臭い犬種ランキング|練馬・石神井公園のトリマーが体臭対策を解説
2026.07.26 BLOG
臭いと言われがちな犬種ランキングと、その理由・体臭対策|練馬・石神井公園のトリマーが正直に解説
においやすい犬種は、たしかにあります。
でも「臭い犬種=ダメな犬」では、決してありません。
においの正体は、その犬の体のつくりと暮らし方。
そこを理解すれば、ほとんどのにおいは対策できます。
これは、練馬・石神井公園で愛犬と暮らすあなたにも、そのまま当てはまります。
「うちの子、なんだか他のおうちの犬より臭う気がする」
「お客さんが来る前に、いつもにおいが気になる」
「これって、犬種のせい?それとも病気?」
そんなモヤモヤを抱えて、検索窓に「臭い 犬種」と打ち込んでいませんか。😶
正直なところ、においやすい犬種ランキングだけ見ても、解決はしません。
大事なのは「なぜその犬種がにおうのか」と「だからどうするか」。
この記事では、においやすい犬種の傾向と、その理由、そして家とお店でできる対策を、現場目線でお伝えします。
読み終わるころには、自分の子のにおい対策を自分で組み立てられるはずです。
【この記事のポイント】
- 🐾 においやすい犬種には「脂が多い・しわが深い・たれ耳・口元が濡れやすい」という共通点がある
- ⚠️ 急に強くなったにおいは犬種のせいではなく、皮膚・耳・歯の不調サインのことがある
- 💡 対策は「家での日々のケア+お店での定期シャンプー」の二段構えがいちばん効く
この記事の結論
一言で言うと、「においは犬種の個性であって、欠点ではない」。
においやすい犬種には、脂・しわ・たれ耳といった共通の理由があります。
理由が分かれば、対策はシンプルになります。
そして、急に強くなったにおいだけは、ケアではなく受診のサイン。
ここを見分けることが、いちばん大切です。
においやすいと言われる犬種と、その理由
ここでは、現場でよく「におい相談」を受ける犬種の傾向を、理由ごとに3つに分けて説明します。
理由が分かると、「うちの子はどのタイプか」が見えてきます。
理由①:皮脂が多いタイプ(柴犬・コッカー・ラブラドールなど)
まず多いのが、皮脂の分泌が活発なタイプです。
代表的なのは、柴犬、アメリカン・コッカー・スパニエル、ラブラドール・レトリバー。
これらの子は、皮膚を守るための脂をしっかり出します。
その脂が、独特の“犬くささ”のもとになるんです。
実は、脂そのものは無臭に近いのですが、皮膚の常在菌がそれを分解するときににおいが出ます。
特にコッカーは毛が長く脂もたまりやすいので、においやすい犬種の相談で本当によく登場します。
先日も、柴犬を飼う飼い主さんが「お風呂に入れた翌日には、もう犬くさい」とこぼしていました。
これは異常ではなく、柴犬という犬種の自然な特徴。
脂のサイクルが早いぶん、シャンプーの間隔と方法を見直すと、ぐっと変わります。
「翌日くさい=洗い方が足りないのかも」と思いがちですが、洗いすぎは逆効果。
ここは後ほど詳しくお伝えします。
理由②:しわ・たれ耳に菌がこもるタイプ(フレンチブルドッグ・パグ・ダックスなど)
次に、体の構造上、においがこもりやすいタイプです。
フレンチブルドッグやパグは、顔のしわの奥が蒸れやすい。
しわの内側は空気が通らず、湿って、菌が増えやすいんです。
ここを拭かずにいると、しわの間から発酵したようなにおいが出てきます。
たれ耳の犬種、たとえばダックスフンドやコッカーも要注意。
耳の中に空気が通りにくく、湿気がこもって、耳のにおいの原因になります。
「体は洗ったのに、なぜか顔の周りが臭う」
そう相談に来たフレンチブルドッグの飼い主さんは、しわの奥を拭く習慣がありませんでした。
濡れたコットンでそっと拭くようにしただけで、「全然違う」と驚いていました。
構造のにおいは、洗うより“拭く・乾かす”が効くことが多いのです。
判断基準:そのにおいは「犬種」か「不調」か
ここがいちばん大事なところです。
においの相談で、私たちがまず確認するのは「いつものにおいか、急なにおいか」。
犬種由来のにおいは、ふだんから一定で、シャンプー後に弱まります。
一方、注意したいにおいは、こんな特徴があります。
- 👃 急に強くなった/片方の耳だけ強く臭う
- 👃 すっぱい・生ぐさい・甘ったるいなど、いつもと質が違う
- 👃 皮膚が赤い・かゆがる・耳を振る・口元をなめる、を伴う
これらは、皮膚炎・外耳炎・歯周病といった不調のサインかもしれません。
アニコムの「家庭どうぶつ白書」でも、皮膚の病気や外耳炎は犬の保険請求で毎年上位に入ると報告されています。
それくらい、においの裏に不調が隠れていることは珍しくないのです。
「犬種だから仕方ない」と片づける前に、この基準でひとチェック。
迷ったら、トリミングのときに「最近におうんです」と一言添えてください。
全身に触れるなかで、皮膚や耳の状態を一緒に確認できます。
家とお店でできる、においの対策
「犬種の理由は分かった。じゃあ、どうすればいいの?」
ここからは、家で毎日できることと、お店に任せたほうがいいことを、分けてお伝えします。
家でできる:拭く・乾かす・ブラシをかける
家でのにおい対策は、洗うことよりも“こまめなケア”が中心です。
まず、しわのある子は、顔のしわの奥を濡れコットンで毎日そっと拭く。
たれ耳の子は、耳の入り口を見て、汚れていたら専用のケア用品で軽く拭く。
