ONE LUKE(ワンルーク)
岐阜駅前店

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ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店
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🐕愛犬の健康を守る!犬が食べると危険な野菜・果物まとめ&緊急時の対処法🚨

2025.08.01 BLOG

こんにちは!ワンルーク岐阜駅前店スタッフです🌟

愛犬と一緒に暮らしていると、ついつい美味しそうに見つめられて人間の食べ物を与えたくなってしまいますよね💕でも、ちょっと待って!私たちにとって美味しい食べ物でも、愛犬にとっては命に関わる危険な食材かもしれません⚠️

ワンルーク岐阜駅前店では、これまで数多くのワンちゃんをお預かりしてきた経験から、食事に関するトラブルを多数見てきました。「うちの子は大丈夫」と思っていても、実は危険な食べ物はたくさんあるんです😰

今回は、犬が絶対に食べてはいけない野菜類・果物類について、症状から対処法まで詳しくご紹介します。万が一誤食してしまった場合の正しい対処法も、獣医師との連携経験豊富な当店スタッフの視点から解説しますので、愛犬の健康を守るためにぜひ最後まで読んでくださいね🙏

🥬犬が食べると超危険!絶対NGな野菜類

🧅玉ねぎ・長ねぎ

危険度:★★★★★

玉ねぎや長ねぎに含まれる「アリルプロピルジスルファイド」という成分が、犬の赤血球を破壊してしまいます😱これにより「溶血性貧血」という命に関わる病気を引き起こす可能性があります。

実は、玉ねぎの危険性は調理方法に関係なく、生でも加熱しても、さらには玉ねぎのエキスが入った料理でも同様に危険なんです⚠️ハンバーグやカレー、シチューなど、玉ねぎを使った料理の汁だけでも中毒症状を起こすことがあります。

詳しい症状:

  • 元気がなくなる(最初の症状として現れることが多い)
  • 息が荒くなる(酸素不足による代償反応)
  • 嘔吐・下痢(消化器症状)
  • 血尿(ヘモグロビン尿症)
  • 歯茎や舌が白くなる(貧血の典型的症状)
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
  • 心拍数の増加
  • 体温の低下

中毒量の目安: 小型犬(5kg)の場合、玉ねぎ約15g(薄切り1枚程度)でも中毒症状を起こす可能性があります。個体差もあるため、少量でも絶対に与えてはいけません❌

ワンルーク岐阜駅前店での実例: お預かり中のトイプードルちゃんが、お散歩中に落ちていた玉ねぎの欠片を誤食してしまったことがありました。すぐに獣医師に連絡し、適切な処置を受けることで事なきを得ましたが、数日間は慎重な観察が必要でした💦

🌿にら

危険度:★★★★★

にらも玉ねぎと同じアリル化合物を含んでいます。さらに、にらは繊維質が多く消化が悪いため、胃腸にも大きな負担をかけてしまいます💦においも強いため、犬が興味を示しやすい野菜でもあります。

特に注意すべき点:

  • にら玉(卵とにらの炒め物)
  • 餃子の具材として使われたにら
  • にらを切った包丁やまな板の洗い残し

症状の現れ方: にらによる中毒は、摂取後数時間から2日程度で症状が現れることが多いです。初期症状を見逃すと重篤な状態になる可能性があるため、少しでも異常を感じたらすぐに動物病院に相談しましょう📞

🧄にんにく

危険度:★★★★☆

にんにくも玉ねぎと同じ成分を含んでいますが、含有量は玉ねぎより少ないとされています。しかし、継続的に摂取すると危険なので避けるべき食材です⚠️

にんにくの隠れた危険:

  • ガーリックパウダーは成分が濃縮されているため特に危険
  • パスタソースやドレッシングに含まれるにんにく
  • 中華料理や韓国料理によく使われるにんにく

少量でも継続摂取は危険: 一度に大量摂取しなくても、継続的に少量ずつ摂取することで体内に有毒成分が蓄積し、慢性中毒を起こすことがあります。「少しだから大丈夫」という考えは非常に危険です❗️

