🐕 犬のお留守番は○時間が限界?長時間留守番のコツや注意点 🏠
2025.05.21 BLOG

こんにちは!岐阜市のペットサロン・ペットホテル ONELUKE(ワンルーク) です。
今日は飼い主さんが気になる「愛犬のお留守番」についてお話しします。
共働きのご家庭や一人暮らしの飼い主さん、また急な外出が必要な場合など、愛犬を留守番させなければならない状況は誰にでもあります。「どのくらいの時間なら大丈夫?」「留守番中に何か問題が起きないか心配…」そんな飼い主さんの疑問や不安にお答えします!
🕒 犬の留守番時間の基本
「犬は何時間まで留守番できるの?」これは多くの飼い主さんが気になる質問です。結論から言うと、健康な成犬であれば4〜6時間程度の留守番が目安と言われています。しかし、最大でも12時間程度が限界だと考えておきましょう。
なぜなら犬は猫と違って、食事の量を自分で調節しながら食べることが苦手な動物だからです。朝と夕方の2回はきちんと食事を与えられるタイミングで帰宅できることが理想的です。
また、犬は社会性の高い動物であり、長時間の孤独はストレスになります。飼い主さんと過ごす時間が長ければ長いほど、愛犬の心は安定します。必要以上に長時間の留守番は避けたいものです。
🚽 トイレ事情と留守番時間
犬の留守番時間を考える上でとても重要なのが「トイレ事情」です。
- 室内でトイレができる犬: トイレシートやトイレトレーなど、室内でトイレができる環境が整っていれば、比較的長い時間の留守番が可能です
- 外でしかトイレができない犬: 4〜5時間程度が限界と考えましょう。それ以上になると、我慢するストレスや体調不良の原因になることも
多くの成犬は4〜6時間程度であれば膀胱を我慢できると言われていますが、個体差が大きいので、自分の愛犬の排泄リズムをよく観察して判断することが大切です。
🐩 犬種・年齢・性格による留守番の違い
犬の留守番の適性は、犬種・年齢・性格によって大きく異なります。
犬種による違い
- 分離不安になりやすい犬種: ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー、ビーグルなど、人との絆が強い犬種は分離不安になりやすい傾向があります
- 比較的一人でも過ごせる犬種: シーズー、柴犬、バセンジーなど、やや独立心の強い犬種は留守番に比較的強いとされています
ただし、これらはあくまで傾向であり、同じ犬種でも個体差がありますので、愛犬の様子をよく観察することが大切です。
年齢による違い
- 子犬(〜1歳未満): 子犬は膀胱が未発達で我慢できる時間が短く、また社会化期にあたるため、2時間程度が限界です。長時間の留守番は避けるべきでしょう
- 成犬(1歳〜8歳): 適切な環境とトレーニングがあれば、4〜6時間程度の留守番が可能です
- シニア犬(8歳〜): 加齢に伴い膀胱機能が低下することがあるため、成犬よりも短い時間での留守番が望ましいでしょう
性格による違い
- 社交的な性格: 人や他の動物との交流を好む犬は、留守番中の孤独感が強くなりがちです
- 独立心のある性格: 一人の時間も平気で過ごせる犬は、比較的長い留守番も可能かもしれません
- 不安になりやすい性格: 些細な物音に敏感に反応したり、飼い主と離れると不安になったりする犬は、留守番中にストレスを感じやすいでしょう
⏱️ 留守番の時間別対策
留守番の時間によって、準備や対策を変えていくことが大切です。
短時間留守番(2〜3時間)
短時間の留守番であれば、基本的な準備で問題ありません。
- 出かける前に十分な運動をさせる
- 新鮮な水を用意する
- 快適な温度環境を整える
- 安全な空間を確保する(危険なものは片付ける)
中時間留守番(4〜6時間)
半日程度の留守番になる場合は、より念入りな準備が必要です。
- 朝はいつもより長めの散歩で十分に運動させる
- トイレシートを多めに用意する
- 知育玩具やおもちゃを用意して退屈しのぎを
- お留守番用の特別なおやつを与える
長時間留守番(7〜12時間)
- 自動給餌器・自動給水器の活用を検討する
- ペットカメラで様子を確認できるようにする
- 可能であれば、お昼休みに一度帰宅する
- ドッグシッターやペットホテルの利用も検討する
🏡 留守番環境の整え方
愛犬が安心して過ごせる環境づくりは、成功する留守番の鍵です!
