🐾 愛犬の爪切り、正しい頻度とコツをマスターしよう! 🐾
2025.05.30 BLOG

こんにちは!岐阜市のペットサロン&ホテル「ONELUKE(ワンルーク)」です💕
今日は、多くの飼い主さんが「実は苦手…」と感じている犬の爪切りについて詳しくお話ししたいと思います。わんちゃんのケアの中でも特に難しいと感じる方が多い爪切りですが、コツさえつかめば怖くありません!✨
私たちONELUKEでも、日々たくさんのわんちゃんの爪切りをお手伝いしていますが、「うちの子、爪切り大嫌いで…」というお悩みをよく耳にします。そこで今回は、爪切りが必要な理由から正しい切り方、よくある悩みの解決法まで、詳しくご紹介します!🔍
📌 犬に爪切りが必要な理由とは?
🚨 爪が伸びすぎると事故やケガの原因に
昔、犬が野生や常に屋外で生活していた頃は、様々な地形を歩いたり、穴を掘ったりすることで自然と爪が削れていました。そのため、わざわざ爪を切る必要はありませんでした。🌳
しかし現代では、多くのわんちゃんが室内で過ごすことが多くなり、散歩コースもアスファルトやコンクリートが中心。このような環境では散歩だけでは爪が十分に削られず、適正な長さを保つことが難しいのです。😢
伸びすぎた爪は以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります:
- 🚶♀️ 歩行時に爪が地面に当たり、指や肉球に負担がかかる
- 🧶 カーペットや床に爪を引っかけて転倒する危険性
- 💔 根元から爪が折れたり、脱臼や骨折、関節を痛めたりするリスク
ONELUKEに来店されるわんちゃんの中にも、爪が伸びすぎて歩き方がおかしくなってしまったケースがありました。爪のケアは見た目だけでなく、健康維持のためにも大切なんですね!👍
⚠️ 狼爪(ろうそう)の巻き爪にも注意
犬の爪の中でも特に注意が必要なのが、前足にある「狼爪」という親指の爪です。この爪は地面に触れないため、自然に削れることがなく、切らないとどんどん伸び続けてしまいます。🌀
放置しておくと「巻き爪」となり、皮膚や肉球に食い込んで裂傷を負うこともあります。当サロンでも、初めてご来店いただいたときに狼爪が巻いてしまっていたわんちゃんを何度か見かけます。特に長毛種は毛に隠れて気づきにくいので要注意です!🔎
🔄 爪切りを怠ると悪循環に
犬の爪の中には血管と神経が通っていますが、これらは爪と一緒に伸びていきます。そのため、爪を伸ばしすぎると、通常の爪切りでは対応できなくなってしまうことも。😱
また、伸びた爪はちょっとしたことで折れやすく、中の血管や神経が露出してしまうリスクも。これはわんちゃんにとって大変な痛みを伴います。このような事態になってしまったら、すぐに動物病院での処置が必要になります。🏥
特に散歩量が少ないわんちゃんはまめに爪をチェックし、適正な長さに保つことが大切です!当サロンでは、トリミングの際に必ず爪の状態をチェックし、必要に応じてケアをしています。💇♀️
🚫 痛い経験が嫌な記憶に
爪切りで痛い思いを繰り返すと、わんちゃんは次第に爪切りを嫌がるようになります。嫌がると飼い主さんも億劫になり、爪は伸び続け…というように、悪循環に陥りがちです。😔
これを防ぐためにも、定期的に適切な爪切りを行い、わんちゃんにとって「爪切り=嫌なこと」という認識をさせないようにすることが大切なんです!🌟
⏰ 犬の爪切りはどのくらいの頻度で行えばいい?
