🐕 犬が自分からクレートに入るようになる!4つのステップで安心空間を作ろう
2025.10.29 BLOG
こんにちは!ONE LUKE 岐阜駅前店です🌟
皆さんは「クレート」を使っていますか?クレートトレーニングって難しそう…と思われがちですが、実は犬にとってクレートは本能的に落ち着ける大切な場所なんです。
当店でも、トリミングやペットホテルをご利用いただく際に、クレートに慣れているワンちゃんはストレスが少なく、安心して過ごせることを日々実感しています✨
今回は、愛犬が自らクレートに入るようになる4つのステップを、ONE LUKE 岐阜駅前店のスタッフの経験も交えながら詳しくご紹介します!
🏠 そもそもクレートって何?なぜ必要なの?
クレートとは、犬用の持ち運びできるケージのことです。周囲が囲まれた箱型の構造になっていて、上部や側面に通気口があります。プラスチック製やソフトタイプなど、様々な種類があります。
「犬を狭い場所に閉じ込めるなんてかわいそう…」と思われる飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。でも実は、犬の祖先であるオオカミは巣穴で暮らしていたため、犬には「狭くて囲まれた空間=安全で落ち着ける場所」という本能が残っているんです🐺
当店のペットホテルでも、クレートトレーニングができているワンちゃんは、初めての環境でも自分のクレートの中で安心して休むことができています。逆に、クレートに慣れていないワンちゃんは、最初は不安そうにしていることが多いんですよね。
クレートが役立つ場面
クレートは日常生活の様々な場面で活躍します:
- 車での移動時: 急ブレーキでも安全を確保できます
- 動物病院への通院: 診察までの待ち時間も落ち着いて過ごせます
- トリミングサロンやペットホテル利用時: 慣れた空間で安心できます
- 災害時の避難: 避難所でもワンちゃんの居場所を確保できます
- 来客時: 興奮しやすいワンちゃんも落ち着けます
- お留守番: 誤飲などの事故を防げます
岐阜は地震や水害のリスクもある地域ですから、いざという時のためにもクレートトレーニングは本当に大切だと、私たちスタッフも感じています。
📝 Step1:おやつで誘導して中に入るよう教える
それでは、具体的なトレーニング方法に入っていきましょう!まずは第一歩、クレートに入ることを「楽しいこと」「良いことがある場所」と教えることから始めます🎵
準備するもの
- クレート(愛犬が中で方向転換できるサイズ)
- 小さく切ったおやつ(たくさん)
- 愛犬の好きなおやつを用意しましょう
具体的な方法
まず、小さく切ったおやつをいくつか手に握ります。このとき、おやつは1cm角程度の小さなものがベスト!大きすぎると食べるのに時間がかかって、トレーニングのテンポが悪くなってしまいます。
握ったおやつを1つずつ与えながら、ゆっくりとクレートに近づいていきます。「おいで〜」と優しく声をかけながら、ワンちゃんがリラックスして近づけるようにしてあげましょう😊
クレートの入り口まで来たら、手の中のおやつをクレート内にパラパラとまきます。最初は入り口のすぐ近く、慣れてきたら少しずつ奥の方へとまく位置を変えていきます。
ONE LUKE 岐阜駅前店での実例
当店でトリミングをご利用いただいているトイプードルのモコちゃん(3歳)の飼い主さんから、こんなお話を伺いました。
「最初はクレートの入り口を見るだけで後ずさりしていたんです。でも、大好きなチーズを入り口に置いたら、恐る恐る食べに来てくれて。それを3日くらい続けたら、自分から中に入ってくれるようになりました!」
そうなんです!無理に押し込もうとすると、クレートが「怖い場所」になってしまいます。ワンちゃんのペースを尊重して、自分から入りたくなるように導いてあげることが大切なんです✨
注意ポイント
絶対にやってはいけないことは、愛犬を無理に押し込むことです!一度でも「クレート=嫌な場所」というイメージがついてしまうと、その後のトレーニングが何倍も大変になってしまいます。
焦らず、愛犬のペースに合わせて進めましょう。1日で入れるようになる子もいれば、1週間かかる子もいます。それぞれの個性を大切にしてあげてくださいね🐶
最終的に、おやつがあればスムーズに奥まで入れるようになればStep1はクリアです!おめでとうございます🎉
🎤 Step2:「ハウス」といいながら中に誘導する
Step1でクレートに入ることに抵抗がなくなったら、次は「ハウス」という合図を教えていきます。この段階では、言葉とクレートに入る行動を結びつけることが目標です!
