🐕 間違っていませんか?愛犬の歯磨き方法を見直してみましょう!
2025.08.04 BLOG

こんにちは!ペットホテル&トリミングサロン ワンルーク岐阜駅前店です 🌟
「うちの子の歯磨き、これで合ってるのかな?」そんな疑問を抱いたことはありませんか?実は、良かれと思ってやっているお手入れ方法が、愛犬に痛みやダメージを与えてしまっているケースが少なくありません 😰
今回は、多くの飼い主さんが間違いがちなポイントと、正しい歯磨き方法について詳しくお話しします。愛犬の歯の健康を守るために、ぜひ最後まで読んでくださいね!
🦷 知っていますか?犬の歯の特徴
犬の歯の構造って人間とどう違うの?
まず、犬の歯の構造について理解しておきましょう。犬の歯の噛み合わせは、まるでハサミのような仕組みになっています ✂️ これは、獲物を捕らえて引き裂くために進化した結果なんですね。
特に大型犬の場合、人間よりもずっと奥行きの長い歯並びを持っています。チワワやトイプードルなどの小型犬とは異なり、ゴールデンレトリバーやラブラドールなどの大型犬は、口の奥まで長い歯列が続いているんです 🐕🦺
実は意外と繊細!犬の歯の真実
「犬の歯は人間より丈夫でしょ?」そう思われがちですが、実はそうではありません 😲
犬の歯の表面を覆っているエナメル質は、一番厚い部分でもわずか1mm程度しかないんです。これは人間のエナメル質の半分以下の厚さ!つまり、見た目以上にデリケートで傷つきやすいということなんです。
硬すぎるものを噛ませたり、間違った方法でケアをしていると、歯が欠けたり折れたりしてしまう可能性があります 💔 「犬だから大丈夫」という思い込みは禁物ですね。
❌ こんな歯磨き方法、していませんか?
当店にいらっしゃる飼い主さんからよく聞く、間違いがちなケア方法をご紹介します。もし当てはまるものがあったら、今すぐ見直してみてくださいね!
間違い①:硬いガムで歯のケアをしている
「硬い方が歯垢が取れそう!」「歯が強くなりそう!」そんな理由で、カチカチに硬いガムやデンタルおもちゃを与えていませんか? 🤔
確かに適度な硬さのものは歯のケアに効果的ですが、硬すぎるものは逆効果。特に注意したいのが「第四前臼歯」です。この歯は犬にとって重要な歯の一つですが、硬いデンタルおもちゃを噛みすぎて折れてしまったケースも実際にあるんです 😭
硬すぎるものの例:
- 天然の牛骨やブタ骨
- 石のように硬いデンタルチュー
- 硬すぎるナイロン製おもちゃ
- 蹄(ひづめ)
これらは避けるか、与える場合は必ず監視のもとで短時間だけにしましょう。
間違い②:マズルが長いからと奥まで歯ブラシを突っ込む
大型犬やマズルの長い犬種(コリー、シェパード、ダックスフンドなど)の飼い主さんに多いのがこの間違い 📏
「奥の歯まで磨かなきゃ!」と思って、口を無理やり大きく開けさせずに歯ブラシをマズルの奥深くまで入れてしまうことがあります。でも、これは絶対にNG!
歯茎を傷つけてしまったり、愛犬が歯磨きを嫌がる原因になってしまいます。また、無理に奥まで入れることで嘔吐反射を起こしてしまうこともあるんです 🤢
間違い③:力を入れてゴシゴシ磨く
「汚れを落とすには力を入れて!」と思って、ゴシゴシと強く磨いていませんか?人間の歯磨きでも力の入れすぎは良くないのと同じで、犬の場合はなおさらです 💪
強すぎるブラッシングは:
- 歯茎を傷つける
- エナメル質を削ってしまう
- 愛犬が痛がって歯磨きを嫌がるようになる
- 歯茎が下がる原因となる
優しく、でも確実に汚れを落とすことが大切なんです。
間違い④:歯磨き粉を人間用のものを使う
「ちょっとくらいなら大丈夫でしょ?」と人間用の歯磨き粉を使うのは危険です ⚠️
人間用の歯磨き粉には、犬にとって有害な成分が含まれていることが多いんです:
- キシリトール(犬には中毒症状を引き起こす)
- フッ素(犬が飲み込むと有害)
- 泡立ち成分(犬は吐き出せないため)
必ず犬用の歯磨き粉を使用するか、何もつけずに磨くようにしましょう。
✅ 正しい歯磨き方法をマスターしよう!
