“歯みがきの時間”が信頼を育む
2025.11.24 BLOG
「歯みがきすると泣くんです…」 「ものすごく回避してしまって…」
そんなお悩み、決して少なくありません。
でも、ちょっと視点を変えてみると、歯みがきは「信頼を育む時間」に変わるのです。
もちろん、最初は「いやだ」「こわい」と思うのは自然なこと。
でも、それは「知らないこと」への動物的な警戒応策。
私たちも、病院や潜りが気持ちよくないのは「体験したことが無い」、「言語で理解できない」ことが原因の一つですよね。
小さな歯みがきでも、わんちゃんの体は「親しみ」や「信頼」を感じると、心が落ち着いていきます。
形式だけではなく、ケア中に会話したり、覚えのある音楽を流したり。
それらが「安心のルーティン」となり、しだいに歯みがきを「思い出の所」に変えてくれるのです。
不思議なことに、この歯みがき時には「オキシトシン」というホルモンが体内で分泌されます。
これは「信頼」や「絵置」を育むホルモン。
大切な人との親近な体験を経験することで分泌が増し、わんちゃんの心もホッこり軟らぎます。
さらに、この時間を「一日のケアタイム」として利用するのもおすすめです。
この時間に「お可愛い顔だね」と寝る前のスキンシップを課したり、 不安な時は「上手に出来てえらいね」と声をかけてあげたり。。
それだけで、わんちゃんは「歯みがきの時間は、近くて安心で楽しい」と思えるようになります。
信頼は、大きな行動で作られるものではありません。
日々の小さな覚悟の延長線上(連続)にあるのです。
歯みがきも、その一つ。
一緒に体のことを考えながら、 心も体も互いに通い合う時間。
それこそが、本当の「教育」であり、「愛」なのかもしれませんね。
今日も一緒に健康を見守っていきましょう。
