🐕愛犬が「トイレを我慢している」サインを見逃していませんか?獣医師が教える原因と対策法🏥
2025.09.21 BLOG

🐕愛犬が「トイレを我慢している」サインを見逃していませんか?獣医師が教える原因と対策法🏥
こんにちは!ワンルーク岐阜駅前店です🐩✨
愛犬の様子を見ていて「なんだかそわそわしているな」「いつもと違う行動をしているな」と感じたことはありませんか?実はそれ、愛犬がトイレを我慢しているサインかもしれません💦
今回は、犬がトイレを我慢しているときに見せるサインや、その原因、そして飼い主さんができる対策について詳しく解説していきます。
私たちワンルーク岐阜駅前店では、日頃からたくさんのワンちゃんをお預かりしており、様々な行動パターンを観察しています。その経験も踏まえながら、皆さんにお役立ち情報をお届けしますね🌟
🔍犬がトイレを我慢しているときに見せる4つのサイン
愛犬がトイレを我慢している時、実は様々なサインを出しています。これらのサインを見逃さないことが、愛犬の健康と快適な生活のために重要です。
そわそわする😟
最もよく見られるサインの一つが「そわそわした行動」です。普段は落ち着いている愛犬が、急に落ち着きを失くして動き回ったり、飼い主さんの顔を見つめて何かを訴えるような表情を見せることがあります。
例えば、普段はソファでゆったりと過ごしているトイプードルのココちゃん(当店の常連さんです🐩)も、トイレを我慢している時は飼い主さんの膝の上に乗ったり降りたりを繰り返し、明らかにいつもと違う様子を見せていました。
震える😰
不安や緊張からくる震えも、トイレを我慢している重要なサインです。特に小型犬に多く見られる傾向があります。この震えは寒さによるものとは明らかに違い、体の一部分がピクピクと小刻みに震えることが特徴です。
チワワやヨークシャテリアなどの小型犬の場合、膀胱が小さいため我慢できる時間も短く、より強いストレスを感じやすいのです。
地面を嗅ぐ👃
これは野生時代の本能的な行動の名残で、排泄に適した場所を探している行動です。室内でも床の匂いを嗅いで回ったり、特定の場所を執拗に嗅ぎ続けたりします。
ゴールデンレトリーバーのハナちゃんの場合、トイレを我慢している時は必ず玄関マットの匂いを嗅いでから、リビングのカーペットの匂いを嗅ぐという決まったパターンがありました。これは飼い主さんが「ハナのトイレサイン」として覚えておくことで、適切なタイミングでトイレに誘導できるようになりました。
うろうろする🚶♀️
同じ場所をぐるぐると歩き回ったり、家の中をあちこち移動したりする行動も典型的なサインです。これは適切なトイレの場所を探している状態で、特に環境が変わった時(引っ越し、模様替え、新しいトイレシーツなど)に見られやすい行動です。
🤔なぜ愛犬はトイレを我慢してしまうの?4つの主な原因
犬がトイレを我慢してしまう原因は一つではありません。様々な要因が複合的に関わっていることも多いのです。
トイレ環境や周囲の環境への不安、ストレス😱
犬は非常に敏感な動物で、少しの環境変化でもストレスを感じることがあります。例えば、新しい家具が置かれた、来客がある、工事の音が聞こえるなど、私たち人間には些細なことでも、犬にとっては大きなストレス要因となることがあります。
当店でお預かりしているミニチュアダックスのレオ君は、最初の頃は新しい環境に慣れず、なかなかトイレができませんでした。しかし、お気に入りのタオルを持参していただき、静かな場所にトイレスペースを設けることで、徐々に安心してトイレができるようになりました🎯
場所や素材、不衛生などトイレ環境への不満😤
犬は清潔好きな動物です。トイレシーツが汚れている、トイレの場所が気に入らない、トイレシーツの素材が足に触れる感触が嫌いなど、トイレ環境への不満が我慢の原因となることがあります。