爪の理想的な長さは、わんちゃんが自然に立ったときに爪の先端が地面につかない状態です。この状態を保つためには、定期的なチェックと爪切りが欠かせません。📏
犬の爪切りの頻度は一般的に月に1回程度と言われていますが、わんちゃんによって爪の伸びる速さには個体差があります。特に室内で過ごす時間が長いわんちゃんや、小型犬は爪が伸びやすい傾向があるので、2~3週間ごとに様子を見るのがおすすめです。🗓️
ONELUKEでは、トリミングに来ていただくわんちゃんの中でも、特に爪の伸びやすいコがいらっしゃいます。そういった場合は、次回のトリミングまで待たずに、爪切りだけのご来店をおすすめすることもありますよ。😊
🔊 爪切りが必要かチェックする方法
見た目での判断が難しい場合は、わんちゃんが歩いたときに「カチャカチャ」「カシャカシャ」という音が鳴っているかをチェックしてみてください。音がする場合は爪が伸びている可能性が高いので、爪切りのタイミングの目安にするとよいでしょう。👂
ただし、足先の形や足のつき方のクセなどによっては、適正な長さでも爪の音がする場合もあります。「音が鳴る=必ず爪が伸びすぎている」というわけではないので、総合的に判断することが大切です。🤔
当サロンに来ていただくわんちゃんの中には、もともとの足の形状で爪が床に当たりやすい子もいますので、そういった個体差も考慮して爪切りを行っています。💕
✂️ 愛犬に嫌がられないための爪の切り方
さて、ここからは具体的な爪の切り方についてご紹介します!ONELUKEのプロトリマーが実践しているコツをお伝えしますね。🌟
🛠️ まずは犬用の爪切りを用意しよう
わんちゃんの爪は筒状で厚みもあるため、人間用の平らな爪を切る爪切りでは上手に切れません。ギロチンタイプなどの少ない力で切れる犬専用の爪切りを用意しましょう。また、角ばった断面をなめらかにするためのヤスリも併せて用意しておくと安心です。🧰
当サロンでも複数のタイプの爪切りを揃えており、わんちゃんの大きさや爪の硬さに合わせて使い分けています。特に小型犬用と中・大型犬用は別のものを使うのがおすすめです!📌
🔄 切れ味が落ちたら新調する
切れにくい爪切りを使うと変な力がかかり、爪を割ってしまったり、押しつぶしてしまったりする可能性があります。これはわんちゃんに不要な痛みを与えてしまうことになります。😣
使っているうちに切れ味が落ちてきたと感じたら、すぐに道具を新調することも大切です。プロのトリマーも道具のメンテナンスやこまめな交換を心がけています!🔧
👬 保定しながら2人がかりで切る
理想的な爪切りの方法は、床に座って2人がかりで行うことです。わんちゃんが動かないよう軽く体を保定(固定)する人と、爪を切る人に分かれると安全かつスムーズに進められます。👥
保定の仕方に決まりはありませんが、わんちゃんの背中側もしくは横側から体を包むように手をまわし、頭を抱えながらわんちゃんと保定する人の体を密着させると、わんちゃんも安心しやすいでしょう。日頃からこのような姿勢でのスキンシップを取り入れておくと、爪切り時もリラックスしてくれるかもしれませんね。🤗
⚠️ 台やソファの上で爪を切るのは危険
台やソファの上に乗せると落ち着いて爪を切らせてくれるわんちゃんもいますが、暴れて転落したり急に飛び降りたりする危険もあるので、ONELUKEではおすすめしていません。先述したとおり、わんちゃんの爪切りはなるべく床に座って行うようにしましょう。🛋️❌
万が一の転落事故を防ぐためにも、安全を第一に考えた環境で爪切りを行うことが大切です。サロンでは専用の低めのテーブルを使用していますが、ご家庭では床で行うのが安心です。🏠
🦶 爪を切るときは犬の足首を後ろに曲げる
わんちゃんは爪を切るところが見えていると恐怖心を抱きやすいので、足首をやさしく後ろに曲げて、わんちゃんから爪切りが見えないようにするのがポイントです。👀
また、前足を触られるのを嫌がるわんちゃんも多いので、後ろ足から始めて様子を見ながら切っていくとスムーズに進みやすいでしょう。ONELUKEのトリマーも、まずは後ろ足から始めることが多いです。🦮
