🐕愛犬がトイレを失敗したときの正しい対応法|やってはいけないNG行動を解説🚫
2025.10.05 BLOG

愛犬と暮らしていると、必ず直面するのがトイレのしつけ問題ですよね😅
「またやっちゃった…」「どうして覚えてくれないの?」と悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
実は、愛犬がトイレを失敗したときの飼い主さんの対応が、問題を悪化させてしまうことがあるんです💦
今回は、愛犬がトイレを失敗したときにしてはいけないNG行動と、正しい対処法について詳しく解説していきます✨
この記事を読めば、愛犬のトイレトレーニングがもっとスムーズになり、お互いストレスなく過ごせるようになりますよ🎉
🚫愛犬がトイレを失敗したときの絶対NG行動とは?
多くの飼い主さんがやりがちな3つの間違い
愛犬がオシッコやウンチをトイレ以外の場所でしてしまったとき、思わずやってしまいがちな行動があります。
でも、これらの行動は実は逆効果になってしまうんです😱
絶対にしてはいけない3つのNG行動
- 叱る・怒る
- 大きな声を出す
- 注目したり、過度にリアクションをとる
なぜこれらの行動がNGなの?
「え?悪いことをしたら叱るのは当然じゃないの?」と思われるかもしれませんね。
でも、犬の心理を考えてみると、なぜこれらの行動が逆効果なのかがわかります🤔
NG行動がもたらす悪い結果
- 飼い主さんに隠れて排泄するようになる
- 飼い主さんの気を引こうとわざと失敗するようになる
- トイレ自体に恐怖心を持ってしまう
- 飼い主さんとの信頼関係が悪化する
実際にあったエピソード
以前、当店にトリミングに来られたお客様のお話です。
「うちの子、最近私が見ているところではトイレをしてくれないんです。でも、留守番中はちゃんとトイレシートでしてくれるんですよ」
詳しくお話を伺うと、最初の頃にトイレを失敗したときに大きな声で「ダメ!」と叱っていたそうです。
その結果、わんちゃんは「飼い主さんがいるときにトイレをすると怒られる」と学習してしまったんですね💧
犬は私たちが思っている以上に繊細で、飼い主さんの反応をよく観察しています。
「排泄すること自体が悪いこと」だと誤解してしまうと、隠れて排泄するようになってしまうのです。
また、注目を集めたい子犬の場合は、「失敗すると飼い主さんがかまってくれる」と覚えて、わざと失敗するケースもあります😅
これでは、いつまでたってもトイレトレーニングが成功しませんよね。
🤔犬がトイレを失敗してしまう本当の原因とは?
トイレ失敗の背景にある様々な理由
愛犬がトイレを失敗してしまうのには、必ず何かしらの原因があります。
「うちの子は頭が悪いから…」「わがままだから…」と決めつけてしまう前に、本当の原因を探ってみましょう🔍
よくあるトイレ失敗の原因
1. しつけに関する原因
トイレの認識が曖昧になっている
- 最初のトレーニングが不十分だった
- 失敗を叱られてトイレの場所がわからなくなった
- 引っ越しなどで環境が変わった
マーキング行動
- 縄張り意識の表れ
- 他の犬のにおいに反応
- ストレスや不安の表現
2. 環境に関する原因
トイレ環境の問題
- トイレが汚れている
- トイレの場所が落ち着かない
- トイレシートの材質や香りが気に入らない
生活環境の変化
- 新しい家族の追加
- 家具の配置替え
- 日常のルーティンの変化
3. 体調に関する原因
身体的な不調
- 体に痛みがあってトイレまで間に合わない
- 加齢による筋力の低下
- 体調不良でだるい
病気の可能性
- 膀胱炎で排泄が我慢できない
- 腸炎で便意をコントロールできない
- 泌尿器系の疾患
- 消化器系の疾患
実際の事例:環境の変化が原因だったケース
当店のお客様で、こんな経験をされた方がいらっしゃいます。
普段はとてもお利口にトイレができていたトイプードルちゃんが、突然失敗を繰り返すようになったそうです😢
飼い主さんは「急にわがままになった」と思い込んでしまい、叱ることが増えてしまいました。
でも、よく観察してみると、その時期にちょうど家族に赤ちゃんが生まれていたんです👶
わんちゃんは環境の大きな変化にストレスを感じ、それがトイレの失敗につながっていたのです。
飼い主さんがそのことに気づいて、わんちゃんに十分な愛情を注ぎ、安心できる環境を整えたところ、トイレの失敗はすぐに改善されました✨
このように、トイレの失敗には必ず理由があります。
「なぜ失敗するのか」をしっかりと見極めることが、問題解決の第一歩なのです。
✨愛犬がトイレを失敗しないための効果的な対策法
成功に導く基本的なアプローチ
トイレトレーニングを成功させるためには、叱るのではなく、成功しやすい環境を作ることが最も重要です🎯
1. 環境を整える対策
行動範囲を限定する
一時的にサークルやゲートを使って、愛犬の行動範囲を狭くしましょう。
広いスペースがあると、犬は「トイレエリア」と「生活エリア」の区別がつきにくくなります。
最初は少し窮屈に感じるかもしれませんが、これは一時的な措置です。
成功体験を積み重ねることで、徐々にエリアを広げていくことができますよ😊
トイレの環境を見直す
- 清潔さの維持: トイレシートはこまめに交換する
- 場所の固定: トイレの位置をコロコロ変えない
- 静かな場所: 人通りの多い場所は避ける
- 適切なサイズ: 犬の体に合ったトイレトレーを選ぶ
2. ポジティブな強化を活用する
成功したときの対応が超重要!