安全な空間の確保
- 危険物の排除: 電気コード、小さな物、誤飲しやすいもの、有毒な観葉植物などは犬の手の届かない所に片付けましょう
- 適切なスペース: ケージやサークル、部屋の一部をゲートで区切るなど、愛犬が安全に過ごせるスペースを確保します。しかし、あまりに狭いスペースは逆にストレスになることも
快適な環境づくり
- 温度管理: 季節に応じた適切な室温を保ちましょう(夏は26〜28℃、冬は18〜20℃程度)
- 湿度管理: 適切な湿度も重要です(40〜60%程度)
- 騒音対策: 外の騒音が気になる場合は、音楽やテレビをつけておくのも有効です
- 寝床の用意: 愛犬のお気に入りのベッドやクッションを用意しましょう
必要なアイテム
- 新鮮な水: 新鮮な水を十分な量用意しましょう。長時間の場合は自動給水器も検討を
- トイレ環境: 室内トイレの場合は、複数のトイレシートを用意しておきましょう
- おもちゃ: 噛むことで気持ちを落ち着かせられるおもちゃや、知育玩具を数種類用意すると良いでしょう
- 飼い主の匂いのするもの: 古着など飼い主の匂いのするものを置いておくと、安心感につながります
🎓 留守番トレーニングの方法
いきなり長時間の留守番は犬にとって大きなストレスです。少しずつ慣らしていくことが大切です。
基本的なステップ
- 短時間から始める: まずは5分、10分など、非常に短い時間から始めましょう
- 徐々に時間を延ばす: 犬が落ち着いて過ごせるようになったら、少しずつ時間を延ばしていきます
- 出入りを淡々と: 出かける時も帰宅時も、大げさな別れや再会は避け、淡々と行いましょう
- 出かける前の合図を変える: 鍵を持つ、コートを着るなど、「出かける」という合図に犬が敏感に反応する場合は、出かけない時もその動作をすることで、脱感作します
分離不安対策
分離不安がある場合は、特に慎重なトレーニングが必要です。
- 出かける前の儀式を変える: いつも同じパターンで出かけていると、犬はその前兆で不安になります。パターンを変えてみましょう
- 短時間の留守を繰り返す: 本当に出かけなくても、短時間家の外に出て戻るを繰り返すことで、「飼い主は必ず帰ってくる」という安心感を与えます
- 専門家に相談: 深刻な分離不安の場合は、動物行動学の専門家や獣医師に相談しましょう
🚨 留守番中のトラブル対策
留守番中に起こりがちなトラブルとその対策についてご紹介します。
よくあるトラブル
- 無駄吠え・遠吠え: 寂しさや不安からくる鳴き声は、近隣トラブルの原因になることも
- 破壊行動: 家具やドアを噛む、引っ掻くなどの行動
- 排泄の失敗: トイレでできていた犬が、ストレスから室内で排泄してしまうケース
- 食欲低下: 飼い主がいないことでの不安から、食事を取らなくなること
対策
- ペットカメラの活用: 留守中の様子を確認できるカメラを設置しましょう。話しかけられるタイプなら、声をかけることも可能です
- 自動おもちゃの活用: タイマー式でおやつが出てくるおもちゃや、自動で動くボールなどを活用すると、留守番中も退屈しにくくなります
- バックグラウンドノイズ: テレビやラジオをつけておくと、外の音が気になりにくくなります
- 獣医師に相談: 行動の問題が深刻な場合は、獣医師に相談し、場合によっては薬物療法を検討することも
👨👩👧👦 長時間留守番が必要な時の対処法
どうしても長時間の留守番が必要な場合の対処法をご紹介します。
家族や知人に協力を依頼
- 家族や友人、信頼できる近所の方に、留守中に様子を見に来てもらうのも一つの方法です
- 短時間でも犬の様子を確認してもらい、水の補充やトイレシートの交換、短い散歩などをお願いできると理想的です
ドッグシッターの利用
- プロのドッグシッターを利用することで、留守中も愛犬に適切なケアを提供できます
- 自宅に来てもらうタイプと、シッターの自宅で預かってもらうタイプがあります
- 事前に面会して、愛犬との相性を確認することをおすすめします
ドッグデイケア・ペットホテルの活用
- 日中は専門施設で過ごし、夕方に迎えに行くというスタイルも人気です
- 同じ犬種や同じ性格の犬と過ごせる環境を選ぶと、愛犬にとっても楽しい時間になります
- 定期的に利用することで、犬も環境に慣れ、安心して過ごせるようになります
💡 留守番に関するよくある質問
Q: 子犬はどのくらいの時間留守番できますか?
