050-8893-0169“シニア犬の健康管理”は今から始めよう
2025.11.12 BLOG
「まだ若いし大丈夫」「年をとるのはまだ先の話」──そう思っていても、ワンちゃんの体は少しずつ変化しています。 老化は突然ではなく、ゆっくりと進んでいくもの。だからこそ、今からできる準備があるのです。
年を重ねるということに、どこか寂しさや切なさを感じるのは自然なことです。 でもそれは、「これまでの時間をたくさん一緒に過ごしてきた」証でもあります。
老化のサインは、代謝の低下や酸化ストレス（体に負担をかけるサビのようなもの）として現れます。 免疫力が少しずつ下がったり、関節や筋肉が弱ってきたり…。 でもこの変化は、悪いことではありません。年齢に合った暮らし方があるというサインなんです。
では、シニア期を見据えてどんな習慣を今から始めておくと良いでしょうか？
✅ 定期的な健康チェック：若いうちから通院に慣れておくことで、シニア期もスムーズに診察を受けられます
✅ 関節ケア：体重管理や適度な運動で足腰への負担を軽く
✅ 食生活の見直し：年齢に合ったフードへの切り替えや栄養バランスを意識
✅ スキンシップの習慣化：触れ合うことで些細な変化にも気づきやすく
✅ 安心できる環境づくり：段差を減らす、寝床を柔らかくするなど生活空間の見直し
これらは、どれも“特別なケア”ではなく、毎日の暮らしの中で自然にできることばかりです。
「うちの子、年をとったなぁ…」と感じるとき、それは切ないだけでなく、これからの寄り添い方を考えるチャンスでもあります。
年齢を重ねるワンちゃんにとって、いちばん必要なのは「やさしさ」と「気づき」。 これまでたくさんの時間を共にしてきたからこそ、今まで以上にそばにいて、支えてあげる準備を始めていきませんか？
老いは「失うこと」ではなく「深めること」。 これからの時間を安心して穏やかに過ごしてもらうために、今からできることを始めてみましょう。
ゆっくりと進む変化に、そっと寄り添っていくこと。 それが、何よりの健康管理です。
今日も一緒に、健康を見守っていきましょう。