トイレを成功したときは、思い切り褒めてあげましょう🎉
- すぐに褒める: 成功した瞬間に「偉いね!」「良い子!」
- ご褒美を与える: 大好きなおやつやフードをあげる
- 優しく撫でる: 愛情を込めてスキンシップ
実践的なトレーニング方法
タイミングを把握する
犬がトイレをしたくなるタイミングを覚えましょう。
- 起床直後
- 食後30分~1時間
- 水を飲んだ後
- 遊んだ後
- 外出から帰った後
これらのタイミングで、積極的にトイレに誘導してあげてください。
「トイレ」のコマンドを教える
「トイレ」「ワンツー」など、決まった言葉でトイレを促すようにしましょう。
最初は排泄しているときにコマンドを言い、成功したら褒める、という流れを繰り返します。
3. 失敗したときの正しい対応
無視が一番効果的
失敗を発見したときは、愛犬に気づかれないようにサッと片付けます。
声をかけたり、注目したりしないことがポイントです👀
徹底的な消臭
失敗した場所は、においが残らないよう徹底的に掃除しましょう。
犬の嗅覚は人間の何倍も敏感です。においが残っていると、同じ場所で再び失敗してしまう可能性が高くなります。
成功体験を増やす工夫
失敗を減らすより、成功を増やすことに重点を置きましょう。
- トイレシートの枚数を増やす
- トイレの場所を複数設ける
- 排泄のタイミングを細かくチェックする
お客様の成功体験談
当店にトリミングに来られるチワワちゃんの飼い主さんから、こんな嬉しい報告をいただきました💕
「前はトイレの失敗ばかりで、つい叱ってしまっていました。でも、サークルを使って範囲を狭くして、成功したときにおやつをあげるようにしたら、1週間で劇的に改善されました!今では『トイレ』って言うだけでちゃんとトイレシートの上でしてくれます」
このように、正しいアプローチを続けることで、必ず改善されるのです✨
忍耐強く、愛犬のペースに合わせて取り組むことが成功の秘訣ですね。
🏥体調不良が原因の場合の見分け方と対処法
病気のサインを見逃さないで!