「ハウス」という言葉を選ぶ理由
「ハウス」という言葉は、短くてはっきりしているので、犬が聞き取りやすく覚えやすい合図なんです。もちろん「クレート」「入って」など、他の言葉でもOKですが、一度決めたら家族全員で統一することが大切です👨👩👧👦
当店でも、預かり時に「ハウス」の合図を使わせていただくことが多いので、ご家庭でも「ハウス」で統一していただくと、ワンちゃんも混乱せずにスムーズです!
具体的な方法
Step1と同じように、おやつを使って愛犬をクレートに誘導します。ただし今度は、おやつをまく前に「ハウス!」と明るい声で言ってから、クレート内におやつをまきます。
この「言葉→行動→ごほうび」の順序がとても重要なんです!これを何度も繰り返すことで、犬は「ハウスと言われたら中に入ると良いことがある」と学習していきます🧠
最初は10回〜20回くらい繰り返すと、だんだんと「ハウス」という言葉だけで反応するようになってきます。おやつをまかなくても、「ハウス」だけでスッと入れるようになったら、大成功です!
成功のコツ
当店のスタッフがお客様にアドバイスする際に必ずお伝えしているのが、「入ったらすぐにほめること」です!タイミングがとても大切なんです⏰
クレートに全身が入った瞬間に「いいこ!」「すごいね!」とほめて、すぐにおやつをあげましょう。このタイミングが遅れると、何に対してほめられているのか、犬が理解できなくなってしまいます。
ONE LUKE 岐阜駅前店でのエピソード
柴犬のハルくん(2歳)は、当店のペットホテルの常連さんです🐕
飼い主さんがお迎えに来られた時、「ハルくん、ハウス!」と声をかけると、サッと自分のクレートに入って、まるで「準備できたよ!」と言っているような表情を見せてくれます。
飼い主さんによると、最初は1週間くらいかけて、毎日10分ずつ練習されたそうです。「今では外出の準備を始めると、自分からクレートで待っているんですよ」と嬉しそうに話してくださいました😊
指示を覚えたあとも、入ったら必ずほめておやつをあげることを続けると、ワンちゃんのモチベーションが保たれて、クレートが好きな場所であり続けます!
🚪 Step3:扉が閉まることに慣れさせる
Step2までで「ハウス」でクレートに入れるようになりましたね!でも、実際にクレートを使う場面では、扉を閉める必要があります。ここからは、扉が閉まることに慣れさせていきましょう。
なぜ扉を閉める練習が必要?
開いた状態のクレートには喜んで入る子でも、扉を閉められると急に不安になって鳴いたり、パニックになったりすることがあります。これは「閉じ込められた!」という恐怖を感じるからなんです😢
だからこそ、「扉が閉まっても大丈夫」「すぐに開くから安心」ということを、少しずつ教えてあげる必要があります。
具体的な方法
「ハウス」の合図でクレートに入ったら、そっと扉を閉めます。このとき、バタン!と音を立てないように注意してください。静かに、優しく閉めることがポイントです🤫
閉めたらすぐに(1秒くらいで)開けます。これを繰り返しながら、徐々に閉めている時間を延ばしていきます。
- 1日目:1秒
- 2日目:3秒
- 3日目:5秒
- 4日目:10秒
- 5日目:30秒
- 6日目:1分
- 7日目:3分
- 8日目:5分
このように、段階的に時間を延ばしていくのがコツです!焦って一気に長くすると、不安になってしまうので注意しましょう。
モチベーションをキープする工夫
扉を閉める練習を続けていると、ワンちゃんが飽きてしまったり、モチベーションが下がったりすることがあります💦
そんなときは、時々「ハウス」の指示と同時に、クレート内におやつをまいてあげましょう!「あれ?今日は特別なおやつがある!」とワンちゃんも喜んで、また頑張ってくれますよ✨
当店でペットホテルをご利用いただく際も、お預かりしたばかりの時は、クレート内に少しだけおやつを入れさせていただくことがあります。慣れない環境でも、大好きなおやつがあると安心してくれるんですよね。
5分間クリアを目指して
最終的に、扉を閉めて5分ほど中で静かにいられるようになれば、Step3はクリアです!🎊
ここでの注意点は、扉を閉めている間は愛犬を刺激しないことです。おやつを追加であげたり、「大丈夫?」とのぞきこんだりすると、かえって落ち着けなくなってしまいます。
落ち着いた口調で「いいこだね」と声をかける程度にして、あとは普通に過ごしましょう。飼い主さんが平常心でいることで、「扉が閉まっても特別なことじゃないんだな」と犬も理解してくれます。
ONE LUKE 岐阜駅前店での観察
当店でトリミングをご利用いただく際、クレートトレーニングができている子とそうでない子では、待機時間の様子が全然違います。
トレーニングができている子は、クレートの中でスヤスヤ寝ていたり、おもちゃで遊んでいたり、とてもリラックスしています😴
一方、慣れていない子は最初は不安そうにしていることも。でも、当店スタッフが優しく声をかけながら少しずつ慣れてもらうことで、次回以降は落ち着いて過ごせるようになっていきます。
⏰ Step4:中で長時間過ごすことに慣れさせる
いよいよ最終ステップです!ここまで来たら、もうゴールは目の前ですよ🏁
Step3で5分間クレートに入っていられるようになったら、次は長時間過ごす練習です。これができるようになると、お留守番や移動、ペットホテルなど、様々な場面で本当に便利になります!
