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【ペットホテル】夜鳴きする犬は預けられる?事前対策のコツ

2026.08.04 BLOG

愛犬の夜鳴きを理由にペットホテルを諦めない

【この記事のポイント】

夜鳴きする犬でも、事前の慣らしとホテル側の環境次第で、安全に預けられます。

「鳴きやすい性格」そのものを責めるのではなく、原因(不安・環境・習慣)を分解して対策することが現実的です。

予約前の時点で、「夜間のスタッフ有無」「防音」「夜鳴き時の対応」を必ず確認すれば、他の飼い主さんへの迷惑も最小限にできます。

今日のおさらい:要点3つ

  • 夜鳴きする犬でもペットホテルは利用可能だが、「何もしないで預ける」のはNG
  • 事前1〜3週間の慣らしと、おうちでの”夜ルーティン調整”が、そのまま夜鳴き対策になる
  • 「24時間スタッフ常駐」「夜鳴き対応経験あり」のホテルを選べば、飼い主も他の利用者も安心しやすい

この記事の結論

一言で言うと、夜鳴きのまま預けないことが重要です。

最も大切なのは、不安を減らす事前準備とホテルの体制が揃っていることです。

失敗しないためには、愛犬の夜鳴きパターンを細かく伝え、対応できるホテルに限定することが必須です。

夜鳴きする犬をそのまま預けるとどうなる?

夜鳴きが起きやすい典型パターン

夜鳴きは単なる「癖」ではなく、多くの場合は次のような要因が重なっています。

  • 飼い主と離れることへの不安(分離不安に近い状態)
  • 知らない場所・音・匂いへの警戒
  • 就寝前のルーティン(甘え・抱っこ・一緒に寝る)が習慣化している
  • 日中の運動不足で、体力が余っている

正直なところ、「普段は問題ないけど、旅行前だけ甘えさせ過ぎて前日から一緒に寝てしまう」というのは本当によくあるのが現実です。その結果、「いつもと違う夜」が連続してしまい、ペットホテルに預けた当日だけ一気に不安が爆発する、という流れになりがちです。

実体験1:初めてのペットホテルで夜中に鳴き続けたケース

以前、友人の犬(小型犬)と一緒にペットホテルの見学から付き添ったことがあります。その子は普段から、「夜は必ず飼い主さんの布団の横で寝る」習慣があり、夜中に目が覚めると、飼い主の気配を確かめてまた寝る、というルーティンでした。

初めてのペットホテル当日は、チェックインまでは落ち着いていたものの、夜になるとスタッフさんから「少し鳴きやすいので、落ち着くまで見守っています」と連絡が入ったそうです。翌朝引き取りに行ったとき、スタッフさんはこう教えてくれました。

スタッフ 「最初の30分くらいは、部屋を見渡しながらキュンキュン鳴いていました。でも、飼い主さんのタオルをケージに入れてあげたら、少しずつ匂いを嗅いで、寝る体勢に入ってくれました。」

このとき、飼い主さんが「普段の寝る位置」「夜中に起きる時間帯」「好きな毛布」まで細かく伝えていたことが、夜鳴きの”初回ダメージ”を小さくしてくれたと感じました。

何が一番問題になるのか

夜鳴きそのものより問題なのは、次の3つです。

  • 何が原因で鳴いているか、ホテル側が把握できていない
  • 飼い主が「鳴くかもしれません」と伝えていない
  • 夜間に誰も様子を見ない(夜間無人)

「夜鳴きするかしないか」は犬の性格もありますが、「情報共有」と「体制」でリカバリーできる部分が大きいです。逆に言えば、事前に何も伝えず、24時間体制でないホテルに預けるのは、飼い主の不安も、他の犬への負担も、かなり大きくなってしまいます。

ペットホテル選び:夜鳴きする犬が見るべきポイント

現場の声:夜鳴きしやすい子を預かるとき

夜鳴きする犬を日常的に預かっているホテルやトレーナーは、次のような工夫をしています。

飼い主 「うちの子、夜中に一度起きるとしばらく鳴いてしまって…」

ホテルスタッフ 「正直なところ、そういう子は珍しくないです。うちは夜間もスタッフが交代で見回りをして、落ち着かせる声かけや、場合によってはケージの位置を変えるなどしています。」