🚫 無理な姿勢はNG
足を持ち上げすぎたり、強く握ったり、引っ張ったりするのはわんちゃんの体に負担がかかります。関節を痛める原因となって危険なので、絶対に避けましょう。😖
わんちゃんの足を後ろに曲げるときは、関節の向きにそって軽く持ち上げる程度にとどめることが大切です。理想的な姿勢は、わんちゃんが足を蹴り上げるようなかたちで、肉球が上を向いた角度になっている状態です。これを意識して爪切りを行いましょう。📐
🔍 爪を切る長さは、しっとりした面が見えるまで
わんちゃんの爪は一気に深く切ってしまうと、中の血管(クイック)を切って出血してしまう危険性があります。特に黒い爪は中の血管が見えないので、より慎重さが求められます。💉
爪の先端だけを少しずつ切るような感覚で行うことで、最低限不要な部分の爪を切れて、深爪も回避できるはずです。ONELUKEでは、「爪の中のしっとりした面が少し見えるまで」を目安に切っています。🔎
⚡ 爪切りが苦手な犬は電動ヤスリがおすすめ
すでに爪切りに苦手意識を持ってしまっているわんちゃんや、爪切りに不安を感じている飼い主さんには、電動やすりで爪を削る方法もおすすめです。やすりに爪先を軽く当てて削るだけなので、わんちゃんが嫌がる間もなく手早く爪のケアを完了させられるでしょう。🔋
ONELUKEでも電動やすりを導入しており、特に爪切りが苦手なわんちゃんには、このやすりを使用することで、ストレスなく爪のケアを行っています。音が静かなタイプを選ぶと、わんちゃんも怖がりにくいですよ!🤫
🍖 爪切りの工程が終わるたびにごほうびをあげよう
多くのわんちゃんにとって、爪切りはあまり楽しい体験ではありません。しかし、保定をするときや爪を切るとき、切り終わったときなど、工程が終わるごとにごほうびをあげることで、「爪切り=ご褒美がもらえる嬉しいこと」という良い記憶を作ることができます。🎁
また、1回の爪切りを短い時間で終わらせ、数日に分けて行うのもひとつの方法です。特に初めての爪切りや、怖がりなわんちゃんには、少しずつ慣らしていく方法が効果的です。⏱️
❌ 愛犬に負担を感じさせるNG行為
正しい方法でわんちゃんの爪切りをするためには、間違ったやり方についても知っておくことが大切です。ONELUKEのトリマーが「これはやめましょう」と思う行為をご紹介します。🚫
🚫 羽交い絞めにして体を固定する
爪切りに慣れていない飼い主さんがやってしまいがちなのが、暴れないようわんちゃんの体を強く羽交い絞めにすること。この行為は、わんちゃんに強いストレスを与えてしまいます。😨
無理に体を抑え込んで自由を奪うと、爪切りをはじめとしたお手入れに対して強い苦手意識を持ってしまうことがあります。爪切りは、わんちゃんがリラックスしている状態のときに、軽い力でさりげなく押さえるようにして行いましょう。💆♀️
🦵 足を無理な方向に引っ張る
わんちゃんが爪切りを嫌がると、つい足をグイッと持ち上げたり、横向きに引っ張ったりしてしまいがちですが、こうした無理な姿勢は関節などを傷める原因になります。😣
爪切りは、前述した正しい姿勢で行うよう心がけましょう。わんちゃんの体の構造を理解し、自然な動きの範囲内で行うことが大切です。ONELUKEでは、わんちゃんの体に負担をかけないよう、常に細心の注意を払っています。🧐
🩸 爪を切りすぎて深爪にする
爪を切りすぎてしまうと、血管まで切って出血したり、患部に菌が付着して細菌感染を引き起こしたりするおそれがあります。特に黒い爪は中の血管が見えにくいので、少しずつ慎重に切ることが大切です。🔬
また、爪切りを逆向きに持って切ると深爪になりやすいので、持ち方をしっかり確認してから爪を切るようにしましょう。
🤔 愛犬の爪切りに関する困りごとの対処法
ここでは、よくあるお悩みとその解決法についてご紹介します。ONELUKEにご相談いただく内容を中心にまとめました!📋
😠 爪を切ろうとすると噛まれる