A: 子犬(特に生後3ヶ月〜6ヶ月)は膀胱の発達が未熟なため、基本的には月齢+1時間が目安です。例えば3ヶ月の子犬なら最大4時間程度が限界と考えましょう。しかし子犬は社会化期でもあるため、あまり長時間の留守番は避けるべきです。
Q: シニア犬の留守番で特に注意することはありますか?
A: シニア犬は持病を抱えていることも多く、また突然の体調変化が起きる可能性があります。できるだけ短時間の留守番にとどめ、ペットカメラなどで様子を確認できるようにしておくことをおすすめします。また、関節の問題がある場合は、クッション性の高いベッドを用意するなど、快適な環境づくりも大切です。
Q: 留守番中の排泄の失敗が増えてきました。どうすれば良いですか?
A: まずは健康上の問題がないか獣医師に相談しましょう。膀胱炎や腎臓の問題などが原因の場合もあります。健康上の問題がなければ、留守番の時間を短くするか、お昼に様子を見に行けるようにするなどの対策を検討してみてください。
Q: 犬が留守番中に吠えて近所から苦情が来ました。どうすれば良いですか?
A: 吠えの原因を特定することが大切です。寂しさ、恐怖、縄張り意識など、様々な理由が考えられます。短時間の留守番から徐々に慣らしていくトレーニングを行うとともに、出かける前に十分な運動をさせるなどの対策を試してみてください。解決が難しい場合は、動物行動学の専門家に相談されることをおすすめします。
🏨 ONELUKEのペットホテルサービスのご案内
当店「ONELUKE(ワンルーク)」では、愛犬の留守番でお悩みの飼い主様に安心のペットホテルサービスをご提供しています。
ONELUKEペットホテルの特徴
- 快適な個室環境: 大型犬も余裕で過ごせる広々とした個室をご用意
- 食事管理: ご自宅からのお食事持ち込み可能
- 写真・動画サービス: お預かり中の様子を写真や動画でお知らせします
料金プラン
- 一時預かり最初の1H: ¥1,100〜
- 宿泊: 1泊2日のお預かり ¥3,850〜
- 長期パック: 7日以上の長期お預かり ¥3,300/泊〜
※料金はお部屋・サイズにより異なります。詳しくはお問い合わせください。
長期休暇シーズンは混み合いますので、お早めのご予約をお願いいたします。
💕 まとめ
愛犬との生活では、留守番は避けられない問題です。しかし、適切な環境づくりとトレーニング、そして必要に応じて専門サービスを利用することで、愛犬のストレスを最小限に抑えることができます。
犬は基本的に社会性の高い動物であり、飼い主と過ごす時間が長ければ長いほど幸せを感じます。仕事などでどうしても長時間の留守番が必要な場合も、週末は思いっきり一緒に過ごすなど、愛犬との絆を深める時間を大切にしてくださいね。
ONELUKEでは、留守番でお悩みの飼い主様をサポートするため、ペットホテルを提供しています。愛犬が快適に過ごせる環境で、安心してお預けいただけます。お気軽にご相談ください!
✨ ONELUKEは岐阜市で愛犬の「美容」と「健康」をトータルサポートするペットサロン・ペットホテルです。トリミング、シャンプー、ペットホテルなど、愛犬との幸せな時間をサポートするサービスを提供しています。✨
【🐾 ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店のご案内 🐾】
【ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店基本情報】
営業時間:9:00~20:00
住所:〒500-8864 岐阜県岐阜市真砂町12丁目6−1 ロロノアビル1階
電話番号:058-213-5717
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