愛犬を守る!夏の雷・花火シーズン到来🐕🎆⚡音恐怖症への完全対策ガイド
2025.06.04 BLOG

こんにちは!岐阜市のペットサロン・ペットホテル ONELUKE(ワンルーク)です🐾
梅雨から夏にかけて、雷や花火、お祭りなどのイベントが増えるこの季節。
ご家族にとっては楽しいシーズンですが、愛犬たちにとっては大きな不安やストレスの原因になることがあります。特に突然の大きな音に敏感な犬たちは、この時期を恐怖と共に過ごしているかもしれません。😢
今回は、夏の雷や花火などの大きな音を怖がる愛犬への対処法と、特に隠れて出てこなくなってしまった場合の対応方法について、当サロンでの経験と専門知識をもとにご紹介します。音恐怖症(音に対する恐怖反応)でお悩みのオーナー様、ぜひ参考にしてください!🙏
🔊 なぜ犬は雷や花火の音を怖がるの?
まず、なぜ犬たちがこれらの音に敏感なのかを理解することが大切です。
犬の優れた聴覚 👂
人間の聴覚範囲が約20Hz~20,000Hzなのに対し、犬は約15Hz~65,000Hzと、はるかに広い範囲の音を聞き取ることができます。つまり、私たちには聞こえない高周波音も聞こえていて、雷や花火の音は私たちが感じる以上に大きく鋭い音として犬には届いているのです!😱
予測できない突然の音 ⚡
雷や花火は「いつ鳴るか分からない」「突然大きな音がする」という特徴があります。予測できないことが、犬の不安や恐怖を増幅させる大きな要因になっています。
過去のトラウマ体験 🚫
過去に大きな音と何か怖い経験が結びついたトラウマがある場合、その後の同様の音に対して強い恐怖反応を示すことがあります。
😨 音恐怖症の兆候 – 愛犬が出すSOSサイン
音恐怖症の犬たちは、様々な形で不安や恐怖のサインを出します。以下のような行動が見られたら、愛犬が音に怖がっているサインかもしれません。
身体的なサイン
- 尻尾を下げる、または脚の間に挟む 🐕
- 耳を後ろに倒す
- 体を小さく丸める
- 震える、震動する
- パンティング(ハァハァと速い呼吸)
- よだれが増える
- 瞳孔が開く
行動的なサイン
- 隠れようとする 🙈
- じっと動かなくなる
- 落ち着きなく歩き回る
- しつこくまとわりつく
- 不安そうに鳴く、吠える 🐶
- 部屋から部屋へと逃げ回る
- ドアや窓を引っ掻く
- 破壊行動(噛む、引っ掻くなど)
生理的なサイン
- 突然の嘔吐 🤢
- 下痢
- 食欲不振
- 過剰な水分摂取
- 室内での排泄事故
これらのサインを見逃さず、早めの対策を取ることが大切です!
🛠 雷・花火シーズンの事前対策
1️⃣ 安全な避難場所を用意する
愛犬が安心できる「避難場所」を事前に用意しておきましょう。
- クレート(ケージ)にお気に入りのおもちゃやブランケットを入れる 🧸
- クレートに厚手のタオルやブランケットをかぶせて防音効果を高める
- クローゼットやバスルームなど、自然と犬が隠れたがる場所を安全に整える
- 普段から避難場所で良い経験をさせておく(おやつを与えるなど)
2️⃣ 脱走防止対策
雷や花火の音でパニックになり、脱走してしまう犬も少なくありません。以下の対策を必ず行いましょう。
- マイクロチップの装着と登録情報の更新 💉
- 首輪に連絡先を記載したタグを付ける 🏷️
- 出入口のドアや窓の確認と施錠
- 庭がある場合はフェンスの破損がないか確認
3️⃣ 音に対する脱感作トレーニング
時間に余裕がある場合は、音に対する「脱感作トレーニング」を行うこともおすすめです。
- 雷や花火の音源を用意する(YouTube動画など)🎧
- 非常に小さな音量から始める
- リラックスした状態で音を短時間聞かせる
- おやつや遊びなど、楽しい経験と結びつける 🦴
- 犬が落ち着いていれば、徐々に音量を上げていく