一度噛んで思い通りになった経験があるわんちゃんは、その後も噛むことを覚えてしまいます。まずは、わんちゃんに噛まれたら「痛い」と言って、その場から立ち去るようにしましょう。これにより、「噛むとひとりぼっちにされて良いことがない」と学習させることができます。🧠
爪切りを始める際は、おやつを入れた知育おもちゃなどでわんちゃんの気をそらし、警戒心が薄れている間に素早く進めるのもコツです。
噛む癖が強い場合は、ご自宅での爪切りはあきらめて、プロに任せるという選択肢もあります。当サロンでは、そのようなわんちゃんも安全に爪切りができるよう、経験豊富なスタッフが担当させていただきます。👨💼
🩸 深く切り過ぎて出血してしまう
正しい方法で注意しながら爪切りを進めていても、誤って出血させてしまうこともあるでしょう。そのような場合は慌てず、清潔なガーゼやティッシュで圧迫して5分ほど押さえてください。💪
圧迫する際は、握る力が強すぎるとかえって出血が続いてしまうことがあるので、軽く圧迫するように意識しましょう。また、もしもに備えて止血剤を用意しておくと安心です。万が一出血してしまった場合は、止血剤を使用するのも効果的です。🩹
出血が止まらない場合や、わんちゃんの様子がおかしい場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。当サロンでも、緊急時に対応できる動物病院をご紹介しています。🏥
😱 極度に怖がって爪切りができない
中には、過去のトラウマなどから極度に爪切りを怖がるわんちゃんもいます。そのような場合は、以下のステップで少しずつ慣らしていくことをおすすめします:
- まずは足を触るだけの練習から始める🖐️
- 爪切りを見せるだけの練習をする👀
- 爪切りを足元に近づけるだけの練習をする🦶
- 1本だけ切って、たくさん褒める練習をする👏
- 徐々に本数を増やしていく🔢
このプロセスは数週間から数ヶ月かかることもありますが、焦らず進めることが大切です。ONELUKEでも、こうした段階的なアプローチで、徐々に爪切りに慣れていったわんちゃんが多くいます。🌱
💤 寝ている間に爪切りをしても大丈夫?
「寝ている間なら嫌がらないのでは?」と考える飼い主さんもいらっしゃいますが、これはあまりおすすめできません。寝ている間に突然爪を切られるとびっくりして飛び起きたり、最悪の場合は噛んでしまうこともあります。😲
また、わんちゃんの信頼関係を損なうことにもなりかねません。お互いに気持ちよく爪切りができるよう、わんちゃんが起きている状態で、リラックスしているときに行うのが理想的です。☀️
🏆 まとめ:爪切りはあせらず気長に!
爪切りをはじめとしたお手入れは、わんちゃんの健康状態のチェックや病気の早期発見にも役立ちます。定期的な爪のケアを通じて、足や肉球の状態もチェックできるので、健康管理の面でも大切な作業です。🩺
しかし、爪切りに苦手意識があるわんちゃんに無理に爪切りをしようとすると、余計に嫌がるようになってしまうこともあるので要注意。まずは「爪切り=楽しいこと」と認識させるところから始め、あせらず気長に取り組みましょう。🕰️
🎀 プロの手を借りるという選択肢
どうしてもご自宅でわんちゃんの爪切りが難しい場合は、ONELUKEのようなペットサロンや動物病院など、プロの手を借りるのも一つの方法です。お気軽にご相談ください。📞
「うちの子、爪切り大嫌いで…」というお悩みも、プロのトリマーなら安全・スムーズに対応できることがほとんどです。ONELUKEでは、爪切りが苦手なわんちゃんでもリラックスできる環境づくりを心がけています。❤️
また、定期的なトリミングに合わせて爪切りを行えば、わんちゃんのストレスも軽減できますし、飼い主さんの負担も減らせます。まずは一度、プロのトリマーによる爪切りを体験してみませんか?🌟
愛犬との楽しい時間が続くよう、ONELUKEがサポートいたします!次回のブログもお楽しみに~💕
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