特に、多頭飼いの場合は他の犬の匂いが付いているトイレを嫌がることも多いです。柴犬のタロウ君とハナちゃんの兄弟の場合、最初は共用のトイレを設置していましたが、それぞれ専用のトイレを用意することで問題が解決しました。
また、トイレの大きさも重要です。体の大きさに対してトイレが小さすぎると、犬は不安を感じてしまいます。大型犬の場合は特に、十分な大きさのトイレスペースを確保してあげることが大切です。
過去の嫌な経験がトラウマになっている😢
「トイレの失敗で叱られた」「トイレ中に大きな音がして怖い思いをした」「排泄中に痛みを感じた」など、過去のネガティブな経験がトイレに対する恐怖心を植え付けてしまうことがあります。
パピヨンのミルクちゃんの場合、子犬の頃にトイレの失敗を厳しく叱られた経験から、排泄すること自体に恐怖を感じるようになってしまいました。飼い主さんと一緒に「トイレは安全な場所」ということを根気よく教え直すことで、時間はかかりましたが改善することができました。
このようなトラウマは一度できてしまうと改善に時間がかかるため、日頃から愛犬がリラックスしてトイレができる環境を整えることが重要です。
病気により排泄に痛みを伴う🏥
膀胱炎、尿路結石、便秘、肛門腺の炎症など、様々な病気が排泄時の痛みを引き起こします。このような身体的な問題がある場合、犬は痛みを避けるためにトイレを我慢してしまうことがあります。
シニア犬の場合は特に注意が必要で、関節痛により排泄時の姿勢を保つのが辛くなってトイレを我慢することもあります。ラブラドールのじいじ(12歳)は、腰痛のためにしゃがむ姿勢が辛くなり、トイレを我慢するようになりました。獣医師と相談して痛み止めを処方してもらい、同時にトイレの高さを調整することで問題が改善しました。
🏠愛犬が安心してトイレできる環境づくりの5つのポイント
愛犬がトイレを我慢しているサインを見つけたら、まずは環境を見直してみましょう。
トイレを清潔に保つ🧽✨
これは基本中の基本ですが、意外と見落としがちなポイントです。犬の嗅覚は人間の数万倍と言われており、私たちには気づかない匂いも敏感に感じ取っています。
理想的には、排泄後すぐにトイレシーツを交換することですが、難しい場合でも1日2〜3回は交換するようにしましょう。また、トイレトレー自体も定期的に洗浄し、消臭・除菌スプレーなどを使用して清潔を保つことが大切です。
当店では、お預かり中のワンちゃんたちが快適に過ごせるよう、こまめなトイレ掃除を心がけています。清潔なトイレは、犬の健康維持にも直結する重要なポイントなのです。
体の大きさに合ったトイレのサイズにする📏
小さすぎるトイレは犬にストレスを与えます。目安として、犬が中で一回転できる程度の大きさが理想的です。
小型犬の場合:横幅60cm×奥行き45cm程度 中型犬の場合:横幅90cm×奥行き60cm程度 大型犬の場合:横幅120cm×奥行き90cm程度
ただし、これはあくまで目安で、愛犬の体格や好みに合わせて調整してください。
トイレに囲いを作る🏠
オープンスペースでの排泄を嫌がる犬も多いです。三方向を囲って安心感を与えたり、カーテンで仕切ったりすることで、プライベート感を演出できます。
100円ショップで売っているプラスチック製の仕切り板を使ったり、段ボールで囲いを作ったりと、身近な材料で簡単に設置できます。
部屋の隅などの安心できる場所に設置する🛡️
犬は本能的に、背後を守られた場所での排泄を好みます。部屋の隅や、家具と家具の間など、落ち着ける場所にトイレを設置しましょう。
ただし、人通りが多い場所や、大きな音がする場所(洗濯機の近くなど)は避けるようにしてください。
トイレを複数設置して選択肢を増やす🚻
大きなお家の場合や多頭飼いの場合は、複数箇所にトイレを設置することをおすすめします。犬にも好みがあり、「今日はこっちのトイレ」「雨の日はあっちのトイレ」など、気分や状況に応じて使い分けることがあります。