具体的な方法
「ハウス」の合図でクレートに入ったら扉を閉め、2時間ほどそのままにします。「え、いきなり2時間!?」と驚かれるかもしれませんが、Step3までしっかりできていれば、意外とすんなりいくことが多いんです😊
ただし、いくつか大切なポイントがあります!
飼い主さんは同じ部屋で過ごす
最初のうちは、飼い主さんも同じ部屋で過ごすようにしましょう。完全に別の部屋に行ってしまうと、「置いていかれた!」という分離不安を感じてしまう可能性があります。
リビングでクレートトレーニングをしているなら、飼い主さんも普通にリビングでテレビを見たり、読書をしたり、普段通りに過ごしてください📺
遠巻きに愛犬の様子をチラッと確認する程度で、特別な注目は与えないのがコツです。「あなたがクレートにいるのは普通のことだよ」というメッセージを伝えるイメージですね。
途中で鳴いても無視する
これが一番難しいポイントかもしれません。途中で愛犬が「クーン」「ワンワン!」と鳴いても、無視してください🙈
「かわいそう…」と思って扉を開けてしまうと、「鳴けば出してもらえる」と学習してしまいます。すると、今後ずっと鳴き続けるようになってしまうんです。
心を鬼にして、静かになるまで待ちましょう。静かになったタイミングで「いいこだね」とほめて、扉を開けてあげます。これで「静かにしていたら出られる」と学習してくれます✨
ONE LUKE 岐阜駅前店での経験談
当店のペットホテルでは、初めてお泊まりされるワンちゃんには特に注意を払っています。
チワワのココちゃん(1歳)は、初めてのお泊まりのとき、最初の30分ほどクンクン鳴いていました。でも、スタッフは優しく見守るだけで、特別な対応はせず。すると自然と落ち着いて、その後はすやすや眠っていました💤
翌朝、飼い主さんがお迎えに来られたとき、「夜泣きしませんでしたか?」と心配そうに聞かれました。最初だけ少し鳴いたことをお伝えすると、「家でも同じでした!でも鳴いても出さないようにしたら、今では静かに寝てくれるようになったんです」と話してくださいました。
この一貫性が本当に大切なんですよね。
長時間トレーニングのコツ
2時間の練習をする際は、事前にお散歩や遊びで十分に運動させておくと良いですよ🎾
疲れているワンちゃんは自然と寝てしまうので、クレートの中でも落ち着いて休むことができます。
また、クレートの中に水を入れた容器を設置しておくことも忘れずに!長時間になりますから、いつでも水分補給できるようにしてあげましょう💧
クレート内を快適にする工夫
長時間過ごすなら、クレート内を快適にしてあげることも大切です。
- お気に入りの毛布やタオルを敷く
- 噛んでも安全なおもちゃを入れる
- 夏場は通気性を確保する
- 冬場は暖かくする(ただし、温めすぎに注意)
当店でも、ペットホテルご利用時には、飼い主さんのにおいがついたタオルや、普段使っているおもちゃをお持ちいただくことをおすすめしています。慣れたにおいや物があると、ワンちゃんも安心できるんです😌
2時間クリアできたら完成!