それでは、正しい歯磨き方法について詳しく説明していきますね 📚
準備するもの
まずは適切な道具を揃えましょう:
歯ブラシ選び
- 小型犬用:ヘッドが小さく、毛が柔らかいもの
- 中型犬用:適度なサイズで、毛の硬さは柔らかめ〜普通
- 大型犬用:少し大きめのヘッドで、毛は普通の硬さ
人間の子供用歯ブラシでも代用可能ですが、犬専用のものの方が角度や形状が工夫されているのでおすすめです 🪥
その他のアイテム
- 犬用歯磨き粉(必須ではありませんが、あると効果的)
- ガーゼやデンタルシート(歯ブラシに慣れるまでの練習用)
- ご褒美のおやつ
- タオル(よだれ拭き用)
基本の持ち方・姿勢
歯ブラシの持ち方
歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握ります ✏️ 決してぎゅっと握りしめないでください。力が入りすぎてしまいます。
親指と人差し指、中指の3本で軽く支える感じが理想的です。
愛犬の姿勢
- 小型犬:膝の上に座らせるか、テーブルの上に立たせる
- 中型犬:床に座らせて横から
- 大型犬:立った状態で横から、または座らせて正面から
愛犬がリラックスできる姿勢を見つけることが大切です 🧘♀️
磨き方の基本テクニック
表面の磨き方
歯の表面は 横向きになでるような力加減 で磨きます。ゴシゴシではなく、優しくクルクルと円を描くような動きでもOKです 🌀
力の目安は、自分の手の甲に歯ブラシを当てて「気持ちいい」と感じる程度。痛いと感じる力では強すぎます。
歯と歯の間
歯と歯の間は 縦に磨いて 汚れを掻き出します。歯ブラシの毛先を歯間に軽く入れて、上下に小刻みに動かしましょう 📐
この時も決して力を入れすぎないように注意してくださいね。
奥歯の磨き方
特に汚れやすい第四前臼歯(上顎の奥から4番目の大きな歯)と第一後臼歯(下顎の一番奥の大きな歯)を磨く時は:
- 片手で唇を持ち上げる 👄
- 必ず目で確認しながら磨く 👀
- 無理に口を大きく開けさせない
- 歯ブラシを奥まで突っ込まない
唇を持ち上げることで、口を大きく開けなくても奥歯が見えるようになります。この方法なら愛犬も楽ですし、安全に磨けますよ!
磨く順序
効率的に磨くための順序をご紹介します:
- 前歯(切歯)から開始 – 一番磨きやすい部分から始めて、愛犬を慣れさせる
- 犬歯 – 長くて目立つ歯なので丁寧に
- 上顎の奥歯 – 第四前臼歯を中心に
- 下顎の奥歯 – 第一後臼歯を中心に
- 反対側も同様に
最初は前歯だけでもOK。徐々に奥歯まで磨けるようになればいいんです 🎯
🔄 段階的な慣らし方
いきなり完璧な歯磨きを目指さず、段階的に慣らしていくことが成功の秘訣です!