そして、散歩や雨で濡れたら、しっかり乾かす。
生乾きこそ、においの最大の原因です。
ドライヤーは熱を当てすぎず、根元まで乾かすのがコツ。
ブラッシングも毎日の味方です。
抜け毛や古い脂を取り除くことで、においのもとを減らせます。
「夜、テレビを見ながら3分だけブラシ」——これだけでも、においの出方は変わります。
実際、しわ拭きとブラシを習慣にしただけで、「もうにおいが気にならなくなった」というパグの飼い主さんもいました。
道具は出しっぱなしにして、機嫌のいいときにこまめに。
完璧を目指さず、続けることが何より効きます。😊
お店でできる:脂を落とすシャンプーと耳・肛門腺ケア
家のケアだけでは届かない部分が、お店の出番です。
においやすい脂質の多い犬種には、皮脂をしっかり落とすシャンプーを選びます。
ただし洗いすぎは禁物。
脂を取りすぎると、皮膚が「足りない」と勘違いして、かえって脂を増やしてしまうからです。
ここは、犬種と皮膚の状態を見ながら、頻度と洗浄力を調整するプロの領域。
あわせて、耳の奥の汚れ、肛門腺(おしりの脂のたまり)も、においの大きな原因です。
肛門腺は自分で絞るのが難しく、たまると強いにおいや炎症のもとになります。
トリミングのたびにここをケアできるのが、お店に通う価値のひとつ。
「家で頑張っても取れなかったにおいが、お店帰りはスッキリした」
そう言っていただけるのは、たいていこの“家では届かない部分”が原因だったときです。
実際、先日のコッカーの子も、家では毎日ブラシをかけていたのに耳のにおいが取れず。
耳の奥を見ると、たれ耳の内側に汚れがしっかりたまっていました。
ここをケアしたら、においの八割は消えたのです。
家のケアが足りないのではなく、家では物理的に届かない場所があるだけ。
そう知っておくと、「自分のケアが下手なのかも」と落ち込まずにすみます。
なお、トリミングサロンは環境省が管轄する「第一種動物取扱業」の登録が義務づけられています。
登録番号を掲示しているお店かどうかも、安心して任せる目印になります。
比較:においやすい犬種を「迎える前」に知っておくこと
これから犬を迎える方にも、公平にお伝えします。
においやすい犬種は、確かにケアの手間が少し増えます。
でも、それは「飼ってはいけない理由」にはなりません。
- 🐶 脂が多い犬種:シャンプー頻度の管理が必要だが、ブラシで日々カバーできる
- 🐶 しわのある犬種:毎日のしわ拭きが必須だが、数十秒で済む
- 🐶 たれ耳の犬種:耳ケアが必要だが、習慣にすればにおいは抑えられる
どの犬種も、手間の“種類”が違うだけ。
大切なのは、迎える前に「うちの暮らしで、このケアを続けられるか」を考えること。
ケースによりますが、こまめなケアが苦にならない方なら、においやすい犬種でも十分に快適に暮らせます。
迷ったら、迎える前にトリマーに「この犬種のケアって大変ですか」と聞いてみてください。
正直なところ、その一手間を知っておくだけで、迎えた後の「こんなはずじゃ」がぐっと減ります。
よくある質問
Q1. いちばんにおいやすい犬種はどれ?
一概には言えませんが、脂が多くたれ耳のコッカーはよく挙がります。
ただ同じ犬種でも、ケア次第でにおいは大きく変わります。
「犬種ランキング」より「その子のケア」が結果を左右します。
Q2. 短毛だからにおわない、は本当?
いいえ、毛の長さとにおいは別問題です。
柴犬のように短毛でも脂が多い犬種はにおいます。
毛より「皮脂・耳・口・お尻」の状態がにおいを決めます。
Q3. シャンプーすればするほど臭わない?
逆です。洗いすぎは皮脂を増やし、においを強めることがあります。
犬種や皮膚に合った頻度を守るのが大切。
迷ったら、トリミングのときにご相談ください。
Q4. ファブリーズなどを犬に使ってもいい?
人用の消臭剤を直接かけるのは避けてください。
成分が皮膚に合わず、なめて体調を崩すこともあります。
においは隠すより、原因を取り除くのが基本です。
Q5. 口が臭いのも犬種のせい?
犬種の傾向もありますが、多くは歯石や歯周病が原因です。
甘ったるい・生ぐさいにおいは、口内トラブルのサインのことがあります。
気になるときは、動物病院での確認をおすすめします。
Q6. 加齢でにおいは強くなる?
はい、皮膚や内臓の働きが変わり、においが変化する子もいます。
ただ急な変化は不調のサインのことも。
シニア期こそ、定期的なケアと健康チェックが安心です。
Q7. においが気になる子も預けて大丈夫?
もちろんです。むしろご相談ください。
シャンプーや耳・肛門腺ケアで、においの原因に向き合えます。
気になる部位を教えていただけると、よりスムーズです。
まとめ
最後に、要点を3つだけ。
- ✅ においやすい犬種には「脂が多い・しわが深い・たれ耳」という共通の理由がある
- ✅ 急に強くなった・質が違うにおいは、犬種ではなく不調のサインを疑う
- ✅ 対策は「家での拭く・乾かす・ブラシ」+「お店でのシャンプー・耳・肛門腺ケア」の二段構え
「うちの子のにおい、犬種のせい?それとも何かのサイン?」
その見分けは、プロに一度見てもらうのが、いちばんの近道です。
家でのケアのコツも、お店でできることも、まとめてご相談ください。
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