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叱っても変わらない…それは“学習構造”のズレかも

2025.11.02 BLOG

「何度叱ってもやめない…私の言うこと、聞いてないのかな」

そう感じてしまうこと、ありませんか?

でも、もしかするとその“叱り方”、ワンちゃんにうまく伝わっていないだけかもしれません。

行動には“学習の仕組み”があり、それがズレてしまうと、 飼い主さまの想いとワンちゃんの理解にギャップが生まれてしまうのです。


なぜ「叱っても変わらない」のか?

ワンちゃんの学習は「行動 → 結果」の連鎖で成り立っています。

つまり、行動のあとに起こる“結果”が、次の行動に影響を与える仕組みです。

しかし、「悪いことをしたら叱る」だけでは、その行動が本当に“やめたほうがいい”と伝わるとは限りません。

たとえば──

  • いたずらをした → 飼い主さまが大きな声で反応 → ワンちゃんが「構ってもらえた!」と学習
  • 飛びついた → 叱られたけど、その後ナデナデされた → 「飛びつけば反応が返ってくる」と記憶

こうした誤学習は、行動修正理論心理的報酬設計の視点からも問題視されており、 「望ましくない行動を強化してしまう」ことがあるのです。


行動を置き換える。それが“伝わる”しつけ

叱るよりも大切なのは、望ましい行動を教えることです。

たとえば、飛びつくワンちゃんには「おすわりしてから撫でる」 吠えてしまう場面では「落ち着いたら声をかける」など、 “やめさせる”ではなく“代わりにしてほしい行動”を提案するのがポイント。

これを「行動の置き換え」と呼びます。

この方法はワンちゃんにもわかりやすく、 「叱られる不安」より「正解がわかる安心」を届けることができるのです。


飼い主さまが責められる必要はありません

しつけがうまくいかないと、自分を責めてしまう方も少なくありません。 でも、行動学や心理学の観点では、「間違ったのは方法」であって「飼い主さんのせい」ではないんです。

行動経済学(損失回避理論)では、人は「失敗を恐れて現状維持を選びやすい」と言われています。 だからこそ、「変わらないしつけ」を繰り返してしまうことは、誰にでもある自然なこと。

大切なのは、そこから“切り替える力”なんです。


今から、また始めればいい

「叱っても伝わらない」ことに気づけた今が、再スタートのタイミングです。

正しい行動の伝え方を知り、「こうしてくれたら嬉しいよ」を ワンちゃんに届けてあげるだけで、関係はどんどん変わっていきます。

焦らず、優しく、一緒に向き合い、ぜひ、一緒に学んでいきましょう🐾

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