飼い主 「他のワンちゃんの迷惑にならないか心配で…」

スタッフ 「完全防音ではないので全く聞こえないわけではありませんが、夜は照明を落として全体的に静かにするので、みんな徐々に落ち着くことが多いですね。」

実は、現場側も「夜鳴き経験ゼロの犬」だけを預かっているわけではありません。だからこそ、「過去に夜鳴きする子を預かったことがあるか」「どんな対応をしているか」を率直に質問することが、ホテル選びのリアルな基準になります。

チェックリスト:夜鳴きする犬向けホテルの条件

問い合わせ時に、最低限次の7項目は確認したいところです。

  1. 24時間スタッフ常駐か(夜間無人でないか)
  2. 夜間も見回り・見守りがあるか
  3. ケージか個室か、防音・仕切りの程度はどうか
  4. 夜鳴きする犬を預かった経験があるか
  5. 夜鳴きした際の対応ルール(放置せず、落ち着かせる工夫をしているか)
  6. 夜間でも緊急連絡をくれるか(電話・LINEなど)
  7. 口コミに「夜中うるさかった」「放置されていた」といった声がないか

ケースによりますが、特に分離不安が強い子・シニア犬・環境変化に弱い子は、「24時間スタッフ常駐+個室または半個室」を優先した方が安全です。よくあるのが、「日中の設備写真だけを見て決めてしまい、夜の体制まで確認していなかった」という失敗なので、夜鳴きしやすい子ほど”夜の情報”に注目してください。

ケージタイプか個室タイプか、どちらを選ぶ?

ケージタイプ

メリット:料金が比較的安い、他の犬と完全に仕切れる、安全性が高い

デメリット:他の犬の声が聞こえやすい、夜鳴きが連鎖しやすい

個室タイプ

メリット:音・光が抑えられ、落ち着きやすい、夜鳴きしても響きにくい

デメリット:料金が高め、部屋が空いていないと予約しづらい

正直なところ、予算との兼ね合いは避けて通れません。夜鳴きが普段から頻繁で、「絶対に他の犬に迷惑をかけたくない」と感じているなら、可能な範囲で個室タイプ、あるいは防音に近い構造のホテルを優先した方が、飼い主自身の安心感も違います。

家でできる夜鳴き対策:預ける1〜3週間前から始める

実体験2:夜ルーティンを変えたら夜鳴きが減った話

別の飼い主さん(中型犬)の話です。その家では、もともと「寝る直前までソファで一緒にテレビを見て、最後に撫でながら寝かしつける」習慣がありました。

ペットホテルを予約したタイミングで、「このまま夜だけ急に離れるのは怖い」と感じ、1週間ほど前から次のようなルーティンに変えたそうです。

  • 就寝30分前から、犬は自分のベッドスペースへ
  • 10分だけ撫でたら、あとは声だけかけて人間は別の部屋へ
  • 初日は数分鳴いたが、3日目には自分からベッドで丸くなるように

飼い主さんは、「最初は半信半疑だったけど、ペットホテルから戻ってきた後も、このルーティンなら夜の”構って攻撃”が減った」と話していました。生活の中の小さなルール変更が、そのまま夜鳴き対策になり、その後の生活も少し楽になる──そんな現場の変化でした。

ステップ1:夜の”ギャップ”を小さくする

ペットホテルの夜と、自宅の夜との差が大きいほど、犬にとっては不安になります。次のようなポイントを意識すると、そのギャップを小さくできます。

  • 就寝前の「抱っこ・ベッタリ」を少しずつ減らす
  • 自分のベッド(クレート・マット)で寝る習慣をつける
  • 夜中に起きても、すぐには構わず、少し様子を見る時間を伸ばす

実は、「今は可哀想に思えても、預ける前に少しだけ距離をつくる」ことが、当日の不安を減らす一番の準備になることも多いです。もちろん、急に冷たくする必要はありません。あくまで、安心して一人で眠れる時間を少しずつ増やすイメージです。

ステップ2:クレート・ケージに慣らす

ペットホテルでは、ケージ・クレート・個室など、いずれにせよ”限られた空間”で寝ることになります。そのため、自宅でも次のようなクレート慣れをしておくとスムーズです。

  • 日中、クレートの中でおやつをあげる(良いイメージ付け)
  • ドアを閉めずに、自由に出入りできる状態から始める
  • 慣れてきたら、短時間だけドアを閉めて、落ち着いていられたら褒める

「クレート=閉じ込められる場所」ではなく、「落ち着ける自分の部屋」という認識になれば、ペットホテルのケージや個室にも馴染みやすくなります。ケースによりますが、1〜2週間の練習でも、夜の不安感がかなり変わることがあります。