🥑アボカド

危険度:★★★★☆

アボカドに含まれる「ペルシン」という成分が犬には有毒です。特に種や皮、葉の部分に多く含まれているため注意が必要です!果肉部分の毒性は比較的低いとされていますが、個体差があるため与えない方が安全です。

アボカドの全ての部分が危険:

  • 果肉:ペルシンを含む
  • 種:大きく、誤飲すると腸閉塞の原因に
  • 皮:ペルシン濃度が高い
  • 葉:最も毒性が強い部分

症状の詳細:

  • 軽症:軽い胃腸症状(嘔吐・下痢)
  • 中等症:呼吸が浅くなる、食欲不振
  • 重症:呼吸困難、胸水貯留、心拍異常

品種による違い: グアテマラ系のアボカドは他の品種よりもペルシン含有量が多いとされています。しかし、どの品種でも犬には与えるべきではありません🚫

🌰銀杏

危険度:★★★★☆

銀杏に含まれる「ギンコトキシン」(4-O-メチルピリドキシン)という成分が、犬の神経系に深刻な影響を与えます。特に小型犬では少量でも中毒症状を起こす可能性があります😨

銀杏中毒の特徴:

  • 中毒量:小型犬で2-3粒、大型犬でも10粒程度で危険
  • 症状発現:摂取後30分~数時間以内
  • 特徴的症状:けいれん発作

詳しい症状:

  • 初期症状:嘔吐、下痢、よだれ
  • 進行すると:けいれん、意識障害、呼吸困難
  • 重篤例:昏睡状態、最悪の場合死亡

季節的な注意点: 秋の散歩時、公園や街路樹の下に落ちている銀杏を拾い食いしてしまうケースが多発します🍂散歩時は特に注意深く見守ってください。

🧅らっきょう

危険度:★★★★☆

らっきょうも玉ねぎ科の植物で、同様の有毒成分を含んでいます。酢漬けのらっきょうも同じく危険です!らっきょうは小さくて丸いため、犬が丸飲みしてしまい、喉に詰まらせる危険もあります。

らっきょうの特殊な危険性:

  • 小さくて誤飲しやすい形状
  • 酢漬けの場合、酢による胃粘膜への刺激も追加
  • 塩分も多く含まれている場合が多い

🔍その他注意が必要な野菜たち

ごぼう

絶対NGではありませんが、食物繊維が非常に多くアクも強いため、犬の消化器官には大きな負担をかける野菜です。犬の短い腸では十分に消化できず、消化不良や下痢を起こしやすくなります💦

ごぼうのリスク:

  • 不溶性食物繊維が多く、消化管を傷つける可能性
  • アクが強く、胃粘膜を刺激
  • 硬い繊維質が腸閉塞の原因になることも

もし与える場合:

  • 十分にアク抜きをする(2-3回水を替えて煮る)
  • 細かく刻んで柔らかく煮る
  • ごく少量(小さじ半分程度)に留める
  • 初回は特に少量で様子を見る

ほうれん草

アクが強く、シュウ酸という成分が多く含まれているため、尿路結石(特にシュウ酸カルシウム結石)のリスクが高まります。犬は人間よりもシュウ酸を体外に排出する能力が低いため、蓄積しやすいのです💧

ほうれん草の詳しいリスク:

  • シュウ酸含有量:100gあたり約800mg(非常に高い)
  • 結石リスク:特に小型犬で高い
  • アク成分:胃腸を刺激

安全な与え方(推奨はしませんが):

  1. たっぷりのお湯で3-5分茹でる
  2. 冷水でしっかりと洗い、アクを除去
  3. 細かく刻む
  4. 小さじ1杯程度まで
  5. 週に1回程度まで

じゃがいも

緑色になったじゃがいもや芽の部分には「ソラニン」という有毒成分が含まれています。また、生のじゃがいもも消化が悪く、でんぷんが多いため肥満の原因にもなります🥔

じゃがいもの注意点:

