🐕 愛犬の耳の健康はトリミングから!プロが教える耳掃除の重要性 🌟
2025.08.30 BLOG

こんにちは!ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店です 😊
愛犬の健康管理において、見落とされがちながら非常に重要なのが「耳のケア」です。私たちトリミングのプロとして、日々多くのワンちゃんの耳の状態を見てきた経験から、今回は耳の健康管理の重要性についてお話しさせていただきます。
🏥 なぜ耳のケアが重要なのか
ワンちゃんの耳の構造の特徴
ワンちゃんの耳は人間とは大きく異なる構造をしています。特に外耳道(がいじどう:耳の穴から鼓膜までの通り道)が「L字型」に曲がっているため、汚れや湿気がたまりやすく、細菌や真菌が繁殖しやすい環境になっています。
この構造的特徴により、定期的なケアを怠ると様々なトラブルが発生する可能性があります 😰
耳トラブルが引き起こす問題
耳のケアを怠ると、以下のような問題が起こることがあります:
- 外耳炎(がいじえん:外耳道の炎症)の発症
- 中耳炎(ちゅうじえん:中耳の炎症)への進行
- 慢性的な痒みや痛みによるストレス
- 聴力の低下
- 頭を振り続けることによる血腫の形成
これらの症状は、ワンちゃんの生活の質を大きく低下させてしまいます。
🔍 当店で発見される耳トラブルの実例
よく見られる症状
私たちONE LUKE岐阜駅前店では、トリミング時に以下のような耳の症状を発見することがよくあります:
軽度の症状
- 耳垢の過剰な蓄積
- 軽微な臭い
- 耳毛の伸びすぎ
中度の症状
- 黒っぽい耳垢の大量蓄積
- 強い臭い
- 耳道の軽い赤み
重度の症状
- 膿のような分泌物
- 耳道の腫れや強い赤み
- ワンちゃんが耳を頻繁に掻く行動
犬種別の特徴
垂れ耳犬種(ゴールデンレトリバー、コッカースパニエル、ダックスフンドなど)
- 通気性が悪く湿気がこもりやすい
- 外耳炎のリスクが高い
- より頻繁なケアが必要
立ち耳犬種(柴犬、チワワ、ポメラニアンなど)
- 比較的通気性は良好
- しかし耳毛が多い犬種は注意が必要
- 定期的なチェックとケアが重要
🛁 プロが行う耳掃除の手順
当店での耳掃除プロセス
私たちプロトリマーが行う耳掃除は、以下の手順で丁寧に実施しています:
1. 視診・触診 まず耳の状態を目で見て、触って確認します。異常がないかをチェックし、適切なケア方法を判断します。
2. 耳毛の処理 必要に応じて耳毛を適量除去します。耳毛とは、耳道内に生える細かい毛のことで、放置すると通気性を悪化させる原因となります。
3. 耳掃除の実施 専用のイヤークリーナーを使用し、優しく汚れを浮かせて除去します。この際、綿棒は奥まで入れず、見える範囲のみを清拭します。
4. 乾燥 清掃後は耳道内の水分をしっかりと除去し、乾燥させます。
5. 最終チェック 清掃完了後、再度状態を確認し、異常がないことを確認します。
使用する道具と薬剤
専用イヤークリーナー
- pH調整された犬専用の洗浄液
- 汚れを浮かせる界面活性剤配合
- 刺激の少ない成分で構成
専用コットン
- 毛羽立ちの少ない高品質なもの
- 耳道を傷つけないよう柔らかい素材
耳毛除去用具
- 専用の鉗子やパウダー
- ワンちゃんに負担をかけない設計
🏠 ご家庭での耳ケアのコツ
日常的なチェックポイント
飼い主様にお願いしたい日常チェックは以下の通りです:
毎日のチェック項目
- 耳の臭いを嗅いでみる
- 耳を掻く頻度の観察
- 頭を振る回数の確認
週1回のチェック項目
- 耳の中を覗いて色や状態を確認
- 耳垢の量や色の変化
- 耳毛の伸び具合
家庭でできる簡単ケア
軽度な耳垢除去
- 市販の犬用イヤークリーナーを使用
- 見える範囲の汚れのみを拭き取る
- 決して奥まで綿棒を入れない
予防的ケア
- 耳の周りの毛を短くカット
- シャンプー後の耳の水分除去
- 散歩後の耳のチェック
やってはいけないこと ❌
絶対に避けるべき行為
- 綿棒を耳の奥まで入れること
- 人間用の洗浄液の使用
- 無理な耳毛抜き
- アルコール系洗浄液の使用
これらの行為は、耳道を傷つけたり、症状を悪化させる可能性があります。
🌟 ワンルークのトリミングサービスの特徴