- 常に犬の様子を観察し、ストレスサインが出たら音量を下げる
※このトレーニングは時間をかけて少しずつ行うことが重要です。焦らず、愛犬のペースに合わせましょう。
📋 雷・花火が鳴っている最中の対処法
事前の対策をしていても、実際に雷や花火が鳴り始めると愛犬が怖がることもあります。そんなときの対処法をご紹介します。
1️⃣ 環境を整える
防音対策
- 窓やカーテンを閉める 🪟
- エアコンや扇風機をつけて外の音をマスクする
- テレビやラジオ、クラシック音楽などの穏やかな音を流す 🎵
- ホワイトノイズマシンの使用も効果的
静電気対策(特に雷の場合)
- 静電気防止の洋服を着せる 👕
- バスルームや車内など静電気が伝わりにくい場所に移動する
- 愛犬の体を優しくタオルでなでる
2️⃣ 飼い主の接し方
愛犬が人と一緒にいたい場合
- そばに寄り添う(抱きしめすぎない)
- 普段と変わらない態度で接する(過剰に心配する様子を見せない)
- 穏やかな声で話しかける 💬
- 愛犬の好きな遊びやコマンドで気を紛らわせる
愛犬が一人でいたい場合
- 避難場所へのアクセスを確保する
- そっと見守る
- 無理に引き出さない
- 避難場所の近くで普段通りの行動をとる
3️⃣ 補助グッズの活用
近年、音恐怖症の犬を助けるさまざまなグッズが開発されています。
- サンダーシャツ(圧迫感で安心感を与える特殊な洋服)👕
- カームカラー(フェロモンを放出する首輪)
- 耳栓(犬用の防音イヤーマフ)
- アロマテラピー(ラベンダーなどのリラックス効果のある精油)🌿
- CBD製品(獣医師と相談の上で使用)
🙈 隠れて出てこない犬への対応
特に恐怖を強く感じている犬は、安全な場所に隠れて出てこなくなることがあります。このような場合の対応方法をご紹介します。
✅ やるべきこと
- 犬の選んだ隠れ場所を尊重する
- 隠れ場所の周りの環境を静かに保つ
- 水や食べ物を隠れ場所の近くに置く 🥣
- 普段通りの行動をとり、平常を装う
- 必要に応じて隠れ場所に防音対策を施す
- 音が鳴り止むまで根気強く待つ
❌ やってはいけないこと
- 強引に引きずり出す
- 大声で叱る
- パニックになっている犬を抱きしめる
- 「大丈夫だよ」と過剰に声をかけ続ける
- 隠れ場所をふさぐ
犬が自ら出てきたときは、過剰に褒めたり大騒ぎしたりせず、さりげなく普通に接することがポイントです。
👨⚕️ 獣医師の助けを借りるタイミング
以下のような場合は、獣医師や行動診療の専門家に相談することをおすすめします。
- 怖がる程度が重度で、自分を傷つける恐れがある
- 恐怖症が悪化している
- 食欲不振や消化器症状が続く
- 日常生活に支障をきたすレベル
- 自宅での対策だけでは改善しない
獣医師は場合によって、以下のような提案をすることがあります。
- 行動療法のアドバイス
- 抗不安薬の処方 💊
- サプリメントの推奨
- 専門の動物行動学者の紹介
🐾 まとめ:愛犬の音恐怖症を乗り越えるために
音恐怖症は、適切なケアと対応で徐々に改善できることがあります。ただし、すぐに治るものではなく、長期的な視点で取り組むことが大切です。
ポイント
- 愛犬の恐怖は「わがまま」ではなく、真の恐怖であることを理解する ❤️
- 事前の準備と環境整備を怠らない
- 犬の行動を尊重し、無理強いしない
- 必要に応じて専門家の助けを借りる
- 焦らず、愛犬のペースに合わせる
ONELUKEでは、トリミングやペットホテルサービスを通じて、愛犬との快適な生活をサポートしています。雷や花火の季節に限らず、愛犬のケアでお悩みのことがあれば、いつでもご相談ください。
愛犬と安心して夏を過ごせますように!🐕✨
次回のブログもお楽しみに!🐶💕
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