“散歩は健康診断”って本当?歩き方で分かる体のサイン
2025.11.11 未分類
「最近、歩くスピードが少し遅くなったかも…」 「前は階段もピョンピョンだったのに、最近はちょっとためらう?」
そんな“歩き方の違和感”、見逃していませんか? 実は、ワンちゃんの散歩中の動きには、健康状態がたくさん表れているんです。
ワンちゃんの体には、筋肉・骨・関節・神経などが連携して働いています。 歩き方や姿勢は、これらの部位がスムーズに動いているかどうかを教えてくれる「体からのメッセージ」なんです。
歩行中に現れるわずかな変化は、加齢やケガだけでなく、内臓の不調や痛みのサインでもあることがあります。 たとえば、足をかばっているような歩き方や、片足だけを浮かせるような仕草は、関節炎や筋肉の炎症が隠れているかもしれません。
では、どんな点に注目して歩き方をチェックすればよいのでしょうか?
✅ 歩くスピード:以前より遅くなっていないか、歩きたがらない様子はないか
✅ 足の運び:左右対称か、片足だけ引きずるような歩き方になっていないか
✅ 歩幅:歩幅が狭くなっていたり、ふらついていたりしないか
✅ 階段の上り下り:ためらいや怖がる様子はないか、後ろ足がふらついていないか
✅ 散歩後の様子:疲れすぎていないか、普段よりぐったりしていないか
これらの変化は、「痛い」「だるい」「不快」といった感覚を、ワンちゃんが“言葉の代わり”に表現している場合があります。
「歩き方が変わった気がするけど、年齢のせいかな…?」 そんなふうに思って見逃してしまうこともあるかもしれません。 でも、年齢に関係なく、違和感を感じたときには、ぜひメモに残しておくことをおすすめします。
日々の観察の中で小さな変化に気づけたら、それはとても大切な力です。 ワンちゃんの身体の声に気づいてあげられること、それ自体が立派なケアなんです。
散歩は、ただ運動するための時間ではありません。 ワンちゃんの健康状態を見守る「歩く健康診断」でもあるんです。
同じ道を歩いていても、毎日少しずつ違う表情や動きが見えてくる。 その一歩一歩に気づきのアンテナを立てながら、ワンちゃんと一緒に過ごしてみてください。 今日も一緒に、健康を見守っていきましょう。
