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“歯みがきしなくても平気”は、もう昔の話

2025.11.18 BLOG

「うちの子は昔から歯みがきなんてしてないけど、元気だから大丈夫」 「昔の犬は歯みがきなんてしてなかった」

そんなお声を、今でも時々耳にします。

でも、昔と今とでは、ワンちゃんの暮らしも食生活も大きく変わっています。 今回の記事では、現代のワンちゃんに合った歯の健康ケアについて、やさしくお話ししていきます。


まず前提として知っておきたいのが、「デンタルプラーク(歯垢)」は、食べかすではなく、口の中の細菌によって作られる“バイオフィルム”だということ。

これは時間が経つほど強固になり、数日で歯石化し、歯周病の原因となります。 そして一度歯石になってしまうと、家庭では除去できません。

「放っておくと、どんどん進行してしまう」──これが歯周病の怖さです。


昔のワンちゃんは、今よりも固くて繊維質の多い食事をしていました。 自然と噛む回数が多く、歯にたまった汚れもある程度削れていたのです。

しかし現代は、粒が細かく加工されたフードや、やわらかいおやつなどが主流。 噛む動作が少なくなった分、歯垢がたまりやすくなっています。

また、室内飼育によって、ストレスやホルモンバランスの変化で唾液量が減り、自浄作用も落ちやすくなっているとも言われています。

だからこそ、「歯みがきしなくても平気だった昔」とは、状況が違うのです。


では、毎日の生活の中で、どんなケアをすればいいのでしょうか?

✅ 歯みがき習慣をつける(少しずつ慣らしていくのがポイント)

✅ 歯みがきガム・デンタルトイの活用(噛む習慣を取り入れる)

✅ 定期的な口腔チェック(異変の早期発見)

✅ プラークが溜まりやすい場所(奥歯・犬歯の根元)を意識する

歯みがきは、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。 「触らせてくれるようになる」「口を開けられるようになる」 その一歩一歩が、確実にお口の健康につながっていきます。


「昔はよかった」が、今も通用するとは限りません。 大切なのは、“今のワンちゃんにとって合っているかどうか”。

そしてその基準は、愛情と科学に基づいた“アップデートされた常識”で決めてあげたいものです。

歯周病は進行してからでは、ワンちゃんに大きな痛みや負担がかかります。 だからこそ、日々のケアで防げる部分は、しっかり守ってあげましょう。

時代が変わっても、ワンちゃんを思う気持ちは変わりません。 その気持ちを、今の時代に合ったケアの形にしていけるといいですね。

今日も一緒に、お口の健康を守っていきましょう。

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