事前にホテルへ伝えるべき「夜鳴き情報」

伝えるほど安心になる3つの情報

夜鳴きする犬を預けるとき、以下の3つは必ず伝えておきたい情報です。

  • 夜鳴きのタイミング:寝る前/深夜2〜3時/朝方など
  • 夜鳴きの理由として思い当たること:トイレ/物音/飼い主の不在/空腹など
  • 鳴いたときに、家ではどう対応しているか:声をかける/撫でる/別の部屋に移動するなど

ホテル側は、この情報をもとに「どの位置にケージを置くか」「どの時間帯に見回りを増やすか」など、現場のオペレーションを調整しています。正直なところ、何も伝えずに「夜鳴きしたらどうしますか?」とだけ聞かれるより、「こういうときに鳴きがちで、家ではこうしています」と教えてもらえた方が、ずっと対応しやすいのです。

よくある失敗:黙って預ける

よくあるのが、「言いづらくて夜鳴きのことを伝えなかった」「うちの子に限ってそこまで鳴かないだろうと楽観視してしまった」というパターンです。

結果的に、ホテルから「夜鳴きが続いたので、次回のご利用はご相談させてください」と言われてしまい、飼い主自身もショックを受ける──そんなケースも珍しくありません。

伝えることは恥ずかしいことではなく、「ホテルと一緒に対策するための前提条件」と捉えた方が、長い目で見ると愛犬のためにもなります。

よくある質問

Q1. 夜鳴きする犬でも、初回からお泊まりできますか?

A1. できますが、1泊目の負担を減らすために、事前に「半日預かり」や「日帰り預かり」で慣らしてから本番のお泊まりに進むと、失敗しにくくなります。

Q2. 何泊までなら夜鳴きしやすい犬でも大丈夫ですか?

A2. ケースによりますが、初回は1〜2泊に抑え、様子を見てから3泊以上の利用を検討する方が、犬・ホテル・飼い主の三者にとって安心です。

Q3. 夜鳴きがひどい場合、ペットホテルから断られることはありますか?

A3. あります。特に夜間無人のホテルでは、長時間の夜鳴きに対応できないため、事前に「かなり鳴きやすい」と伝えると、別の選択肢(個室・別施設)を提案されることもあります。

Q4. 防音がしっかりしたホテルなら、夜鳴きしても大丈夫ですか?

A4. 防音は大きな安心材料ですが、犬自身が不安で鳴き続けている状態は望ましくないため、「防音だからOK」ではなく、夜鳴きの原因にアプローチする準備も必要です。

Q5. 夜鳴き対策として、睡眠薬や鎮静剤を使うべきですか?

A5. 獣医の指示なしに自己判断で薬を使うのは避けるべきです。どうしても不安が強い場合は、かかりつけ医に相談し、必要性とリスクを十分に話し合ってください。

Q6. 夜鳴きする犬は、ペットホテルより知人宅の方が合っていますか?

A6. 人の出入りが少なく落ち着いた環境なら知人宅も選択肢ですが、「犬に慣れていない」「夜間対応に慣れていない」と別のリスクもあるため、慣れたスタッフがいるホテルの方が安全なケースも多いです。

Q7. 夜鳴きが心配で、旅行自体を諦めるべきでしょうか?

A7. 必ずしも諦める必要はありません。準備期間を1〜3週間とって練習し、短期のお泊まりから始めれば、「預けられるパターン」を少しずつ作っていくことが可能です。

Q8. 他の犬の夜鳴きがうちの子に移ることはありますか?

A8. あります。特にケージタイプで距離が近い場合、1頭が鳴き始めると連鎖することがあります。防音性や仕切りのあるホテルを選ぶことで、このリスクは下げられます。

Q9. 連休や繁忙期に預けるのは避けた方がいいですか?

A9. 繁忙期は犬の頭数が増え、全体的に興奮しやすくなるため、夜鳴きの連鎖も起きやすい傾向があります。初回は可能なら平日やオフシーズンを選ぶと安心です。

まとめ

夜鳴きする犬でもペットホテルは利用できるが、「事前準備ゼロで預ける」のは避けます。

夜鳴きの原因を分けて考え、「夜のルーティン調整」「クレート慣れ」「慣らし預かり」で、1〜3週間かけて不安を減らしていきます。

ホテル選びでは、「24時間スタッフ常駐」「夜鳴き対応の経験とルール」「ケージ・個室・防音の程度」を必ず確認します。

情報を隠すのではなく、夜鳴きのパターンを細かく伝えることで、ホテルと一緒に対策を組んでいくことが大切です。


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