  • 緑色の部分:ソラニン含有(絶対除去)
  • 芽の部分:ソラニン濃度が最も高い
  • 皮:農薬やソラニンが残留している可能性

きのこ類

市販の食用きのこでも、犬には消化が困難で、下痢や嘔吐を起こすことがあります。野生のきのこは絶対に危険です🍄

特に危険なきのこ:

  • しいたけ:消化が悪い
  • しめじ:同様に消化困難
  • えのき:繊維質が多すぎる
  • 野生きのこ:毒きのこの可能性

🍇犬が食べると超危険!絶対NGな果物類

🍇ぶどう類・干しぶどう(レーズン)

危険度:★★★★★

ぶどうは犬にとって最も危険な果物の一つです!原因となる有毒成分はまだ完全には特定されていませんが、急性腎不全を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります😰

ぶどう中毒の恐ろしさ:

  • 致死的中毒:摂取量に関係なく重篤な症状
  • 個体差:同じ量でも軽症の子と重篤になる子がいる
  • 不可逆性:腎機能が回復しない場合がある

詳しい症状の経過:

  • 摂取後2-3時間:嘔吐、下痢開始
  • 12-24時間:元気消失、食欲不振
  • 24-72時間:脱水症状、尿量減少
  • 3-4日後:腎不全の症状(尿が出ない、浮腫など)

干しぶどう(レーズン)の危険性: 水分が抜けて成分が濃縮されているため、生のぶどうよりもさらに危険です⚠️パンやお菓子に入っているレーズンも同様に危険です。

中毒量の目安:

  • ぶどう:体重1kgあたり約20g(小粒2-3個程度)
  • レーズン:体重1kgあたり約3g(10-15粒程度)

しかし、これより少量でも中毒を起こした例があるため、どんな少量でも絶対に与えてはいけません❌

ワンルーク岐阜駅前店での緊急対応例: チワワちゃんがお客様の手提げ袋からレーズンパンを盗み食いしてしまった際、すぐに提携動物病院に連絡し、緊急処置(催吐処置、点滴治療)を受けていただきました。幸い早期発見・早期治療により回復しましたが、数日間の入院が必要でした💦

🍋レモン・グレープフルーツ類

危険度:★★★☆☆

柑橘系の果物に含まれる「リモネン」や「ソラレン」という成分が、犬には刺激が強すぎます。特に皮の部分に多く含まれており、エッセンシャルオイルのような高濃度の成分も危険です🍊

柑橘類の危険成分:

  • リモネン:皮に多く含まれる精油成分
  • ソラレン:光感作用を持つ成分
  • クエン酸:高濃度では胃粘膜を刺激

症状の詳細:

  • 軽症:よだれ、嘔吐、下痢
  • 中等症:皮膚の赤み、かゆみ
  • 重症:光線過敏症(日光に当たると皮膚炎が悪化)
  • まれに:中枢神経症状(沈鬱、運動失調)

オレンジ、みかん、ゆずなども同様: すべての柑橘類に同様のリスクがあります。みかんの皮を乾燥させた陳皮なども、成分が濃縮されているため特に危険です⚠️

🌰いちじく

危険度:★★★☆☆

いちじくに含まれる「フィシン」というタンパク質分解酵素が、犬の口の中や皮膚に炎症を起こします。また、「ソラレン」という光感作用を持つ成分も含まれているため注意が必要です⚠️

いちじくの危険成分:

  • フィシン:タンパク質分解酵素(口腔粘膜を刺激)
  • ソラレン:光毒性成分
  • 乳液様の樹液:皮膚刺激作用

症状の特徴:

  • 口の中の炎症(赤み、腫れ、痛み)
  • 大量のよだれ
  • 嘔吐・下痢
  • 皮膚のかぶれ(接触した部分)
  • 日光過敏症

ドライいちじくも危険: 乾燥させても有害成分は残存し、むしろ濃縮されるため危険です。また、糖分も非常に高くなります📈

🫐プルーン

危険度:★★★☆☆

プルーンに含まれる「アミグダリン」という配糖体が、体内で分解されてシアン化合物(青酸系の毒物)に変化し、中毒症状を引き起こす可能性があります💀

プルーン中毒のメカニズム:

  1. アミグダリンを摂取
  2. 腸内細菌によって分解される
  3. シアン化水素(青酸ガス)が発生
  4. 細胞の酸素利用を阻害

症状の進行:

  • 初期:呼吸が荒くなる、よだれ
  • 進行期:嘔吐、下痢、痙攣
  • 重篤期:呼吸困難、意識障害

ドライプルーンの危険性: 乾燥プルーンは成分が濃縮されており、さらに糖分も高いため、より危険です⚠️

🥜マカデミアナッツ

危険度:★★★★☆

マカデミアナッツは犬にとって非常に危険なナッツです。含まれる有毒成分はまだ特定されていませんが、少量でも重篤な中毒症状を起こし、特に後肢の麻痺が特徴的です😱

マカデミアナッツ中毒の特徴:

  • 少量で症状が出る(体重1kgあたり2.2g程度)
  • 症状が特徴的(後肢麻痺)
  • 回復までに時間がかかる(24-48時間)

詳細な症状:

  • 後肢の麻痺・脱力(最も特徴的)
  • 全身の震え
  • 高体温(40℃以上になることも)
  • 嘔吐
  • 起立困難・歩行困難
  • 沈鬱

チョコレートとの組み合わせ: チョコレートでコーティングされたマカデミアナッツは、2つの毒性が重なるため極めて危険です💀

🥜その他のナッツ類

くるみ:

  • 消化が困難
  • 高脂肪で膵炎のリスク
  • 古いくるみには毒性のあるカビが発生することも

アーモンド:

  • 消化困難
  • 腸閉塞のリスク
  • 高脂肪

ピーナッツ:

  • アレルギーのリスク
  • 高脂肪で肥満の原因
  • 塩分が添加されている場合が多い

🥜ドライフルーツ全般

危険度:★★★☆☆

ドライフルーツは水分が抜けて糖分が濃縮されており、犬には糖分が高すぎます。また、保存料や添加物が含まれている場合も多く、犬の体には大きな負担となります📈

ドライフルーツの問題点:

  • 糖分濃縮:生果実の3-5倍の糖分
  • 添加物:二酸化硫黄、ソルビン酸など
  • 食物繊維:過剰摂取で消化不良
  • カロリー:肥満の原因

特に危険なドライフルーツ:

  • ドライぶどう(レーズン):最危険
  • ドライいちじく:フィシン濃縮
  • ドライプルーン:アミグダリン濃縮
  • ドライマンゴー:高糖分、食物繊維過多

🔍その他注意が必要な果物たち

🥭マンゴー

適量(15g程度)であれば、ビタミンCやベータカロテンなどの抗酸化作用も期待できますが、大量摂取やアレルギーがある場合は全身のかゆみを引き起こすことがあります。ドライマンゴーは糖分が高いので避けましょう🙅‍♀️

マンゴーの注意点:

  • アレルギー:ウルシ科の植物でアレルギーリスク高
  • 高糖分:糖尿病や肥満のリスク
  • 皮:接触性皮膚炎の原因
  • 種:大きく、誤飲リスク

🍒さくらんぼ

種に「アミグダリン」が含まれており、プルーンと同様にシアン化合物に変化します。誤って飲み込むと腸閉塞の原因にもなります。また、果肉も犬には糖分が高すぎるため注意が必要です⚠️

さくらんぼの危険性:

  • 種:アミグダリン含有、誤飲リスク
  • 茎:同様の毒性成分
  • 高糖分:血糖値急上昇
  • 小さいサイズ:誤飲しやすい

🍑桃・あんず・梅

これらの果物の種には、すべてアミグダリンが含まれています。特に梅の種は毒性が強く、絶対に与えてはいけません❌

核果類(種のある果物)の共通リスク:

  • 種の毒性:アミグダリン
  • 誤飲リスク:腸閉塞
  • 高糖分:肥満・糖尿病リスク

🍓いちご

比較的安全な果物とされていますが、糖分が高く、アレルギーの可能性もあります。また、農薬が残留している可能性があるため、よく洗ってから与える必要があります🫧

🍌バナナ

適量であれば比較的安全ですが、高糖分・高カロリーのため、肥満の犬には不適切です。また、カリウムが多いため、腎臓病の犬には負担となります📊

🚨緊急事態!危険な食材を食べてしまった時の正しい対処法

1. 📞まずは冷静に動物病院へ連絡!

愛犬が危険な食材を誤食してしまった場合、パニックになってしまいがちですが、まずは深呼吸して冷静になることが大切です🫁焦って間違った対処をすると、かえって症状を悪化させてしまう可能性があります。

動物病院に伝える情報チェックリスト: 
✅ 何を食べたか(商品名、材料名も含めて具体的に)
✅ どのくらいの量を食べたか(グラム数で)
✅ いつ食べたか(○時○分まで正確に)
✅ 現在の犬の様子(症状の有無、詳細)
✅ 犬の基本情報(体重・年齢・犬種・性別)
✅ 普段の健康状態(持病の有無、服薬状況)
✅ 最後に食事をした時間
✅ 最後に排便・排尿をした時間

電話での伝え方の例: 「○時○分頃、○kgの○歳トイプードル(オス・去勢済み)が、レーズンパン約○gを誤食しました。現在の様子は元気で、嘔吐はありませんが、少しそわそわしています。普段は健康で、薬は飲んでいません。最後の食事は○時で、排便は○時にありました。どうすればよいでしょうか?」

2. 🏥動物病院への搬送時の注意点

搬送前の準備:

  • 誤食の状況を知っている人が付き添う
  • 食べた物の包装や残骸があれば持参する
  • 犬の健康手帳や過去の検査結果があれば持参
  • タオルや毛布で犬を包んで体温を保つ
  • 嘔吐した場合に備えてビニール袋とタオルを準備

搬送中の注意:

  • 犬を安静な状態で運ぶ(興奮させない)
  • 車内では犬を固定し、安全運転を心がける
  • 症状の変化を観察し、メモを取る
  • 可能であれば車内で動物病院に状況を報告

やってはいけないこと: 
❌ 無理に吐かせようとする
❌ 大量の水を飲ませる
❌ 人間用の薬を与える
❌ オキシドールなどを飲ませる

3. 👀3日間の観察期間が重要!

獣医師の診断で緊急性がないと判断された場合でも、油断は禁物です!犬の体が異物と判断したものが消化管を通り抜け、体外に排出されるまでには約72時間(3日間)かかります📅

観察記録をつけましょう:

1日目の観察ポイント:

  • 食欲の有無と食べた量
  • 水を飲む量
  • 元気の程度(普段と比較して)
  • 嘔吐・下痢の有無(回数、色、量)
  • 排尿の状況(色、量、回数)
  • 体温(可能であれば測定)
  • 歩き方や行動の変化

2日目の観察ポイント:

  • 前日からの変化
  • 症状の改善または悪化
  • 新たな症状の出現
  • 睡眠の状況

3日目の観察ポイント:

  • 全体的な回復状況
  • 完全に元の状態に戻ったか
  • 残っている症状はないか

記録方法の例:

○月○日 ○時○分
食欲:普通の7割程度
水分:いつもより少し多め
元気度:普段の8割程度
嘔吐:なし
下痢:なし
排尿:普通(色も正常)
その他:少し鼻が乾いている気がする