「心地よさ」を追求するケア
私たちONE LUKE岐阜駅前店では、ワンちゃんに「心地よく過ごしてもらう」ことを最優先に考えています。これは耳掃除においても同様で、ワンちゃんにストレスを与えないよう、以下の配慮を行っています:
ストレス軽減の取り組み
- ワンちゃんのペースに合わせた施術
- 声かけによる安心感の提供
- 必要に応じた休憩の挿入
- 個体差を考慮したアプローチ
ペットファーストの理念
「ペットファースト」の理念のもと、私たちは以下の点を重視しています:
安全第一の施術
- 経験豊富なスタッフによる確実な技術
- 衛生管理の徹底
- 適切な道具の使用
- 異常発見時の迅速な対応
個別対応の実施
- 犬種特性の理解
- 個体の性格や体調への配慮
- 飼い主様とのコミュニケーション
- カスタマイズされたケアプラン
📅 定期的なプロケアの重要性
推奨される頻度
犬種や個体差により異なりますが、一般的な推奨頻度は以下の通りです:
垂れ耳犬種
- 月1〜2回のプロケア
- 週2〜3回の家庭でのチェック
立ち耳犬種
- 月1回のプロケア
- 週1〜2回の家庭でのチェック
高齢犬
- より頻繁なチェックとケア
- 月2回程度のプロケア推奨
早期発見・早期対応のメリット
定期的なプロケアにより、以下のメリットが得られます:
健康面のメリット
- 重篤な耳疾患の予防
- 治療費の軽減
- ワンちゃんの快適性向上
- 聴力の維持
経済面のメリット
- 高額な治療費の回避
- 長期間の通院費用削減
- 予防的ケアによるコストパフォーマンス
🚨 こんな症状が見られたらすぐにご相談を
緊急性の高い症状
以下のような症状が見られた場合は、すぐに当店または獣医師にご相談ください:
重篤な症状のサイン
- 強烈な臭い 🤢
- 大量の膿状分泌物
- 耳道の強い腫れや赤み
- 聴力の明らかな低下
- 頭を異常に振り続ける行動
- 耳を掻きすぎて傷ができている
慢性化を防ぐために
症状の慢性化を防ぐためには、早期の対応が重要です:
対応のタイミング
- 軽微な変化でも見逃さない
- 2〜3日症状が続く場合は相談
- 定期チェック時の異常発見
- 行動の変化への注意
💡 季節別耳ケアのポイント
春・夏のケア
高湿度対策
- より頻繁な乾燥ケア
- カビや細菌の繁殖防止
- 汗による汚れの蓄積防止
アレルギー対策
- 花粉等のアレルゲン除去
- 掻きすぎ防止のケア
- 炎症の早期発見
秋・冬のケア
乾燥対策
- 過度な乾燥による皮膚トラブル防止
- 適度な保湿の維持
- 静電気による汚れの付着防止
換毛期の対応
- 抜け毛による耳道の詰まり防止
- より頻繁な耳毛処理
- アンダーコートのケア
🎯 犬種別・年齢別の詳細ケアガイド
小型犬の耳ケア特徴
チワワ・ヨークシャテリア・マルチーズなど
小型犬は体が小さい分、耳の構造も繊細です。私たちが日々のトリミングで気をつけているポイントをご紹介します:
- 耳毛の特徴: 細く柔らかい毛質が多く、絡まりやすい
- 皮膚の敏感さ: デリケートな皮膚のため、優しいケアが必要
- ストレス耐性: 小さな体のため、短時間での効率的なケアを心がける
小型犬専用のケア方法
- より小さなコットンを使用した細かい作業
- 低刺激性のクリーナーの選択
- 頻繁な休憩を挟んだ施術
中型犬の耳ケア特徴
柴犬・コーギー・ビーグルなど
中型犬は比較的丈夫な体質を持っていますが、それぞれに特徴があります:
柴犬の場合
- 立ち耳で通気性は良好
- しかし皮脂分泌が多めで汚れやすい
- 季節の換毛期には特に注意が必要
ビーグルの場合
- 垂れ耳のため湿気がこもりやすい
- 食いしん坊な性格で、食事時の汚れが耳に付着しやすい
- 定期的な清拭が特に重要
大型犬の耳ケア特徴
ゴールデンレトリバー・ラブラドール・シェパードなど
大型犬の耳ケアでは、体の大きさに応じた特別な配慮が必要です:
物理的な配慮
- より多くの耳垢が蓄積する傾向
- 耳道も大きく、奥まで丁寧な清掃が必要
- 頭部が大きいため、しっかりとした保定が重要
性格的な配慮
- 温厚な性格の犬種が多い
- しかし嫌がる場合の対応には十分な注意が必要
- 信頼関係の構築が特に重要
年齢別ケアの重要ポイント
パピー期(生後6ヶ月まで)