トイレの失敗が続く場合、しつけの問題だけでなく、体調不良が隠れている可能性があります。
特に、今まで成功していたのに突然失敗が増えた場合は要注意です⚠️
体調不良を疑うべきサイン
排泄に関する変化
- 頻尿: いつもより回数が多い
- 血尿: 尿に血が混じっている
- 尿の色やにおいの変化: 濃い黄色や異臭
- 下痢や軟便: 便の状態が悪い
- 便秘: 何日も排便がない
行動の変化
- 元気がない: 普段より活動性が低下
- 食欲不振: 好きなおやつも食べない
- 水をよく飲む: 異常に水分摂取が増える
- 排泄時に鳴く: 痛みを感じている可能性
よくある病気と症状
膀胱炎
膀胱に炎症が起こる病気で、特にメスの犬に多く見られます。
症状としては:
- 頻繁にトイレに行きたがる
- 少量ずつしか排尿できない
- 排尿時に痛がる
- 血尿が出る
腸炎・胃腸炎
消化器系のトラブルで、下痢や軟便が主な症状です。
- 我慢できずに失敗してしまう
- 便の回数が増える
- 便に血液や粘液が混じる
- 嘔吐を伴うこともある
関節痛・筋肉痛
特に高齢犬に多く、トイレまで移動するのが辛くて失敗してしまいます。
- 歩き方がおかしい
- 階段を嫌がる
- 立ち上がるのに時間がかかる
- 触ると嫌がる部分がある
実際のケース:病気が原因だった例
当店の常連のお客様のゴールデンレトリバーちゃんのお話です。
10歳になったその子は、今まで一度もトイレを失敗したことがなかったのに、ある日から頻繁に失敗するようになりました😥
最初は「年のせいかな?」と思われていたそうですが、よく観察すると、トイレの前でしばらく座り込んでから排泄することが多くなっていました。
心配になって動物病院で検査を受けたところ、膀胱炎と軽度の関節炎が見つかりました。
適切な治療を受けることで、トイレの失敗も改善され、元気を取り戻すことができました✨
いつ病院に行くべき?
すぐに受診が必要な症状
- 血尿や血便
- 丸一日排尿がない
- 激しい下痢が続く
- 嘔吐を繰り返す
- 明らかに痛がっている
様子を見ても良いが、続くようなら受診
- 軽い軟便
- 少し元気がない
- 食欲がやや落ちている
- トイレの失敗が数日続く
定期検診の重要性
特に7歳を超えたシニア犬は、年に2回程度の健康診断をおすすめします。
早期発見・早期治療により、愛犬の健康寿命を延ばすことができますよ🏥
病気が原因でトイレを失敗している場合、叱っても何の解決にもなりません。
むしろ、体調が悪いときに叱られることで、愛犬はさらにストレスを感じてしまいます。
「いつもと様子が違うな」と感じたら、まずは体調面を疑ってみることが大切です。
🎯年齢別・犬種別のトイレトレーニングのコツ
子犬(生後2ヶ月~6ヶ月)のトイレトレーニング
子犬の時期は、トイレトレーニングの基礎を作る最も重要な時期です🐶
子犬の特徴を理解しよう
- 膀胱が小さい: 2-3時間おきに排泄が必要
- 集中力が短い: 長時間のトレーニングは逆効果
- 学習能力が高い: この時期に覚えたことは一生忘れない
- 遊び盛り: 遊びの延長として楽しくトレーニング
子犬向けのトレーニング方法
頻繁なトイレタイム
子犬は成犬より排泄回数が多いので、こまめにトイレに連れて行きましょう。
目安は2-3時間おきです⏰
小さな成功を積み重ねる
完璧を求めず、少しでもトイレシートに排泄できたら大げさに褒めてあげましょう。
「すごいね!偉いね!」と高い声で褒めることで、子犬のやる気がアップします📈
夜間の対策
夜中の排泄対策として、ベッドの近くにトイレを設置するのも効果的です。
成犬(1歳~7歳)のトイレトレーニング
成犬になってからでも大丈夫!
「もう大人だから無理かも…」と諦める必要はありません。
成犬は理解力があるので、正しい方法で根気強く続ければ必ず覚えてくれます💪
成犬の場合の注意点
- 習慣を変えるのに時間がかかる: 最低でも2-3週間は継続
- 一貫性が重要: 家族全員で同じルールを守る
- ストレス管理: 急激な変化は避け、段階的に進める
リセットから始める
これまでの失敗パターンをリセットするために、一度基本に戻ります。
サークルを使って行動範囲を制限し、成功体験を積み重ねることから始めましょう。
シニア犬(7歳以上)のトイレサポート
年齢を重ねると、どうしても体の機能が衰えてきます👴
でも、適切なサポートがあれば、最期まで快適に過ごすことができますよ。
シニア犬の特徴
- 筋力の低下: トイレまで間に合わないことがある
- 関節の痛み: 移動が億劫になる
- 認知機能の変化: トイレの場所を忘れることがある