ステップ1:口を触ることから始める(1〜2週間)
まずは口周りを触ることから始めましょう。おやつを食べている時に:
- 頬を優しく触る
- 唇を軽く持ち上げる
- 歯を指で触ってみる
嫌がったらすぐにやめて、できたらたくさん褒めてあげてください 🎉
ステップ2:ガーゼやデンタルシートを使う(1〜2週間)
指にガーゼを巻いて、歯を拭いてみましょう。最初は前歯だけでもOK。愛犬用のデンタルシートを使うのも効果的です 🧻
この段階では「口の中に何かが入る」ことに慣れることが目標です。
ステップ3:歯ブラシデビュー(2〜3週間)
いよいよ歯ブラシの登場です!最初は:
- 歯ブラシを見せて匂いを嗅がせる
- 歯ブラシで頬の外側を軽く触る
- 前歯だけブラシを当ててみる
毎回できたらご褒美をあげて、「歯磨き=良いこと」と覚えてもらいましょう 🍖
ステップ4:本格的な歯磨き
全てのステップをクリアしたら、いよいよ本格的な歯磨きです。でも無理は禁物!愛犬のペースに合わせて進めていきましょう。
最初は30秒から1分程度で十分です。慣れてきたら徐々に時間を延ばしていけばOK 📱
🏆 歯磨きを成功させるコツ
タイミングが重要
歯磨きをするタイミングも大切です:
おすすめのタイミング
- 散歩の後 – 適度に疲れてリラックスしている
- 食後30分〜1時間後 – 歯垢が形成される前
- 飼い主さんに時間の余裕がある時 – イライラが愛犬に伝わってしまうため
避けたいタイミング
- 愛犬が興奮している時
- 眠い時
- 体調が悪そうな時
- 飼い主さんが忙しい時
環境を整える
歯磨きをする環境も整えましょう:
- 明るい場所で行う – 口の中がよく見える
- 滑らない場所で – 愛犬が安心できる
- 静かな場所で – 集中できる環境
- 逃げ場を作らない – でも閉じ込められた感じにもしない
モチベーションアップの工夫
愛犬が歯磨きを好きになってもらうための工夫:
ご褒美システム
- 歯磨き前:「これから気持ちいいことをするよ」の合図のおやつ
- 歯磨き中:上手にできた時の褒め言葉
- 歯磨き後:「よくできました!」のご褒美
楽しい雰囲気作り
- 優しい声で話しかける
- 「上手だね〜」「えらいね〜」と褒めまくる
- 歌を歌いながら磨く(愛犬がリラックスできるなら)
短時間で効率的に
長時間の歯磨きは愛犬にとってストレスです。短時間で効率的に磨くコツ:
- 重要な部分から磨く – 第四前臼歯、第一後臼歯を優先
- 左右バランスよく – 片側だけ集中しない
- 無理に全部磨こうとしない – できる範囲でOK
📅 理想的な歯磨き頻度
基本の頻度
理想は 毎日1回 ですが、現実的には:
- 最低週3回 – 歯垢が歯石になる前に除去
- できれば毎日 – 習慣化すると愛犬も慣れる
- 短時間でも継続 – 10分の歯磨きを週1回より、3分の歯磨きを毎日
年齢別の配慮
子犬(〜1歳)
- 歯が生え変わる時期は無理をしない
- 慣らすことを重視
- 短時間から始める
成犬(1〜7歳)
- 標準的な頻度でOK
- しっかりとしたケアを心がける
- 歯石ができやすい時期なので要注意
高齢犬(7歳〜)
- 体調に配慮しながら
- 短時間で負担を軽く
- 歯茎の状態をよく観察
🚨 こんな症状があったら要注意!
歯磨きの時に以下のような症状に気づいたら、すぐに動物病院に相談しましょう:
歯の異常
- 歯が欠けている、折れている 💔
- 歯がグラグラしている
- 歯の色が変わっている(黄色、茶色、黒色)
- 歯石がひどく付着している
歯茎の異常
- 歯茎が腫れている 🔴
- 歯茎から血が出る
- 歯茎の色が異常(赤すぎる、白っぽい)
- 歯茎が下がっている
その他の症状
- 口臭がひどい 👃
- よだれが多い
- 食欲がない
- 口を触ると痛がる
これらの症状は、歯周病や口内炎、歯の破折などの可能性があります。早めの対処が愛犬の健康を守ります!