子犬の耳は特別なケアが必要です:
- 免疫系の未成熟: 感染に対する抵抗力が弱い
- 成長による変化: 耳の形や大きさが日々変化
- 社会化の重要性: 耳掃除に慣れる大切な時期
当店でのパピー対応
- より短時間での施術
- 遊びの要素を取り入れた楽しいケア
- 飼い主様との同席による安心感の提供
成犬期(1歳〜7歳)
最も活発な時期の耳ケア:
- 活動量の多さ: 汚れやすい環境への露出
- 体力の充実: しっかりとしたケアが可能
- 習慣化の重要性: 定期的なケアルーチンの確立
シニア期(8歳以上)
高齢犬への特別な配慮:
- 免疫力の低下: より頻繁なチェックが必要
- 慢性疾患のリスク: 他の病気との関連性に注意
- 体力の考慮: 短時間での効率的なケア
シニア犬への当店の配慮
- より頻繁な健康チェック
- 体調に応じた施術時間の調整
- 獣医師との連携による総合的なケア
🔬 耳の病気についての詳しい解説
外耳炎の詳細
外耳炎は最も一般的な耳の疾患です。当店でも多くの症例に遭遇します:
初期症状
- 軽い痒み
- 耳垢の増加
- 軽微な臭い
進行時の症状
- 強い痒み
- 耳道の赤みと腫れ
- 黄色や茶色の分泌物
- 強い臭い
重篤化した場合
- 膿状の分泌物
- 耳道の著しい腫れ
- 聴力への影響
- 二次感染の併発
中耳炎への進行リスク
外耳炎が適切に治療されない場合、中耳炎に進行する可能性があります:
中耳炎の症状
- 頭部の傾き
- バランス感覚の異常
- より激しい痛み
- 食欲不振
予防の重要性 当店では、このような重篤な症状に進行する前の早期発見・早期対応を重視しています。
アレルギー性皮膚炎と耳トラブル
アトピー性皮膚炎や食物アレルギーも耳のトラブルの原因となります:
アレルギー性耳炎の特徴
- 慢性的な痒み
- 季節性の悪化
- 両耳に同時発症することが多い
- 他の皮膚症状との併発
🌈 お客様の声・成功事例
Aさん(ゴールデンレトリバー・3歳)の場合
「以前は頻繁に耳を掻いて、獣医さんに通っていました。ワンルークさんで定期的にケアしてもらうようになってから、耳のトラブルが激減しました!今では月1回のトリミングが楽しみです 😊」
Bさん(トイプードル・7歳)の場合
「高齢になって心配でしたが、スタッフの方が優しく丁寧に対応してくださり、うちの子もリラックスしてケアを受けています。おかげで耳の健康を保てています 🐩」
Cさん(柴犬・2歳)の場合
「立ち耳だから大丈夫だと思っていましたが、実は汚れが溜まっていることをワンルークさんで教えていただきました。今では定期的なチェックの大切さを実感しています 🐕」
📝 まとめ
愛犬の耳の健康は、日常の小さなケアから始まります 💖
私たちONE LUKE岐阜駅前店では、「ペットファースト」の理念のもと、ワンちゃんが心地よく健康に過ごせるよう、専門的な知識と技術でサポートしています。
耳掃除は単なる美容ケアではなく、重要な健康管理の一環です。定期的なプロケアと日常的な観察により、愛犬の耳の健康を守り、より快適で幸せな生活を送らせてあげましょう 🐕✨
お気軽にご相談ください 📞
耳のケアに関するご質問や、ワンちゃんの状態について気になることがございましたら、いつでもお気軽に当店スタッフまでご相談ください。経験豊富なプロトリマーが、一頭一頭に合わせた最適なケア方法をご提案いたします。
皆様の大切な家族である愛犬が、いつまでも健康で可愛く過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします 😊🌟
ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ちしております💖
【🐾 ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店のご案内 🐾】

【ONE LUKE(ワンルーク)岐阜駅前店基本情報】
営業時間:9:00~20:00
住所:〒500-8864 岐阜県岐阜市真砂町12丁目6−1 ロロノアビル1階
電話番号:058-213-5717
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