🩺こんな症状があったら要注意!病院受診のタイミング
環境を整えても改善しない場合や、以下のような症状が見られる場合は、迷わず動物病院を受診しましょう。
緊急性の高い症状🚨
- 24時間以上排尿がない
- 何度もトイレに行くが少量しか出ない、または全く出ない
- 血尿が出ている
- 嘔吐や食欲不振を伴う
- ぐったりしている
これらの症状は尿路閉塞など、生命に関わる病気の可能性があります。特に雄犬の場合、尿道が細いため閉塞を起こしやすく、緊急手術が必要になることもあります。
早めの受診が望ましい症状⚠️
- 排泄時に痛がる様子を見せる
- 3日以上便が出ない
- トイレに行く回数が急に増えた
- 排泄後も踏ん張り続ける
- おしっこの色がいつもと違う
これらの症状は、膀胱炎や便秘、肛門腺トラブルなどの可能性があります。早期発見・早期治療により、愛犬の苦痛を軽減できます。
🌟ワンルーク岐阜駅前店からのアドバイス
私たちワンルーク岐阜駅前店では、日々多くのワンちゃんと接する中で、トイレに関するお悩みをよくお聞きします。
実際にあったケース💡
チワワのコロン君(3歳)は、飼い主さんが仕事で長時間留守にされることが多く、最初は我慢しすぎて膀胱炎になってしまいました。
そこで飼い主さんと相談し、以下の対策を実施しました:
- 朝夕のお散歩時間を少し長めに取る
- 室内に2箇所トイレを設置
- 留守番中でもリラックスできるよう、お気に入りの毛布をトイレの近くに配置
- 帰宅後は必ずトイレのチェックと掃除
この結果、コロン君は安心してトイレができるようになり、膀胱炎の再発も防げています✨
季節による変化にも注意🌸❄️
季節の変わり目や気温の変化も、犬のトイレ行動に影響を与えることがあります。
夏場は水分摂取量が増えるためおしっこの回数が増え、冬場は寒さでトイレを我慢しがちになります。季節に応じてトイレ環境を調整することも大切です。
冬場のトイレには:
- 床暖房やペット用ヒーターで温める
- 隙間風が入らないよう工夫する
- 温かい時間帯にお散歩に連れて行く
夏場のトイレには:
- 直射日光が当たらない場所に設置
- 風通しを良くする
- こまめな水分補給を心がける
📝まとめ:愛犬のサインを見逃さないために
愛犬のトイレに関するサインを正しく理解し、適切な対応をすることは、愛犬の健康と幸福な生活のために欠かせません。
重要なポイントをもう一度おさらいしましょう:
サインの見極め
- そわそわする、震える、地面を嗅ぐ、うろうろするなどの行動に注意
- 普段と違う行動パターンを見逃さない
環境づくり
- 清潔で適切なサイズのトイレ
- 安心できる場所への設置
- 愛犬の好みに合わせた調整
健康管理
- 異常を感じたら早めの受診
- 定期的な健康チェック
愛犬との暮らしは、互いを理解し合うことから始まります。トイレという基本的な生活行動を通じて、愛犬の気持ちに寄り添い、より良い関係を築いていきましょう🐕💕
ワンルーク岐阜駅前店では、ペットホテルやトリミングサービスを通じて、皆様の愛犬が快適に過ごせるよう心がけています。トイレに関するお悩みやご相談がございましたら、いつでもお気軽にお声かけください🌈
愛犬の小さなサインを大切に、今日も素敵な一日をお過ごしくださいね
愛犬との毎日が、もっと楽しく、もっと幸せなものになりますように✨🐕💕
【🐾 ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店のご案内 🐾】

【ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店基本情報】
営業時間:9:00~20:00
住所:〒500-8864 岐阜県岐阜市真砂町12丁目6−1 ロロノアビル1階
電話番号:058-213-5717
🐾Instagramはこちら🐾
🐾Epark(ご予約受付中)はこちら🐾
🐾公式LINEはこちら🐾