- 夜間の排泄増加: 睡眠が浅くなり夜中にトイレに行きたがる
シニア犬向けの工夫
トイレの数を増やす
家の中の複数箇所にトイレを設置して、どこからでもアクセスしやすくします。
滑り止め対策
床が滑りやすいと、関節の痛みがある子は移動を嫌がります。
カーペットやマットを敷いて、歩きやすい環境を作ってあげましょう🏠
夜間のサポート
ベッドから近い場所にトイレを設置したり、夜間照明を付けて、暗闇でも安全に移動できるようにしてあげてください。
犬種別の特徴とコツ
小型犬(チワワ、トイプードル、ヨークシャーテリアなど)
- 膀胱が小さい: 頻繁なトイレタイムが必要
- 寒がり: 冬場は温かい場所にトイレを設置
- 繊細: 大きな音や突然の変化を嫌う
当店でトリミングをしているチワワちゃんの飼い主さんは、冬場だけトイレの場所をリビングの暖かい場所に移動させているそうです❄️
中型犬(柴犬、コーギー、ビーグルなど)
- プライドが高い: 失敗を責められることを特に嫌う
- 運動量が多い: 遊び疲れて排泄タイミングを逃すことがある
- 頑固な面: 一度覚えた習慣を変えるのに時間がかかる
大型犬(ゴールデンレトリバー、ラブラドール、秋田犬など)
- 食事量が多い: 排泄回数も多くなりがち
- 成長が遅い: 体は大きくても精神的にはまだ子供
- 力が強い: 興奮するとコントロールが難しい
大型犬の場合は、屋外での排泄を基本とする家庭も多いですが、雨の日や体調不良の時のために、室内にも大きめのトイレを用意しておくと安心ですね☔
実際の成功事例
当店のお客様の柴犬ちゃん(3歳)は、引っ越しを機にトイレを失敗するようになってしまいました。
柴犬は特にプライドが高く、一度失敗すると自信を失ってしまうことがあります。
飼い主さんは失敗しても決して叱らず、成功したときだけ褒めるというルールを徹底しました。
また、新しい環境に慣れるまで、サークルで行動範囲を制限し、安心できる空間を作ってあげました。
3週間ほどで完全にトイレを覚え直すことができ、今では新しいお家でも快適に過ごしています🏠✨
愛犬の年齢や犬種の特徴を理解して、それぞれに合ったアプローチをすることが成功への近道です。
💝まとめ:愛犬との信頼関係を築く正しいトイレトレーニング
ここまで、愛犬のトイレ失敗に関する様々な対策をご紹介してきましたが、最も大切なことは愛犬との信頼関係を維持することです💕
忘れてはいけない基本原則
✅ DO(すべきこと)
- 成功したときは思い切り褒める
- 失敗の原因を冷静に分析する
- 一貫したルールを家族全員で守る
- 愛犬の体調や気持ちに気を配る
- 忍耐強く継続する
❌ DON’T(してはいけないこと)
- 失敗を叱る・怒る
- 大きな声を出す
- 過度に注目する・リアクションする
- 諦めてしまう
- 一人で抱え込む
トイレトレーニングは愛犬との絆を深めるチャンス
トイレのしつけは、単なるルールを教えることではありません。
愛犬とのコミュニケーションを通じて、お互いの信頼関係を築く大切な時間なのです🤝
失敗したときに叱るのではなく、「どうしたら成功できるかな?」と一緒に考えてあげる姿勢が重要です。
完璧を求めすぎないで
人間だって、体調が悪いときやストレスがたまっているときは、いつも通りにいかないことがありますよね。
愛犬も同じです。
時には失敗することもあるでしょうが、それも含めて愛犬との生活を楽しんでください😊
困ったときは専門家に相談を
一人で悩まず、ペットショップやトリミングサロンのスタッフ、動物病院の先生など、専門家に相談することも大切です。
私たちワンルーク岐阜駅前店でも、お客様のお悩みをお聞きし、一緒に解決策を考えさせていただいております。
トリミングやペットホテルの際に、お気軽にご相談くださいね🏪
最後に
愛犬のトイレトレーニングは、決して楽な道のりではありませんが、正しい方法で根気強く続けることで、必ず成功します✨
大切なのは、愛犬を信じて、愛情を持って接することです。
叱るのではなく、褒めることを中心としたポジティブなアプローチで、愛犬との素敵な毎日を築いていってくださいね🌈
トイレトレーニングが成功すれば、飼い主さんも愛犬も、もっと快適で幸せな生活を送ることができるはずです。
頑張る飼い主さんと愛犬を、心から応援しています🐕💕
ワンルーク岐阜駅前店では、愛犬の様々なお悩みについてご相談をお受けしております。トリミングやペットホテルのご利用の際に、お気軽にお声かけください🐩✨
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