4. ❌絶対にやってはいけないこと

水を大量に飲ませる: 誤食物を胃から腸へ押し流してしまい、吸収を促進させてしまう可能性があります💧また、嘔吐を誘発して誤嚥性肺炎を起こすリスクもあります。

無理に吐かせる:

  • 塩を舐めさせる:塩中毒の危険
  • オキシドールを飲ませる:胃粘膜を傷つける
  • 指を喉に入れる:咬まれる危険、粘膜損傷
  • 首を絞める:窒息の危険

人間用の薬を与える: 犬には有毒な成分が含まれている場合があります❌

様子見を長時間する: 症状が現れてからでは手遅れになる場合があります⏰毒性の強い食材の場合、数時間で重篤な状態になることもあります。

自己判断で大丈夫と決めつける: 「元気そうだから大丈夫」「少量だから問題ない」という判断は危険です。個体差や蓄積毒性もあるため、必ず専門家に相談しましょう。

📚専門知識:なぜ人間には安全でも犬には危険なのか?

🧬進化的背景と体の構造の違い

消化器官の違い: 犬の消化管は人間よりも短く、食物の通過時間も早いです。これは肉食動物としての進化の結果で、植物性の食材を十分に分解する能力が限られています🔬

具体的な違い:

  • 小腸の長さ:人間の約1/2
  • 胃酸の強さ:人間よりも強酸性(pH1-2)
  • 消化酵素:植物性食材分解酵素が少ない
  • 腸内細菌:人間とは大きく異なる構成

肝臓の代謝能力: 犬の肝臓は人間に比べて特定の解毒酵素の活性が低く、人間には無害な物質でも蓄積してしまい、中毒症状を起こすことがあります⚗️

主な違い:

  • グルクロン酸抱合能力:人間の約1/3
  • 硫酸抱合能力:限定的
  • 酸化酵素活性:個体差が大きい

⚖️体重比での薬物動態学的影響

薬物代謝の違い: 小型犬の場合、体重あたりの代謝率が高いため、同じ量でも血中濃度が高くなりやすく、中毒症状が現れやすくなります📏

計算例: 人間(60kg)が玉ねぎ100gを食べた場合と、トイプードル(3kg)が玉ねぎ5gを食べた場合、体重比では同じ割合ですが、犬の方が代謝能力が低いため、より重篤な症状が現れます。

🧪遺伝的多様性と個体差

品種による違い:

  • 日本犬:玉ねぎに対する感受性が高い傾向
  • 小型犬:代謝能力が相対的に低い
  • 短頭種:呼吸器系への影響を受けやすい

年齢による違い:

  • 子犬:肝機能が未発達
  • 老犬:代謝能力の低下
  • 成犬:個体差が最も大きい

💡季節別注意ポイント

🌸春(3-5月)

注意する食材:

  • 山菜(わらび、ぜんまいなど)
  • 新玉ねぎ
  • いちご

対策:

  • お花見時の食べ物管理
  • 散歩時の野草に注意
  • 来客時の食べ物管理強化

☀️夏(6-8月)

注意する食材:

  • ぶどう(旬の時期)
  • 桃、さくらんぼ
  • アイスクリーム

対策:

  • 冷たい食べ物による胃腸障害予防
  • 夏祭りでの誤給餌注意
  • 熱中症との相乗効果に注意

🍂秋(9-11月)

注意する食材:

  • 銀杏(最も危険な季節)
  • 柿、栗
  • きのこ類

対策:

  • 散歩コースの銀杏チェック
  • 食欲の秋での過給餌注意
  • 運動会シーズンの食べ物管理

❄️冬(12-2月)

注意する食材:

  • チョコレート(バレンタイン)
  • みかん類
  • 年末年始の人間の食べ物

対策:

  • 年末年始の来客対応
  • こたつでの食べ物管理
  • 乾燥による水分摂取量増加への対応

🎯実践的な予防策とトレーニング

🏠家庭環境の整備

キッチンの安全対策:

  • 冷蔵庫の扉にロック
  • ゴミ箱は蓋付きで高い場所に
  • 食材は犬の手の届かない場所に保管
  • 調理台の上は常に清潔に

リビングの安全対策:

  • テーブルの上に食べ物を置かない
  • 来客時は犬を別室に
  • 子供にも危険な食べ物について教育

🎓効果的なしつけ方法

基本コマンドの習得:

  1. 「待て」:食べ物の前で待つ練習
  2. 「離せ」:口にくわえた物を離す練習
  3. 「いけない」:禁止を理解させる練習

拾い食い防止トレーニング:

  1. リードトレーニング:短く持って制御
  2. 注意転換法:名前を呼んでアイコンタクト
  3. 報酬システム:拾わなかった時のご褒美

👨‍👩‍👧‍👦家族全員での情報共有

家族ルールの設定:

  • NGリストの作成と共有
  • 給餌担当者の決定
  • 緊急時連絡先の共有
  • 症状チェックリストの作成

定期的な確認会議:

  • 月1回の安全確認
  • 新たな危険情報の共有
  • トレーニング進捗の確認

📞緊急時連絡先の準備

🏥動物病院情報の整理

平日昼間:

  • かかりつけ動物病院
  • 住所、電話番号
  • 診療時間、休診日

夜間・休日:

  • 夜間救急動物病院
  • 24時間対応病院
  • 救急車サービス

情報カードの作成例:

【緊急連絡先】
犬の名前:ポチ
犬種:トイプードル
年齢:3歳 体重:3kg
普段の病院:○○動物病院(123-456-7890)
夜間病院:△△救急動物病院(098-765-4321)
飼い主:田中太郎(090-1234-5678)

🌟まとめ:愛犬の健康で幸せな生活のために

愛犬の健康を守るためには、正しい知識と日々の注意深い観察が不可欠です📚私たちワンルーク岐阜駅前店がお伝えした内容を参考に、以下のポイントを常に心がけてください:

✅毎日心がけるべきこと

  • 人間の食べ物は基本的に与えない
  • 犬専用のフードとおやつを選ぶ
  • 新しい食材を与える前は必ず安全性を確認
  • 食べ物の保管場所に細心の注意を払う
  • 散歩中の拾い食いを徹底的に防ぐ
  • 家族全員で情報を共有する
  • 季節ごとの特別な注意点を把握する

🚨緊急時に備えて準備すべきこと

  • かかりつけの動物病院の連絡先を常に把握
  • 夜間・休日対応の動物病院も事前に調べておく
  • 愛犬の基本情報(体重・年齢・病歴)をカード化
  • 緊急時の対応手順を家族で共有
  • 観察記録用紙の準備
  • 症状チェックリストの作成

💕ワンルーク岐阜駅前店からの想い

私たちは、愛犬家の皆様とそのご家族が、安心して楽しい時間を過ごせるよう、プロフェッショナルとしてサポートしています🌈お預かりするワンちゃんたちの安全は、私たちにとって最優先事項です。

食事に関するご相談や、緊急時の対応についてご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお声がけください💕経験豊富なスタッフが、愛犬の健康管理について丁寧にアドバイスさせていただきます。

愛犬との毎日が、健康で幸せに満ちたものになりますように✨私たちワンルーク岐阜駅前店は、皆様とワンちゃんたちの幸せな生活を、これからもしっかりとサポートしてまいります🐕💖

次回のブログもお楽しみに!🐶💕


【🐾 ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店のご案内 🐾】

【ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店基本情報】

営業時間:9:00~20:00
住所:〒500-8864 岐阜県岐阜市真砂町12丁目6−1 ロロノアビル1階
電話番号:058-213-5717

🐾Instagramはこちら🐾
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