🛠️ 歯磨き以外のケア方法
歯磨きと併用することで、より効果的な口腔ケアができます:
デンタルガム・おもちゃ
適度な硬さのデンタルガムやおもちゃは効果的です:
選び方のポイント
- 適度な硬さ – 爪に押し当てて少し凹む程度
- サイズが適切 – 丸飲みできない大きさ
- 素材が安全 – 天然素材や安全な合成素材
おすすめの素材
- コットン(綿)ロープ
- 適度な硬さの牛皮ガム
- 犬用歯磨きガム
- 安全な合成ゴム製おもちゃ
飲み水に混ぜるタイプ
水に混ぜるだけの口腔ケア用品も市販されています:
- 歯垢の付着を抑制
- 口臭を軽減
- 毎日簡単に続けられる
ただし、これだけでは完全なケアはできないので、歯磨きと併用することが大切です 💧
食事の工夫
食事でもある程度の口腔ケアができます:
- ドライフードを基本に – 咀嚼回数が増える
- 大きめの粒 – よく噛む必要がある
- 歯周病ケア用フード – 専用設計のフード
📊 年代別・犬種別の注意点
小型犬の特徴と注意点
特徴:
- 口が小さく、歯が密集している
- 歯石が付きやすい
- 歯周病になりやすい
注意点:
- 小さめの歯ブラシを使用
- より頻繁なケアが必要
- 優しい力で磨く
中型犬の特徴と注意点
特徴:
- 程よいサイズで磨きやすい
- 小型犬ほど歯石は付きにくい
- 個体差が大きい
注意点:
- 標準的なケアでOK
- 個体に合わせた調整
- 奥歯のケアも忘れずに
大型犬の特徴と注意点
特徴:
- 口が大きく、歯も大きい
- 力が強い
- 奥行きが長い
注意点:
- 大きめの歯ブラシが効率的
- 奥歯のケアが重要
- 力の調整に注意
短頭種(パグ、ブルドッグなど)
特徴:
- マズルが短い
- 呼吸器系が弱い場合がある
- 歯並びに特徴がある
注意点:
- 短時間で効率的に
- 呼吸を妨げないよう注意
- 専用の歯ブラシがおすすめ
🎓 よくある質問Q&A
Q: 何歳から歯磨きを始めればいいですか?
A: 乳歯が生えそろう生後3-4ヶ月頃から慣らし始めるのがおすすめです。ただし、最初は口を触ることから始めて、徐々に慣らしていきましょう 👶
Q: 嫌がる犬にはどう対処すればいいですか?
A: 無理は禁物です!まずは口を触ることから始めて、段階的に慣らしていきましょう。どうしても難しい場合は、デンタルガムや飲み水に混ぜるタイプの併用を考えてください 🤝
Q: 歯磨き粉は必要ですか?
A: 必須ではありませんが、あると効果的です。必ず犬用のものを使用してください。人間用は絶対にNGです! ⚠️
Q: 歯石がついてしまったらどうすればいいですか?
A: 軽い歯石なら歯磨きで除去できる場合もありますが、しっかりついてしまった歯石は動物病院での処置が必要です。定期的なチェックを受けましょう 🏥
Q: 歯磨きの後、口をすすがなくても大丈夫ですか?
A: 犬用歯磨き粉であれば、飲み込んでも安全に作られているので大丈夫です。ただし、大量に飲み込まないよう適量を使用してください 💧
🏪 ワンルーク岐阜駅前店からのメッセージ
いかがでしたか?正しい歯磨き方法について詳しくお話しさせていただきました 📖
愛犬の歯の健康は、全身の健康にも大きく関わってきます。歯周病が進行すると、細菌が血流に乗って心臓や腎臓などの臓器に影響を与えることもあるんです 💔
でも、正しい知識と方法で継続的にケアしていけば、愛犬の歯の健康を守ることができます!最初は大変かもしれませんが、慣れてしまえば愛犬とのコミュニケーションタイムにもなりますよ 💕
当店でのサポート
ワンルーク岐阜駅前店では、歯磨きに関するご相談も承っております:
- 歯磨きの実践指導 – 正しい方法をお教えします
- デンタルケア用品の販売 – 愛犬に適した商品をご提案
- 定期的な口腔チェック – トリミング時に歯の状態を確認
- 歯磨きに慣れるためのサポート – 段階的な慣らし方をアドバイス
お気軽にご相談くださいね!スタッフ一同、愛犬の健康をサポートさせていただきます 🏪✨
最後に
歯磨きは一日にして成らず。愛犬のペースに合わせて、焦らずじっくりと取り組んでいくことが大切です。
「今日は前歯だけでも磨けた!」「今日は5秒長く磨けた!」そんな小さな成功を積み重ねていけば、きっと上手にできるようになります 🌟
愛犬の笑顔と健康な歯を守るために、今日からでも始めてみませんか?正しいケアで、愛犬との幸せな時間をより長く過ごしましょう! 🐕💖
皆様のご来店を心よりお待ちしております 🌸
ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ!🐕💖
次回のブログもお楽しみに!🐶💕
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