。
無理をせず、当店など専門の手にお任せください。
Q7. ブラシはどのくらいで買い替えればいいですか?
ピンが曲がったり、先のガードが取れたら替えどきです。
傷んだブラシは皮膚を傷つけやすいので注意してください。
まとめ
毛玉が防げないのは、腕ではなく道具選びの問題であることがほとんどです。
巻き毛・ダブルコート・短毛で、選ぶべきブラシは変わります。
そして、軽い力で毛先から少しずつ、が家で差が出る使い方のコツ。
絡まりやすい脇やお腹、耳の裏まで手を入れることも忘れないでください。
どうしてもほどけない毛玉や、犬が嫌がって触らせてくれないケアは、無理せずプロにお任せください。
道具が合えば、毎日のブラッシングはもっと楽しく、愛犬とのふれあいの時間になります。
迷ったときは、その子の毛を実際に見てもらいながら選ぶのが一番の近道です。
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