2時間静かに過ごせるようになったら、クレートトレーニングは完成です!本当におめでとうございます🎉🎉🎉
ここまでできるようになれば、車での長距離移動も、ペットホテルでのお泊まりも、災害時の避難も、自信を持って対応できます。
🌟 クレートトレーニングで広がる可能性
クレートトレーニングができると、愛犬との生活がぐっと便利になります!ONE LUKE 岐阜駅前店でも、クレートに慣れているワンちゃんは、様々な場面でメリットを感じられます。
トリミング時のストレス軽減
当店でトリミングをご利用いただく際、クレートトレーニングができているワンちゃんは、待機時間を落ち着いて過ごせます✂️
他のワンちゃんの声や、ドライヤーの音など、サロンには様々な刺激があります。でも、自分のクレートという「安全基地」があれば、そうした刺激も気にせずリラックスできるんです。
ペットホテルでの安心感
ペットホテルでのお泊まりは、どんなに環境を整えても、ワンちゃんにとっては非日常です🏨
でも、クレートという「いつもの場所」があることで、「ここは安心できる場所だ」と感じられます。実際に、クレートトレーニングができているワンちゃんは、初日から食欲もしっかりあり、よく眠れることが多いんです。
災害時の備え
岐阜は南海トラフ地震の想定地域でもあります。もし避難が必要になった場合、避難所ではクレートでの管理が求められることがほとんどです🏘️
普段からクレートに慣れていれば、緊急時でも愛犬のストレスを最小限にできます。これは本当に大切な備えだと、私たちは考えています。
車での移動が快適に
岐阜から名古屋や京都へのお出かけ、実家への帰省など、車での移動機会も多いですよね🚗
クレートに入っていれば、急ブレーキや事故の際も愛犬の安全を守れます。また、運転中に動き回る心配もなく、飼い主さんも安心して運転できます。
💡 よくある質問とONE LUKE 岐阜駅前店からのアドバイス
これまで多くの飼い主さんからいただいた質問と、当店スタッフからのアドバイスをまとめました!
Q1:何歳から始めればいいの?
A:子犬のうちから始めるのがベストですが、成犬からでも全く問題ありません!当店のお客様でも、シニア犬になってからトレーニングを始めて成功された方もいらっしゃいます。ただ、若いうちの方が柔軟性があるので、スムーズに進むことが多いですね😊
Q2:どのくらいの期間がかかりますか?
A:個体差がとても大きいです。1週間でマスターする子もいれば、1ヶ月かかる子もいます。大切なのは、愛犬のペースに合わせること。焦らず、楽しみながら進めてくださいね🐕
Q3:クレートのサイズはどう選ぶ?
A:中で方向転換ができて、立った状態で頭が天井につかないサイズが理想です。大きすぎると落ち着きませんし、小さすぎると窮屈です。当店でも様々なサイズのクレートを拝見しますが、ぴったりサイズが一番ワンちゃんが落ち着いていますよ📏
Q4:夜寝るときもクレートに入れるべき?
A:これは飼い主さんの方針次第ですが、クレートで寝る習慣があると、旅行先でも落ち着いて眠れるというメリットがあります。ただ、無理に入れる必要はありません。日中のお留守番や移動時に使えれば十分です🌙
🎯 まとめ:ONE LUKE 岐阜駅前店がクレートトレーニングをおすすめする理由
クレートトレーニングは、愛犬の安全と安心を守るための、とても大切なしつけです。
私たちONE LUKE 岐阜駅前店では、日々たくさんのワンちゃんをお預かりする中で、クレートトレーニングの重要性を実感しています。トリミングでもペットホテルでも、クレートに慣れているワンちゃんは明らかにストレスが少なく、リラックスして過ごせているんです✨
4つのステップを踏んで、焦らず、愛犬のペースに合わせて進めてください:
- おやつで誘導して中に入るよう教える
- 「ハウス」という合図を覚えさせる
- 扉が閉まることに慣れさせる
- 長時間過ごすことに慣れさせる
このトレーニングは、愛犬への愛情表現の一つです💕
万が一の災害時、突然の通院、楽しい旅行。どんな場面でも、愛犬が安心していられる場所があることは、飼い主さんにとっても心強いはずです。
岐阜市エリアで、ペットのトリミングやペットホテルをお探しの際は、ぜひONE LUKE 岐阜駅前店にお任せください!クレートトレーニングに関するご相談も、いつでも大歓迎です😊
皆様の大切なワンちゃんが、クレートを「自分だけの特別な場所」として好きになってくれますように🏠🐶

営業時間:9:00~20:00
住所:〒500-8864 岐阜県岐阜市真砂町12丁目6−1 ロロノアビル1階
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